福岡：離脱希望組員を支援、宿泊費など　４月から新制度 | 毎日新聞

福岡：離脱希望組員を支援、宿泊費など　４月から新制度 | 毎日新聞

福岡県と県警は４月から、暴力団からの離脱を希望する組員に避難先の宿泊費や、県外で就職面接を受ける...概要を表示 福岡県と県警は４月から、暴力団からの離脱を希望する組員に避難先の宿泊費や、県外で就職面接を受ける際の交通費などを支給する新制度を導入する。金銭的な理由で暴力団から抜けられない組員を支援して社会復帰を促すのが狙いで、全国的にも珍しいという。新年度予算案に約４２０万円を盛り込んだ。 県警によると、組から離脱する意向がありながらも、所持金がなく頼れる親族がいないために、組織からの報復を恐れて離脱を思いとどまる組員は多数いるという。 新制度では、離脱支援を申し出てきた組員に対し、県警は暴力団離脱の意思や県外への避難の必要性などを確認。必要に応じて、組織の報復から逃れるための宿泊費や、企業面接を受けるための旅費や滞在費などを１人当たり２０万円前後をめどに支給する。