arm
「arm」とは、腕・武装することを意味する英語表現である。
「arm」とは・「arm」の意味
「arm」は、腕・武装するのほかに、腕に似たもの・(椅子の)ひじ掛け・(木の)大枝・(服の)そで・武装させる・装備させるなどの意味がある。さらに、複数形の「arms」で、武器・武力などの意味を持つ。名詞と動詞の品詞を持つ英単語である。「arm」の発音・読み方
発音記号は「άːrm」。カタカナ読みは「アーム」である。「arm」の語源・由来
「arm」には、2つの語源がある。1つは、腕・腕に似たものなどを意味するもの。これは、ラテン語の「armus(肩)」などから来ているものである。もう1つは、武器・武装するなどを意味するもの。これは、ラテン語の「arma(複数の武器・戦争の武器)」・「armare(武装する)」などから来ているものである。「arm」を含む英熟語・英語表現
「arm in arm」とは
「腕を組んで」という意味である。「arm in arm with」とすると、「(人)と腕を組んで」という意味になる。
「at arm's length」とは
「腕を伸ばしたところに」「よそよそしく」などの意味がある。
「with open arms」とは
「両手を広げて」「心から歓迎して」などの意味がある。
「chance one's arm」とは
「一か八かやってみる」という意味である。
「cost an arm and a leg」とは
「ばく大な金がかかる」という意味である。
「appeal to arms」とは
「武力に訴える」という意味である。「go to arms」も同じ意味で使うことができる。
「bear arms」とは
「武装する」「武器を取る」「戦う」などの意味がある。「take up arms」も同じ意味で使うことができる。
「in arms」とは
「武装して」という意味である。
「lay down one's arms」とは
「武器を捨てて降伏する」という意味である。
「arms race」とは
「軍拡競争」「兵器開発競争」などの意味がある。
「arm wrestling」とは
「腕相撲」のことである。
「arm candy」とは
「(パーティーなどに)見せびらかすために連れて歩く美女」のことである。
「arm」に関連する用語の解説
「ARM」を略語とするローン用語
「adjustable-rate mortgage(変動金利住宅ローン)」。借入期間中に適用される金利が変動する住宅ローンのことである。
「ARM(半導体)」とは
集積回路(ICチップ)の1つである。「ARM」は、「Advanced RISC Machines(高度なRISCマシン)」の略である。
「arm社(半導体メーカー)」とは
イギリスの半導体メーカーである。Arm社と表記されることが多い。半導体であるRISCプロセッサの設計をして、半導体の製造会社に、その設計ライセンスを販売している。Arm社が設計した半導体は「ARM(Advanced RISC Machines)」と呼ばれている。
「arm(アーキテクチャ)」とは
「ARMアーキテクチャ」と表記されるのが一般的である。Arm社が設計した「RISCプロセッサの設計」のことである。「RISC」とは、「Reduced Instruction Set Computer(縮小命令セットコンピュータ)」の略で、命令してから完了するまでの待ち時間を短縮するものである。
「armプロセッサ」とは
ARMの設計のライセンスを購入した半導体の製造会社が作った、コンピュータのCPU (中央処理装置) 群のことである。
「ARMマイコン」とは
ARMの設計のライセンスを購入した半導体の製造会社が作った、CPU・RAM・ROMなどを1つの集積回路(IC)にまとめた極小のコンピュータのことである。
「arm」の使い方・例文
She fell down and hurt her arm.:彼女は転んで腕を痛めた。I saw him walking arm in arm with a girl.:私は彼が女の子と腕を組んで歩いているのを見た。
He sat on the arm of a chair.:彼はいすのひじ掛けに腰掛けた。
Mary held her baby in her arms.:メアリーは彼女の赤ちゃんをだっこしていた。
He was out of work because he broke his arm.:彼は腕を骨折したため、仕事を休んだ。
Anna went up to the guests with open arms.:アンナは両手を広げながら、客に近づいて行った。
We armed ourselves with machine guns.:私たちは機関銃で武装した。
It was reported that the robber was armed.:強盗が武器を持っているとの報告があった。
We want a world without nuclear arms.:私たちは核兵器のない世界を望んでいる。
I had no choice but to take up arms to protect myself.:私は自分の身を守るために武器を取るしかなかった。
アーム【arm】
アーム【ARM】
読み方:あーむ
《Advanced RISC Machines》英国のマイクロプロセッサーメーカー。または同社が開発したRISC型マイクロプロセッサーのアーキテクチャーを指す。携帯型ゲーム機、デジタルオーディオプレーヤー、スマートホン、タブレット型端末の多くで採用される。また、同アーキテクチャーに対応したオペレーティングシステムをARM版ともいう。
エー‐アール‐エム【ARM】
エー‐アール‐エム【ARM】
読み方:えーあーるえむ
ARM
【英】ARM Ltd.
ARMとは、英国のプロセッサの設計、開発会社のことである。または、同社が開発した縮小命令セットコンピュータ(RISC)の32ビット固定長プロセッサのことである。
ARM社はマイクロプロセッサのIP(Intellectual Property、知的所有権)ビジネスのリーディングカンパニーで、前身はAdvanced RISC Machinesであり、さらにその歴史は最初のARMプロセッサを設計したAcorn Computers Ltd.に遡る。
ARM社の設計したARMプロセッサには、命令セットに32ビットのARM命令セットと16ビットのThumb命令セットがある。Thumb命令セットは省メモリ環境で有効に使えるように考えられた。
ARMプロセッサは組込用プロセッサの業界標準であり、ゲーム機にも採用されている。なお、2008年1月時点では、ARM V6アーキテクチャに準拠したARM11プロセッサが最新である。
参照リンク
ARM Ltd.
アーム株式会社
Intel: | Xeon 7500 Xeon Yonah |
RISC: | ARM Alpha 21064 Alpha 21164 Alpha 21264 |
ARM
ARM (32ビット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 16:59 UTC 版)
「メモリ管理ユニット」の記事における「ARM (32ビット)」の解説
ARMアーキテクチャ のプロセッサは、ARM の 仮想メモリシステムアーキテクチャに基づいて MMU が実装されている。現在のアーキテクチャは 4 KiB と 16 KiB のページと、1 MiB のセクション、16 MiB の スーパーセクションを規定している。古いシステムでは 1 KiB のタイニーページもあった。4 KiB と 64 KiB の場合は2段階、1 MiB もしくは 16MiB のセクションの時は1段階のページテーブルを使用する。 TLB の更新はページウォークの際に自動的に更新される。 PTE は読み書き権限、キャッシュ対象かどうか、NXビット、non-secure ビットなどの情報を持つ。
※この「ARM (32ビット)」の解説は、「メモリ管理ユニット」の解説の一部です。
「ARM (32ビット)」を含む「メモリ管理ユニット」の記事については、「メモリ管理ユニット」の概要を参照ください。
「arm」の例文・使い方・用例・文例
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