夜景を撮る時に、迷うことがあります。
暗部と明部のどっちに露出を合わせたら、目で見ているような風景に写るのか?
(まあ、基本、人間の眼に敵うわけは全くないのですが)
自分の場合は、先ず、暗部と明部の中間部でAEロックをかけ、
ピントを合わせたい部分にカメラを向けて合焦させてから、構図を取り直して撮ります。
粗い評価測光みたいなもんですね。
これで、潰れず飛ばず的な写真が、案外撮れたりします。
で、丁度いい感じの中間部がない場合は、基本的には明部で測光して撮ります。
当然、写真全体は、明部を除いて、暗~いアンダー写真になりますが、
今の優秀なセンサー+高画素機はすごいもんで、
一見潰れて真っ黒になって何も写っていないように見える部分も、
ソフトでトーンをいじってみると、驚くほど絵が出てきます。
ちゃんと細部までデータは記録されているわけです。
オーバー目に撮った写真では、この肝心な隠れているデータが飛んでいて記録されていないので、
撮る時にはアンダーが、自分の基本です。
でもまあ、困ったときには、優秀なカメラの評価測光に任せるというのが、一番イイ手かもしれません(笑)
CAMERA=SONY ILCE-7R
LENS=FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870