注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
第1回は『離人小説集』(幻戯書房)が書かれたきっかけ、第2回はその中に収められた短編「既視」「丘の... 第1回は『離人小説集』(幻戯書房)が書かれたきっかけ、第2回はその中に収められた短編「既視」「丘の上の義足」「ガス燈ソナタ」についてお話をうかがいました。 第3回は、フェルナンド・ペソアに材をとった「無人の劇場」、原一馬という謎の作家による「アデマの冬」、アントナン・アルトーが主人公の「風の狂馬」の3作品。作中に登場する作家たちや、そのイメージについて語っていただきました。(丸黄うりほ) ペソアとソアレスを作中で出会わせて、会話させたかった ——次は「無人の劇場」です。フェルナンド・ペソアが出てくるのですが、これはこの小説集の鍵となる重要作品だと思います。 鈴木創士さん(以下、鈴木) これは、小説の中に登場する人物が、ペソアが創造した人物なんです。ベルナルド・ソアレスっていって、それはペソアの異名なんですが、この小説では別の人間として書いています。 で、ほんとは無理なシチュエーションなん
2020/06/10 リンク