イニシアチブ
別名:イニシアティブ
英語:initiative
「イニシアチブ」とは、「主導すること・主導権・先導・率先・自ら提唱した方針や戦略」などを意味する表現である。「集団を率いる」あるいは「相手の上に立つ」という意味・ニュアンスを含む。
主導権を握って先導する・全体を率いることを「イニシアチブを取る」あるいは「イニシアチブを握る」のように表現する。
「イニシアチブ」という言葉は、ビジネスシーンや行政分野で用いられることが多い。日常会話などの一般的な文脈では「率先」「先導」などの表現が用いられれることの方が多い。
英語の initiative は「協力を目的として自分が率先する」といったポジティブな意味合いが中心であり、基本的にポジティブな言葉である。
イニシアチブとは主導権という意味の他に「リードする、先頭に立って導く」という意味で使われることがある。その場合は「イニシアチブを発揮する」という表現を使うことが多い。「イニシアチブを発揮することができれば、営業成績ももっとのびるかもしれない。」という風である。主導権を握るという意味合いで用いられる場合は自分と相手との間に力関係が存在するが、リードするという意味で用いる場合は人との関係は含まれない。よって、リードすると言う意味での用い方が英語の initiative に最も近いものとなる。
ちなみに、イニシアチブとイニシアティブの違いはなく、全く同じ意味で使われる。どちらが正解でどちらが間違いということは無く、どちらを使っても良い。イニシアティブの方がより英語の発音に近い。外国籍の人が多い職場ならばイニシアティブの方が聞き取りやすい可能性がある。
他の使い方として、スポーツや遊びで使われることもある。優勢に立っている側が「イニシアチブを握っている」という使い方をする。イニシアチブを握れる人を育てることを目的としたゲームのことをイニシアチブゲームと呼ぶ。イニシアチブゲームとは少人数のチームに分かれて、それぞれの能力と力を合わせて設定された課題や障害を解決していくゲームである。子どもは遊びやスポーツ、勉強など、様々な経験を通して自分の中にある能力を引き出していく。イニシアチブゲームによってリーダーシップを育てるとともに、チームワーク、知恵も共に培われるので注目されつつある。大人であっても、コミュニケーション能力が不足しがちな新入社員の社員研修で行われることもある。
英語:initiative
「イニシアチブ」とは、「主導すること・主導権・先導・率先・自ら提唱した方針や戦略」などを意味する表現である。「集団を率いる」あるいは「相手の上に立つ」という意味・ニュアンスを含む。
主導権を握って先導する・全体を率いることを「イニシアチブを取る」あるいは「イニシアチブを握る」のように表現する。
「イニシアチブ」という言葉は、ビジネスシーンや行政分野で用いられることが多い。日常会話などの一般的な文脈では「率先」「先導」などの表現が用いられれることの方が多い。
「イニシアチブ」を英語でいうと
「イニシアチブ」は英語の initiative に直接由来するカタカナ語である。英語の initiative は、主に「主導権」「構想」「やる気」「計画」などの意味で用いられる。英語の initiative は「協力を目的として自分が率先する」といったポジティブな意味合いが中心であり、基本的にポジティブな言葉である。
イニシアチブの語の使い方や例文
イニシアチブはカタカナ語であり、ビジネス用語でもある。日常会話で使われることは決して多いとは言えないものの、逆に仕事を進めて行く行く上での、会議や営業におけるビジネスシーンでは、イニシアチブという語が発話される機会は発生しやすい。イニシアチブは名詞のため、「イニシアチブをとる」や「イニシアチブを握る」など、動詞と組み合わせて使う。決して「あの人はイニシアチブだ」という使い方はしない。「イニシアチブをとる」も「イニシアチブを握る」も、どちらも「主導権を握る」という意味として使うことができ、言い回しとして明確な使い分けは無い。例文として挙げると「次の会議では、こちらがイニシアチブをとれるかどうかが会社の今後の立ち位置を左右する。」、「まさかこの業界がイニシアチブを握ることになるとは思いもよらなかった。」という使い方ができる。このように、イニシアチブという語は個人においてもグループ単位においても用いることができる。イニシアチブとは主導権という意味の他に「リードする、先頭に立って導く」という意味で使われることがある。その場合は「イニシアチブを発揮する」という表現を使うことが多い。「イニシアチブを発揮することができれば、営業成績ももっとのびるかもしれない。」という風である。主導権を握るという意味合いで用いられる場合は自分と相手との間に力関係が存在するが、リードするという意味で用いる場合は人との関係は含まれない。よって、リードすると言う意味での用い方が英語の initiative に最も近いものとなる。
