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北の大地や東北の鉄路で活躍した鉄道車両が対面した。42年前に引退し、千葉県内の個人宅で保存されて... 北の大地や東北の鉄路で活躍した鉄道車両が対面した。42年前に引退し、千葉県内の個人宅で保存されてきた蒸気機関車D51が、茨城県筑西市内の施設に譲り渡され15日から一般公開された。隣には3年前引退した寝台特急「北斗星」が並ぶ。東京・上野―札幌間を往復した車両とのツーショットだ。 D51は1944年製で旧国鉄で宇都宮機関区に配属された。東北線などで活躍した後、北海道・旭川機関区へ。76年廃車になった。 90トンを超える車両は、台車と運転台、炭水車に3分割。8日深夜から70キロを特殊トレーラーで運ばれ、十数人がかりで組み立てた。公開する筑西市の観光施設「ザ・ヒロサワ・シティ」は、鉄道文化の保存に取り組んでおり、保存車両はD51で10車両目になる。(吉井亨)
2018/10/16 リンク