2025-09-13

今まで読んできた漫画の展開で一番度肝を抜かれたのって、やっぱり天秤座聖闘士である老子がただの包皮で中から本体が出てきたってやつだな。

あのシーンを超えるインパクトなんて、いまだかつて見たことがない。初めてページをめくった瞬間、目玉が飛び出るかと思ったぜ。

包皮──そんなグロテスク表現で宙ぶらりんにされた後、一転して本体ヌルリと姿を現すときの“生理的衝撃”!あれはただの衝撃ではない、魂をかき乱されるような不協和音だ(一部誇張表現を含む)。

しかも聖域の守護者でありながら、その正体がまさかの──というギャップの振れ幅。哲学者でもある老子が、内側に秘めた真の“自己”を露わにするカタルシスは、まるで存在論教科書が裏返しに燃え上がるような感覚だった。獅子座牡牛座の連中がド派手な必殺技を繰り出すたびに「うおっ」とはなるけれど、身体のものから“もう一人の自分”が飛び出してくる演出は、次元を超えた異次元サプライズ

そいつはただの演出に留まらず、「アイデンティティとは何か?」という根源的な問いを読者に叩きつけてくる。気づけば、自分の胸の内にも隠し持っている“もう一人の自分”を探し始めている自分がいた。漫画という娯楽を超えて、まるで自己探求の旅に誘われたかのような錯覚すら覚えたんだ。

そう考えると、この展開を超える驚愕なんて、今後どんな漫画にもそうそう見つからないだろう。少なくとも俺は、もう一度あのページを開くたびに、あの“生理的カタルシス”を味わいたくてしょうがない。次はどんな化かし合いを見せてくれるのか、天秤座老子に問いたいぐらいだ。

そして最後にひと言──漫画限界を感じたときは、迷わずあの老子のページに戻るべきだ。そこで味わう衝撃こそが、本物の“読書体験”というものからな。

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