イニシアチブの語の類語・言い換え表現
イニシアチブの類語には主導・発議・リーダーシップ・統率・指揮などがある。「リーダーシップ」にも組織を率いるという意味がある。イニシアチブは組織の中でもトップの人に求められるものであるのに対し、リーダーシップは多くの人が身に着ける必要のある素質である。イニシアチブは行動を指すことが多いが、リーダーシップは能力のことを指すという点でも違いがある。「統率力」にもグループをまとめ率いるという意味がある。統率力はビジネスにおいて同じ目的を有する人に対して用いられる。イニシアチブには自分とは違う意見を持っている人に対し、自分の意見を取り入れさせるという意味合いが含まれるので、使い分け方に明確な差がある。統率力は営業部長やプロジェクトマネージャーなど組織内のチームのトップに立つ人に求められる能力である。「指揮」は、組織を導いてまとめるという点では同じであるが、人を指導して動かすという意味が含まれる。イニシアチブには指導するという考えが含まれることはない。どれも明確な使い分けが存在するが、ビジネスシーンでよく耳にする言葉であるため、明確な違いを理解しておくことが重要である。ちなみに、イニシアチブとイニシアティブの違いはなく、全く同じ意味で使われる。どちらが正解でどちらが間違いということは無く、どちらを使っても良い。イニシアティブの方がより英語の発音に近い。外国籍の人が多い職場ならばイニシアティブの方が聞き取りやすい可能性がある。
ビジネス分野以外におけるイニシアチブの語義
イニシアチブという語は、一般的に浸透している言葉ではなく、日常的にイニシアチブという語を使う人は少ないと言えるが、まれにビジネス以外でも用いられることがある。主導権を持つという意味で、家庭で使われる場合がある。「うちの家庭では、夫が(妻が)イニシアチブをとっている」という風に使う。この使い方はカタカナ語として日本人だけが使う表現であり、英語圏の人には意味が伝わることはない。これには文化の違いが関係しているものと思われる。日本においては亭主関白という言葉が存在するように、家庭内において上下関係をはっきりさせる傾向にあるようである。英語圏の人に多いのはレディーファーストのような、相手を立てる文化が浸透している。他の使い方として、スポーツや遊びで使われることもある。優勢に立っている側が「イニシアチブを握っている」という使い方をする。イニシアチブを握れる人を育てることを目的としたゲームのことをイニシアチブゲームと呼ぶ。イニシアチブゲームとは少人数のチームに分かれて、それぞれの能力と力を合わせて設定された課題や障害を解決していくゲームである。子どもは遊びやスポーツ、勉強など、様々な経験を通して自分の中にある能力を引き出していく。イニシアチブゲームによってリーダーシップを育てるとともに、チームワーク、知恵も共に培われるので注目されつつある。大人であっても、コミュニケーション能力が不足しがちな新入社員の社員研修で行われることもある。
イニシアチブ
英語:initiative
イニシアチブとは、主導権や積極性を意味する言葉である。一般的に、自ら進んで行動を起こす姿勢や、物事を主導して進める能力を指す。ビジネスや組織においては、チームやプロジェクトのリーダーがイニシアチブを発揮することが求められることが多い。イニシアチブを持つことは、自分自身の意思やアイデアを具体化し、周囲に影響を与える力を持つことを示す。
イニシアチブは、個人のスキルや性格だけでなく、組織の文化や環境にも影響される。組織においてイニシアチブを奨励する文化がある場合、メンバーは自分の意見やアイデアを積極的に発信し、新しい取り組みや改善策を提案することが容易になる。逆に、イニシアチブが抑制される文化の組織では、メンバーは消極的になり、自ら行動を起こすことが難しくなることがある。
