2014-04-18

先に相手の予算聞けよ

見積もり初心者増田君にマジレスな。


先に相手に予算聞いて「う~ん、200万ぐらいかな~」って言ってきたら、それに合わせて見積もり作れ。

簡単な要求でも200万円分の機能をつけてやればいいし、難しい要求なら200万円以内でできる仕様にすればいい。

これができれば見当違いだったり桁違いの見積もり出して大失敗することはないし、確度はかなり高い。

ある程度精度のある見積もりを作った方がいい。


要求仕様だけ見せてきて予算を言ってこない場合は「降り」

これは発注先が決まっていて、社内でちゃんと相みつ取った証拠に使われるだけで完全に無駄な労力になる。

出すならバカ高い金額で適当に作った見積書出しておけ。


マジなコンペも「降り」

零細企業は5分の1とかのコンペに付き合ってる暇はない。

金額は限界まで下げないと取れないし、仮に取れても要求仕様も期間も厳しくなってデスマーチ確定。

無理しすぎたせいで納期内に終わらず逆に損害賠償を払う可能性もある。

コンペは余裕のある会社やらせて、それを下請けでうければよい。

これも出すならバカ高い金額で適当に作った見積書出しておけ。


既存顧客下請け見積もりを作らなければならないこともあるだろう。

この場合はケースバイケース。

ちょいちょい仕事くれるようなところからの依頼なら頼まれたらやるしかないよな。


要件があまり決まっていなくて「どのぐらいかかるかだけ教えてほしい」っていわれたら

その場で「500~1000万ぐらいかかっちゃうかもしれないですねー、もちろん仕様にもよりますが。」

で終わらせて、持ち帰らない。

これで相手が助けを求めてきたらほぼ注文ゲットできるから、細かい見積もりを出してやればいい。

話がデカくなりそうなら「うちコンサルもやってるんで仕様決め手伝いますよ、30万/月ぐらい出ます?」っていってコンサル仕事ゲットして、自分達の作りやすいように仕様を決めて思い通りにできる。仕様を決めた後は自分らで仕事してもいいし、ほかの会社やらせてもいい。


まあ、そこそこ仕事してる人間ならだれでも徹夜見積もり資料作って相手から音沙汰無しみたいなこと何度も経験してるんじゃねーの?

増田が何の仕事してるかわからんが、どんな業種でも100回も見積もりしてれば自分なりの見積もりフレームワークみたいのが出来上がってくるから早くはなる。


http://anond.hatelabo.jp/20140418140745

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