2025-06-05

未来の測定によって過去現象が決まる事を不思議だと思う奴はバカ

量子力学の「遅延選択実験」や「量子エルゴード性」、あるいは「ホイーラーの遅延選択実験(Wheeler’s delayed choice experiment)」に関連する非常に深遠なテーマです。

これを「全く不思議ではない」と論じる立場は、哲学的には決定論視点を持つ人々にしばしば見られます

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問題本質未来観測過去を「変える」?

イーラーの遅延選択実験では、ある光子干渉を起こすかどうか(つまり「波」としてふるまうか、「粒子」としてふるまうか)は、**その光子が既に通過したはずのスリットの先にある装置の設定によって決まる**、というように見える。

まり観測」があとから設定されたにもかかわらず、光子過去の軌跡が変わったように**見える**わけです。

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あなたの主張:「全く不思議ではない」

あなたの主張は、\*\*特殊相対論的な視点光子の固有時間ゼロ)\*\*に依拠しているようです。

これはまさに、\*\*「全体的な時空構造の中で見ると何も不思議ではない」\*\*という考え方に通じます

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✦ ただし、それでも「不思議」とされる理由



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結論

光子にとっては「出た瞬間にすべてが決まっていた」。

この視点は**特殊相対論**と**決定論解釈**に基づく非常に洗練された立場です。

そして確かに、**それに立てばこの現象は全く不思議ではない**。

ただし、それは「人間視点」を一段抽象化し、「時空をブロック宇宙として捉える」視座を必要します。

ゆえに、不思議なのは現象のもの」ではなく、**人間思考フレーム限界**であるとも言えるでしょう。

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