イニシアチブとは、主導権や積極性を意味する言葉である。一般的に、自ら進んで行動を起こす姿勢や、物事を主導して進める能力を指す。ビジネスや組織においては、チームやプロジェクトのリーダーがイニシアチブを発揮することが求められることが多い。イニシアチブを持つことは、自分自身の意思やアイデアを具体化し、周囲に影響を与える力を持つことを示す。
イニシアチブは、個人のスキルや性格だけでなく、組織の文化や環境にも影響される。組織においてイニシアチブを奨励する文化がある場合、メンバーは自分の意見やアイデアを積極的に発信し、新しい取り組みや改善策を提案することが容易になる。逆に、イニシアチブが抑制される文化の組織では、メンバーは消極的になり、自ら行動を起こすことが難しくなることがある。
initiative
別表記:イニシアチブ
「initiative」とは、主導権・独創力・手始め・率先・発議権などを意味する英語表現である。
initiativeから派生した単語としては、副詞表現の「initiatively」がある。initiativeに接尾辞のlyを付加することで副詞化させた単語で、「積極的に」「自発的に」といった意味で用いられる。副詞であるため、「積極的に~する」や「自発的に~する」のように動詞や形容詞など名詞以外の単語を修飾する。
「take the initiative」とは、「先手を取る」「主導権を握る」という意味を持つフレーズである。話し合いやゲームなどの物事の流れを自分がコントロールする、あるいは物事の取り組みを先んじて行う際に使われる。ことわざに「先んずれば人を制す」というものがあるが、これを英訳したものがまさに「Take the initiative, and you will win.」である。
「this initiative」と表現した場合、大抵は「この取り組み」や「この活動」などと訳される。自分たちが主導して行った取り組みや活動について述べる際にはこの表現が用いられることが多い。
own initiativeとは、「自身のペース」という意味のフレーズである。たいてい、「on one's own initiative」(本人の自由意志で・自分自身のペースで)という言い回しの中で用いられる。
「initiative」とは、主導権・独創力・手始め・率先・発議権などを意味する英語表現である。
「initiative」とは・「initiative」の意味
initiativeとは、「主導権」や「率先」、「最初の」などを意味する英単語である。品詞は名詞と形容詞の2種類が存在する。名詞としては「率先」や「手始め」、「主導権」という意味で用いる場合は可算名詞として扱われる一方で、「独創力」という意味で用いられる場合は不可算名詞として扱われる。ただ、可算名詞として扱う場合は定冠詞の「the」が付与されることが多い。物事に対して先んじて取り組みを行う、あるいは物事に取り組むにあたって自分が主体となるといったニュアンスである。一方、形容詞で用いる場合は「最初の」、「初めの」、「初歩の」といった意味で用いられることが多い。類語には「first」が挙げられる。initiativeから派生した単語としては、副詞表現の「initiatively」がある。initiativeに接尾辞のlyを付加することで副詞化させた単語で、「積極的に」「自発的に」といった意味で用いられる。副詞であるため、「積極的に~する」や「自発的に~する」のように動詞や形容詞など名詞以外の単語を修飾する。
「initiative」の発音・読み方
「initiative」の発音は、「イニシャティヴ」もしくは「イニシアティヴ」となる。第2音節の「ニ」にアクセントが置かれることが多い。カタカナ読みする場合は「イニシアチブ」「イニシアティブ」とすることが多い。ネイティブに近づけた発音をするコツとしては、カタカナ読みのように一音一音はっきりと発音するよりも第2音節のアクセントをはっきり発音する以外は一息に読んでしまうと良いだろう。「initiative」の語源・由来
initiativeは、ラテン語の「initium」(始まり)が語源となっている。initiumを動詞化した「initio」(始める)の過去形「initiatus」(始めた)に、「~している」を意味する接尾辞の「ivus」が付与されることで「initiativus」(始めている)となった。これが時を経てフランス語経由で英語へと伝わっていくうちに、「initiative」へと変化していったのである。ちなみに、語源を同じくする英単語としては「initial」(最初の、初めの)が存在する。「initiative」の覚え方
