既に先住猫(メス・避妊済み)を飼っているのだが、最近、ウチに出入りするようになった野良猫(メス・6か月くらい?)を保護しようと考えている。
それなりに関係性も築けて、敵意剥き出しであった先住猫も「まぁ仕方ないか」的な感じになりつつあるので、
そろそろ家族として迎え入れたいと思い、動物病院に捕獲機を借りに行った。
懸念点は、先住猫への病気感染の予防と、今回保護する猫の妊娠の可能性(ここ数日、乳首が肥大化していた)だった。
野良に子供が宿っていた場合はウチでは保護すること自体が難しい。とりあえず捕獲してから検査しようかなという心積もりだった。
しかし、獣医師が言うには、感染検査もエコー検査も容易ではなく、(妊娠していて)保護する場合
「産ませるか」「避妊手術とともに赤ちゃんも殺すか」が合理的な二択で、或いは保護自体しないかの選択肢を含めての三択であるという話(大意)だった。
実務的にどういう処理をするのかを詳しく聞いた。話自体はゴモットモで納得したが、想定外だったので混乱した。
現実的に人間が対処できない繁殖能力。それに伴う人間社会への害悪。野良の過酷で短い生を避ける為の完全室内飼い。
完全室内飼故に繁殖できないまま発情し続ける猫の心身の負担。そして人間への負担。分かる。その通りだ。だから現に先住猫は手術済み。
しかし、彼女のお腹を(毎日)見る度に少し胸が痛くなるのも事実。
生き物を飼うということは素朴に共存することではなく、「身体改造した=ペット化した」生き物を飼うことだと思った。
「共存するには現にその方法=避妊しか有り得ない」現実を以って「避妊は猫の為でもある」とは言えない。
人間の女性は、婦人病を忌避する為に乳房や子宮を摘出するなんてことはしない。
室外で生きていたら事故の可能性があるからと言って、妊婦の腹の中の子供を殺して子宮を取り外すことなんてしない。
たぶん、私は、数日内に野良の子を捕獲保護できた場合は、病院に連れて行くことになるだろう。
妊娠していた場合は、お腹の子供には死んでもらうことになると思う。それ以外に選択肢がないので
(避妊手術の末に野良に戻ってもらう選択肢も有り得るが、そもそも保護したいわけなので)。
しかし、私に関わらなければ、彼女は、野良として生は短く過酷な生き様であったとしても、子供を産んで育む生き方ができていたのかもしれない。
自分が選択することになる選択肢の意味が理解できておらず、何を選択してもそれぞれに後悔が伴う気がしている。
何について悩んでいるのかも分からない。ある種の生命倫理の分野に属する事柄だったとして、具体的な解決案が見つからない。
つらい。
食物連鎖の頂点に立った人間とは傲慢な生き物です。 貴方にはペットを飼う資格はありません。 短命でも猫を自由にしなさい。
産ませる。小個体は、一級河川で水泳の鍛錬。 避妊はそれからでも遅くはない。
増田はやさしいね。
うちは、とりあえず1回は産ませてから避妊してたな。 生まれるたびに貰い手を探すのに苦労してたが。
増田がどう頑張ろうとその猫を幸せにすることなんてできないんだから、おまえの好きなようにしろよ。
野良にとっての一番の幸せは、天国でぬくぬくと腹いっぱいクッチャネすること
生後半年の子猫が妊娠なんてできるの?産んだとしても未熟児とかになる率高いんじゃない?
そうなのか…… 妊娠してるかの判断も難しいとは知らなかった。 それは辛い判断になるけれど、保護したいなら、避けては通れない判断だよね。 保護を諦めて子どもを産ませることも...
増田は優しいね。 私はもう少し自分に都合よく考えちゃうかな。 縁があったものと思うことにして、自分が最後まで面倒をみる可能性があるなら避妊させてしまうかな。猫と人の幸せは...
昔、新聞の投書でも似たようなの読んだな 去勢させる人間は猫の幸せなんて何も考えてないみたいな内容だった
万全の体制で猫様に出産してもらって、里親を探すのが倫理的にベストなのかもしれないけど 増田自身の事情でそこまではできないのであれば、保護→堕胎が「増田のできる範囲の限界...
うちの仔たちも避妊手術受けさせる際には胸が痛んだけど(特にイヌは必ずしも妊娠のリスクが高くないから余計に)、その代わり終生自分はこの仔たちの面倒を見てあげるんだと思う...
猫に頼まれたわけでもないので、勝手にやって空回り。 愚の骨頂。 こういうやつは無差別殺人と思考回路が同じだ。 猫に手出しするなバカ。
増田は優しいね。増田がどの選択をとったとしても、選択できた増田はえらいよ。
直面して悩んで逃げずに考えようとしてる増田は立派だよ。 普段そんなこと何にも考えてなくて、悩む心すら持ってないのに、横から見て偉そうなこと言う連中に比べれば遥かにマシ。 ...
「犬猫みなしご救援隊」で検索して、いくつかのブログを読んで野良猫が生きることがいかに過酷か知ってほしい。 自分はこの方の活動を知って、猫は野良で生きる方が幸せ、と思うこ...
ワイも野良猫はちゃんと保健所に電話しとるで。どうなってるか知らんが。