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年金をめぐる与野党の茶番 国民が受け取る年金額を減らす「マクロ経済スライド」強化や、GPIF(年金積立... 年金をめぐる与野党の茶番 国民が受け取る年金額を減らす「マクロ経済スライド」強化や、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の組織見直しを盛り込んだ「国民年金法等改正案」(以下、年金法案)を巡って、与野党が茶番を繰り広げている。 政府・与党が、将来の年金額激減のリスクを伏せて、「制度の持続」に必要な改正だと虚ろな大義を掲げれば、対する野党は、年金の世代間の公平を無視。同法を「年金カット法案」と呼び、受給者の不安を煽る、という具合だ。客観的に見れば、双方が無責任な我田引水の議論をしていることは明らかだろう。 むしろ、歴代政権がこれまで約束してきた「十分な額」の年金を放棄する以外に、「年金」制度を維持する方策がないことを率直に情報開示すべきである。そして、老後の暮らしを守るために自助努力する必要性が増している事実を明らかにすることこそ、国政を担う政治家に期待される役割ではないだろうか。 日本
2016/11/22 リンク