initiativeは、先述の語源を同じくする単語である「initial」をもとに意味を想起する形で覚えるようにするとよいだろう。initialのカタカナ読み「イニシャル」は、専ら「頭文字」という意味で日本語の日常会話の中で用いられることが多い。そのため、「頭文字」→「単語や名前の最初の文字」と考えることで、「initiativeは『最初』に関する意味、即ち『率先』や『主導権』を意味する単語である」と連想していくことで、スムーズに覚えることが可能となるだろう。「initiative」を含む英熟語・英語表現
「take the initiative」とは
「take the initiative」とは、「先手を取る」「主導権を握る」という意味を持つフレーズである。話し合いやゲームなどの物事の流れを自分がコントロールする、あるいは物事の取り組みを先んじて行う際に使われる。ことわざに「先んずれば人を制す」というものがあるが、これを英訳したものがまさに「Take the initiative, and you will win.」である。
「this initiative」とは
「this initiative」と表現した場合、大抵は「この取り組み」や「この活動」などと訳される。自分たちが主導して行った取り組みや活動について述べる際にはこの表現が用いられることが多い。
「own initiative」とは
own initiativeとは、「自身のペース」という意味のフレーズである。たいてい、「on one's own initiative」(本人の自由意志で・自分自身のペースで)という言い回しの中で用いられる。
「initiative」の使い方・例文
先述したように、initiativeは可算名詞として扱う場合、専ら定冠詞「the」をつけることが多い。よって、「I have the initiative in this game.」(私はこのゲームにおいて主導権を握る)といった形で、定冠詞を使うようにするとよいだろう。一方で、不可算名詞とする場合は冠詞は必要とせず、「He has a lot of initiative.」(彼は独創性に富んでいる)といった形で表現するとよい。1878イニシアチブ
英語:initiative
政治においては、「イニシアチブ」は主に「構想」という意味で用いられる。政府が打ち出す構想として、「デジタル田園都市国家イニシアチブ」、「地域医療イニシアチブ」などの使い方がされている。医療分野では、「イニシアチブ」は「主導権」や「構想」という意味で用いられることが多い。「未診断疾患イニシアチブ」や「JICA世界保健医療イニシアティブ」などの医療構想のほか、「脳外科分野でイニシアチブ(主導権)を持つ」などの表現をする。そのほか、社会的な課題や問題に積極的に取り組んでいることを、「ソーシャルイニシアチブ」と表現する。環境問題や医療問題、教育問題などを解決することに社会的な価値を作り出したり、問題解決のための事業を展開したりすることを指す。
イニシアティブをとるとは、主導権を握るという意味の言い回しである。権力を握るというニュアンスではなく、特定のグループや業界などを先導するという意味合いである。
環境イニシアチブとは環境のための構想で、事業において省エネ効果のある設備やシステムを導入や、高効率エネルギーシステムを導入した住宅・建物を建築するための補助金が支給される。
グローバルイニシアティブとは、国際的な構想・指針という意味で用いられる熟語である。国際イニシアチブと同様の意味である。
国際イニシアチブは、世界的な問題や課題における共通の評価基準や枠組みのことを指す。環境問題や医療問題など、様々な分野における国際イニシアチブがあり、参加することで協賛する企業と連携して問題解決へと取り組むことが可能になる。国際イニシアチブに参加することは、グローバルに活躍する企業の証でもある。
戦略イニシアチブとは、企業や行政が成長戦略や数値目標を定め、それらを実現するために主体的な活動を行うことを意味する。長期的に成長を続けるために必要不可欠な事業活動であるほか、実現可能な戦略を立てることが重要である。
・国防長官は、我が国の軍備を向上させるための主要なイニシアチブを発表した。
・イニシアチブのある人でないと、そのポジションに着くことはできない。
