2025-06-28

サキュバス「ウフフ……レベルレインしてあげるわ」テクウヨ「やめろーーーー!」

第1章:迷い込んだ男

【深夜の森サキュバス結界

サキュバス(妖艶に笑って)

「ふふ……また一人、精を狩られるためにやってきたのね……♡」

(暗い森の奥から足音。現れたのは、スマホを片手にぶつぶつと呟きながら歩く男)

テクウヨ

「ふむ、そろそろAGIによる文明転覆が始まってもおかしくない時期だが……それにしても5Gは遅すぎる……」

サキュバス(にっこり)

「こんばんは、可愛い子猫ちゃん迷子かしら?」

テクウヨスマホを見ながら)

「この座標……異常信号を検出……まさか実装魔法結界か? なるほど、ついに次元干渉が始まったか

サキュバス(うっとりと近づく)

「ふふふ……わたしたっぷり可愛がってあげるわ。レベルレイン、いくわよ♡」

テクウヨ

「やめろーーーー! まだ俺のプロンプトが完成してな――」

第2章:吸えない……だと?

魔法陣が発動。サキュバスの手から光が放たれ、テクウヨを包み込む)

サキュバス(目を細めて)

「ん……? なんか……妙に重い……?」

システムメッセージ

対象テクウヨレベルは測定不能

ステータス詳細:バッドステータス多数所持」

【バッドステータス一覧】

自己肯定過剰症

他責思考+500%

SNS中毒(極)

現実逃避(常時)

実務能力ゼロ

妄想未来予測LvMAX

ネット弁慶症候群

他人見下しマウント反射

サキュバス困惑

「ちょ……ちょっと、なにこの……ドロドロした魂!? 吸ったそばから胃もたれするって何!?

テクウヨスマホを持ちながら気絶しかけてる)

情報……再構築……ぐふっ」

サキュバス(焦り)

「だ、だめ! 吸ってるこっちがどんどん気持ち悪くなってく……!!」

第3章:逆転のドレイン

サキュバスの体が青く光り始める)

システムメッセージ

サキュバスは“ネット弁慶症候群”を習得しました」

サキュバスは“現実逃避(常時)”を習得しました」

サキュバスは“他責思考+500%”により自己崩壊中」

サキュバスの魅力が激減しました」

サキュバス(ふらふら)

「な、なんでこんなことに……私……強くて美しくて最高だったのに……ッ!!」

テクウヨ(目を見開き、身体から輝きが放たれる)

「フフ……ふははは!! これは……まさか……

バッドステータスが吸い出されたことで……残ったのは最強の俺!?

サキュバス(震える声で)

「ちょ、ちょっと待って……それ、私が吸っちゃったせいで……!? えっ、そんなのあり!?

テクウヨ(堂々と胸を張って)

ありがとう、淫魔。俺の時代が来たぞ!」

第4章:崩れゆくサキュバス

サキュバスは地面に崩れ落ち、涙をこぼす)

サキュバス

「いやあああああああああああああ!!!

こんなのってないわよ……! 私は男から力を奪って君臨する存在だったのに!!

どうして……どうして、こんな不良品から吸っただけで……私が……私がこんな“負けヒロイン”に……!!」

システムメッセージ

サキュバスは“技術語り強制発動”状態です」

サキュバスは“実務能力ゼロ”によりバイトもできません」

サキュバス(泣き叫ぶ)

未来テクノロジーが~! スマートシティが~! とかどうでもいいのよ!! 私はただ、魂を吸いたかっただけなのにィ!!」

最終章テクノロジーの覇者

テクウヨスキップしながら森を出ていく)

テクウヨ(晴れやかな顔で)

AI世界を変えるって言っただろ?

まずは異世界の淫魔を変えちまった。次はこの世界だ。

未来は……俺のものだァァァーーー!!(スキップ)」

サキュバス(泣きながら震える)

「こんな世界……認めない……こんな男に……私が負けるなんて……」

【BAD END】

※この後、サキュバスは“ミーム汚染された魔族”として魔界忌避され続けることになる。

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