ジー‐エス‐エム【GSM】
読み方:じーえすえむ
《global system for mobile communications》携帯電話に使われているデジタル通信方式の一。ヨーロッパをはじめ、北米、アジア、アフリカなどの地域で採用されている。主に850から1900メガヘルツまでの四つの帯域を利用したもので、第二世代携帯電話における事実上の世界標準となっている。日本ではかつて独自のPDC方式が採用されていた。
ジー‐エス‐エム【GSM】
読み方:じーえすえむ
GSM(じーえすえむ)(Global System for Mobile Communications)
国境を越えて通信するための統一規格としてヨーロッパで策定され、1992年からサービスが始まった。現在では、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・オセアニアなど、130を超える国でGSMネットワークが整備されている。携帯電話の通信網としては、事実上の世界標準(デファクトスタンダード)となっている。
GSMは携帯電話の統一規格として始まったため、GSMを採用した国同士では、国境を越えても自分の機種で携帯電話サービスをそのまま利用できる。
それに対して、日本の携帯電話の通信網の場合、GSMには対応していない。このため、通話が国内に限られていて、一般に海外での使用ができない。海外で携帯電話を使うには、GSM対応の海外専用端末を携帯電話会社からレンタルして使用することが多い。
その解決策として、GSM兼用搭載機種が考案され、一部の機種では実用化されている。これは1台の携帯電話に、国内網対応チップと海外用GSM対応チップの両方を備えるというもので、国内外で両用することができる。
(2006.05.22掲載)
GSM
ヨーロッパ全域に使えるデジタル携帯電話システム。CEPT(欧州郵便電気通信主官庁会議)がISDNと相性のよい欧州統一携帯電話システムを目指して1982年に研究を開始、89年規格化された世界初のデジタル携帯電話システム。92年、ドイツでサービスが開始され、現在では欧州全域のほか、アジア地域など100か国以上で採用されている世界的なシステムとなっている。日本では使用不可。GSMの電波出力は2Wレベルで、電磁波過敏症やペースメーカー利用者に対しては危険な場合があるので、使用するときは周辺への配慮がとくに必要である。
参照 EMSGSM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 02:48 UTC 版)
GSM(英: global system for mobile communications)はFDD-TDMA方式で実現されている第2世代移動通信システム (2G) 規格である。
- ^ 現地オペレータとSIMカードオペレータの間でローミングアグリーメントが成立している必要がある。通話料金は高額。
- ^ “ノキア・シーメンス、2.5G携帯電話ネットワークを高速化するソフトを発表”. CNET Japan. (2008年3月28日)
- ^ gsmworld.com - gsma_stats_q1_05.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q1_05.pdf
- ^ a b http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q2_05.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q3_05.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q4_05.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q1_06.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q2_06.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q3_06.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q4_06.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q1_07.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q2_07.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q3_07.pdf
- ^ http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q4_07.pdf
- ^ a b http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q1_04.pdf
- ^ a b http://www.gsmworld.com/news/statistics/pdf/gsma_stats_q4_04.pdf
G.S.M.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:00 UTC 版)
「サイトロン・レーベル」の記事における「G.S.M.」の解説
ゲームミュージックのフルアルバムシリーズ。G.S.M.とは「Game Sound Music」の略。 オリジナル・バージョンが複数タイトル収録されるのが特徴で、アレンジ・バージョンを数曲収録することもある。1989年11月21日発売の『ダライアスII -G.S.M. TAITO 4-』以降は、2枚組で発売されることも。 タイトルではG.S.M.の後ろにメーカー名と通し番号が記載されている。ただしベストアルバムやイメージアルバム(後述)などの場合、G.S.M.シリーズに含められるが通し番号は付与されない。 ファミリーコンピュータ用ゲームのサウンドトラックは「G.S.M.(FC)」と表記されていたが、後に「G.S.M.」に統一されている。 G.S.M.1500シリーズ(後述)およびイメージアルバムの立ち上げ以降は、役割分担が進み、1993年8月20日発売の『天地を喰らうII 赤壁の戦い -G.S.M. CAPCOM 7-』を最後に、G.S.M.シリーズは終了した。
※この「G.S.M.」の解説は、「サイトロン・レーベル」の解説の一部です。
「G.S.M.」を含む「サイトロン・レーベル」の記事については、「サイトロン・レーベル」の概要を参照ください。
- GSMのページへのリンク