・競合他社よりも先に新製品を市場に投入することで、イニシアチブを握ることができる。
・知事は、都市部の学校の状況を改善するための新しいイニシアチブを提案した。
・2008年にグリーンイニシアチブが策定されて以来、ギルドは二酸化炭素排出量を削減する方法を模索してきた。
・健康増進コーディネーターは、スタッフの教育・サポート、組織のイニシアチブの推進、地域機関との連携において重要な役割を果たしている。
・これら3つのイニシアチブ全てに共通している大きな問題は、外部からの支援の欠如である。
・これらのイニシアチブはどれも、共働き世帯・ひとり親世帯どちらにとっても重要なものである。
・リベラルな社会政策の第1段階においては、自助努力と慈善活動を率先するデュアルモデルが支持された。
「イニシアチブ」とは・「イニシアチブ」の意味
「イニシアチブ」は英語の「initiative」に由来するカタカナ語で、「先導」や「率先」、「主導権」などの意味で用いられている。英語由来の単語であるため、よりネイティブに近い「イニシアティブ」と読み書きされることがある。また、「イニシアチブ」には「戦略」や「実行力」という意味もあるため、ビジネスにおいてはリーダーの資質とされている。建設的な戦略の下に自発的に行動できるイニシアチブのある人が、有能なリーダーと定義されている。政治においては、「イニシアチブ」は主に「構想」という意味で用いられる。政府が打ち出す構想として、「デジタル田園都市国家イニシアチブ」、「地域医療イニシアチブ」などの使い方がされている。医療分野では、「イニシアチブ」は「主導権」や「構想」という意味で用いられることが多い。「未診断疾患イニシアチブ」や「JICA世界保健医療イニシアティブ」などの医療構想のほか、「脳外科分野でイニシアチブ(主導権)を持つ」などの表現をする。そのほか、社会的な課題や問題に積極的に取り組んでいることを、「ソーシャルイニシアチブ」と表現する。環境問題や医療問題、教育問題などを解決することに社会的な価値を作り出したり、問題解決のための事業を展開したりすることを指す。
「イニシアチブ」の熟語・言い回し
イニシアティブをとるとは
イニシアティブをとるとは、主導権を握るという意味の言い回しである。権力を握るというニュアンスではなく、特定のグループや業界などを先導するという意味合いである。
環境イニシアチブとは
環境イニシアチブとは環境のための構想で、事業において省エネ効果のある設備やシステムを導入や、高効率エネルギーシステムを導入した住宅・建物を建築するための補助金が支給される。
グローバルイニシアティブとは
グローバルイニシアティブとは、国際的な構想・指針という意味で用いられる熟語である。国際イニシアチブと同様の意味である。
国際イニシアチブとは
国際イニシアチブは、世界的な問題や課題における共通の評価基準や枠組みのことを指す。環境問題や医療問題など、様々な分野における国際イニシアチブがあり、参加することで協賛する企業と連携して問題解決へと取り組むことが可能になる。国際イニシアチブに参加することは、グローバルに活躍する企業の証でもある。
戦略イニシアチブとは
戦略イニシアチブとは、企業や行政が成長戦略や数値目標を定め、それらを実現するために主体的な活動を行うことを意味する。長期的に成長を続けるために必要不可欠な事業活動であるほか、実現可能な戦略を立てることが重要である。
「イニシアチブ」の使い方・例文
・この企業は宇宙開発事業において、世界的なイニシアチブを握っている。・国防長官は、我が国の軍備を向上させるための主要なイニシアチブを発表した。
・イニシアチブのある人でないと、そのポジションに着くことはできない。
・競合他社よりも先に新製品を市場に投入することで、イニシアチブを握ることができる。
・知事は、都市部の学校の状況を改善するための新しいイニシアチブを提案した。
・2008年にグリーンイニシアチブが策定されて以来、ギルドは二酸化炭素排出量を削減する方法を模索してきた。
・健康増進コーディネーターは、スタッフの教育・サポート、組織のイニシアチブの推進、地域機関との連携において重要な役割を果たしている。
・これら3つのイニシアチブ全てに共通している大きな問題は、外部からの支援の欠如である。
・これらのイニシアチブはどれも、共働き世帯・ひとり親世帯どちらにとっても重要なものである。
・リベラルな社会政策の第1段階においては、自助努力と慈善活動を率先するデュアルモデルが支持された。
