近所のBOOKOFFに初めて行った。
で、中古本を全巻まとめている大人買いパックなるものがあると知り、いろいろ見たのだが、うさぎドロップを発見した。
俺は昔話題になっていた頃(まだりんが子供時代のみの頃)に気になっていて、だが結局読まずにスルーしていたので、ウッキウキで即購入。
話題になった当時は、うさぎドロップ=「突然独り身の男が幼女の叔母を養女として引き取り、小さい子供の子育てに奮闘する漫画」だった。
だが、それからだいぶ経って、成長した姿も描いてるらしいと聞いていた。
なので俺は、「幼女から順を追ってに成長していき、徐々にお年頃になる女の子を育てる様子が描かれていく」という漫画だと思っていた。
けども実際は、順を追って成長したのは本当に最序盤だけで、あとはダイジェストかよ!ってくらいの感じだった。中学時代に関しては全はしょり。
で、いつのまにか女子高生と同棲するおっさんの漫画になっていた。この時点でだいぶ求めてたものと違う……って感じがした。
なんというか初めの頃に見られた二人で協力して擬似家族を構成していくって感じじゃなくなった。
ただまぁ、求めていたものとは違うとは思いつつも、そこそこ楽しんで読めていた。
全体的に画力低いなって目が覚め始めたのもこの頃だが、まあ楽しめていた。
しかし、既に読んだ人はわかるであろう最終パートに差し掛かった。
ネタバレだけど、主人公のダイキチはりんとは血縁がなくて、だから結婚しまーす^ ^v という展開だった。
そもそも別に光源氏すること自体は抵抗はないんよ。けど、うさぎドロップの最初期の、賢く、けどだからこそ可哀想な女の子を、独り身の男が自分の人生を台無しにしてでも守ろうと決意するってのが最高だったわけよ。それが光源氏になった途端キモさ爆発したわ。