【せたな】ブレード（羽根）の破損で２０１８年１２月から運用を停止していた国内初の洋上風車「風海鳥（かざみどり）」２号機の修理が終わり、再稼働した。 風海鳥は０４年、旧瀬棚町が瀬棚港の沖合約７００メートルの地点に２基設置。総出力は計１２００キロワット。２号機は長さ約２３メートルのブレード３枚のうち、１枚の先端部分が折れ、運用を停止していた。落雷が原因とみられる。

【知内】全道一のニラ生産量を誇る渡島管内知内町で、「一番ニラ」の収穫作業が本格化している。 収穫は年明けから始まった。同町のニラは「北の華（はな）」のブランドで知られ、とりわけ、冬に休眠させた株から最初に芽吹く「一番ニラ」は葉が柔らかく、甘みがあるのが特長だ。

函館の若手漁業者５人が市民に地元の漁業の情報を発信し、前浜で水揚げした水産物を地元で直売する「ハコダテフィッシャーマンズマルシェ」を立ち上げた。会員制交流サイト（ＳＮＳ）を通じて漁業の素晴らしさ、かっこよさをＰＲし、顔が見えるマルシェなどを通じて函館の漁業を盛り上げていく考えだ。 函館市漁協宇賀地区青年部長の熊木祥哲（よしのり）さん（４０）が商業施設シエスタハコダテにあるＧスクエアの意見箱に「漁師の人たちが協力できるイベントをしてほしい。西部地区の漁師」と匿名で投書を寄せたのがきっかけだ。昨年、若手農家による「ハコダテファーマーズマルシェ」を開いたシエスタハコダテ責任者の岡本啓吾さんが投書を読み、「これを書いた人に会いたい」と熊木さんを探し出し、２人で語り合った。

市立函館保健所は１３日、函館市内で新たに１０人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染経路不明は９人で過去最多。市内での感染確認は累計２３７人となった。 同保健所によると、新たに感染が分かったのは年代・性別非公表の１人、年代非公表の男女３人、２０～８０代の男性４人、２０代と５０代女性の２人。このうち２０代男性はすでに感染が判明している市内患者の濃厚接触者。 いずれも、１２日に市衛生試験所または市内医療機関でのＰＣＲ検査で陽性を確認。８０代男性１人が中等症、９人は軽症で会話可能。海外渡航歴や流行地への旅行歴はなく、市内医療機関に入院または市内宿泊療養施設への入所を調整中。濃厚接触者は現在調査している。