イニシアチブ【initiative】
イニシアティブ【initiative】
安全な母性プログラム/イニシアチブ
【英】:Safe Motherhood Programme, Initiative
Safe Motherhood Initiative (SMI)は、1987年にケニアのナイロビで開催された International Conference on Better Health for Women and Children through Family Planningにおいて提唱された、女性の安全な妊娠、出産を目的としたイニシアチブである。UNFPA, UNDP, UNICEF, WHO, World Bank, NGOなど10機関が共同で実施しており、2000年までに妊産婦死亡率を半分にすることを目標に掲げ、家族計画、地域での妊産婦ケア、緊急時のケア、女性の地位向上などを主要な活動としていた。SMIは各国政府、NGO、女性団体などを巻き込んだ世界的なパートナーシップへと広がっていった。
その後、妊産婦の主要な死因である産後の出血、遷延分娩、子癇 、産褥熱、人工妊娠中絶の合併症の5疾患に焦点をあて、専門家(Skilled Birth Attendant: SBA)による分娩、助産師教育、必須産科ケア(Essential Obstetric Care: EOC、特に産科救急Emergency Obstetric Care)、などのプログラムに焦点があてられるようになった。2005年からは、新生児ケアを強調して、MNCH (maternal, newborn and child health)という概念を唱え、また同年、Making Pregnancy SaferというプログラムをSMIの一部として立ち上げ、質の高い産科医療をタイムリーに提供することで、妊産婦と新生児の死亡を削減することに力をいれている。(柳澤理子)
参考URL:WHO. Making pregnancy safer ホームページ
http://www.who.int/making_pregnancy_safer/en/index...
Safe Motherhood Initiative (SMI)は、1987年にケニアのナイロビで開催された International Conference on Better Health for Women and Children through Family Planningにおいて提唱された、女性の安全な妊娠、出産を目的としたイニシアチブである。UNFPA, UNDP, UNICEF, WHO, World Bank, NGOなど10機関が共同で実施しており、2000年までに妊産婦死亡率を半分にすることを目標に掲げ、家族計画、地域での妊産婦ケア、緊急時のケア、女性の地位向上などを主要な活動としていた。SMIは各国政府、NGO、女性団体などを巻き込んだ世界的なパートナーシップへと広がっていった。
その後、妊産婦の主要な死因である産後の出血、遷延分娩、子癇 、産褥熱、人工妊娠中絶の合併症の5疾患に焦点をあて、専門家(Skilled Birth Attendant: SBA)による分娩、助産師教育、必須産科ケア(Essential Obstetric Care: EOC、特に産科救急Emergency Obstetric Care)、などのプログラムに焦点があてられるようになった。2005年からは、新生児ケアを強調して、MNCH (maternal, newborn and child health)という概念を唱え、また同年、Making Pregnancy SaferというプログラムをSMIの一部として立ち上げ、質の高い産科医療をタイムリーに提供することで、妊産婦と新生児の死亡を削減することに力をいれている。(柳澤理子)
参考URL:WHO. Making pregnancy safer ホームページ
http://www.who.int/making_pregnancy_safer/en/index...
イニシアチブ initiative
全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
言い換え語
意味説明
イニシアティブ
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