e
「e」の意味・「e」とは
「e」は、英語アルファベットの5番目の文字である。また、数学や物理学においては、自然対数の底を表す記号としても用いられる。この場合の「e」は、約2.71828という値を持つ無理数を指す。具体的には、微分積分学における指数関数や対数関数の計算、または複利計算における年利の表現などに使用される。「e」の発音・読み方
英語のアルファベット「e」の発音は、IPA表記では/i:/となる。これをカタカナに置き換えると「イー」となる。一方、日本人が発音する際のカタカナ英語では「イー」となる。また、数学や物理学で用いられる「e」の発音は、その文脈により「イー」または「エックスポネンシャル」となる。「e」の定義を英語で解説
The letter "e" is the fifth letter of the English alphabet. In mathematics and physics, "e" is also used as a symbol for the base of the natural logarithm. This "e" refers to an irrational number with a value of approximately 2.71828. Specifically, it is used in calculations of exponential and logarithmic functions in calculus, or in the expression of annual interest in compound interest calculations.「e」の類語
「e」の類語としては、アルファベットの他の文字がある。例えば、「a」、「b」、「c」、「d」などがそれに当たる。また、数学的な意味での「e」の類語としては、「π」(パイ)や「√2」(ルート2)などの無理数が挙げられる。「e」に関連する用語・表現
「e」に関連する用語としては、「e-mail」や「e-commerce」などがある。これらは、それぞれ「電子メール」や「電子商取引」を意味し、インターネットを活用した新たなコミュニケーション手段やビジネス形態を示す。また、数学的な意味での「e」に関連する用語としては、「e^x」(eのx乗)や「ln」(自然対数)などがある。「e」の例文
1. English starts with an "e".(英語は「e」から始まる)2. The number "e" is an important constant in mathematics.(「e」は数学における重要な定数である)
3. I sent you an e-mail.(あなたにeメールを送った)
4. E-commerce has been growing rapidly.(eコマースは急速に成長している)
5. The function "e^x" is its own derivative.(関数「e^x」は自分自身が導関数である)
6. The natural logarithm "ln" is the inverse function of "e^x".(自然対数「ln」は「e^x」の逆関数である)
7. The letter "e" is pronounced as /i:/ in English.(英語の「e」は/i:/と発音する)
8. The value of "e" is approximately 2.71828.(「e」の値は約2.71828である)
9. The word "elephant" starts with an "e".(「elephant」は「e」から始まる)
10. The symbol "e" is used in many scientific formulas.(記号「e」は多くの科学的な公式で使用される)
イー【E/e】
エー【(ドイツ)E/e】
グルタミン酸
E
- グルタミン酸

CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
E.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 19:47 UTC 版)
E
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 23:46 UTC 版)

学術的な記号・単位
- 数学
- 自然対数の底(exponential function(指数関数)、小文字) e = 2.7182818...
- 単位ベクトル(通例小文字)
- 単位行列(大文字)
- 群の単位元
- 離心率(eccentricity、通例小文字)
- 期待値(Expectation、通例大文字)
- E系列(リー群・リー環論、大文字)
- 十四を意味する数字。十六進法や二十進法など、十五進法以上(参照: 位取り記数法#Nが十を超過)において十四(十進法の14)を一桁で表すために用いられる。用例:
0x0E
=0d14
- 十二進法では本来使用されない数字であるが、アルファベットの B と数字の 8 が紛らわしいことを理由にアルファベットの B を使用しない例があり、この場合に十一(十進法の11)を一桁で表す数字として使用される。この場合、十は 英語:tenのT または ローマ数字のようにX で表記される。
- 物理学
- 化学
- 求電子剤 (Electrophile) の略。
- シス-トランス異性体で、トランス体を表す記号 (entgegen)。
- グルタミン酸の略号
- 工学
- 医学ではエストロゲンの略。
- 洋楽で用いられる音名の一つ(英米式、ドイツ式)。イタリア式では「mi」、日本式では「ホ」に相当。→ホ (音名)
- 音階の3番目の音であることから、音楽関係者の間で3を表す隠語として使われる。例:E(エー)万=3万(円)
- ケッペンの気候区分の寒帯を表すE。
- €は通貨単位の「ユーロ」(Euro) の記号。
- 経済学では均衡(equilibrium)。
その他の記号
- 方位の東を表す。(East)
- 国鉄(JR)等の機関車で、動軸が5軸の形式に付される記号: DE10など。
- 国鉄(JR)等で電気機関車の形式に付される記号: EF65など。
- 東京都交通局(都営地下鉄)のE5000形に付番されている記号。
- 靴の幅の広さをあらわす。Eが多いほど内側の空間が広くなる。
- 日本のプロ野球球団東北楽天ゴールデンイーグルス (Eagles) の略号。
- 野球における、エラー(error)の略。
- 鉄道のサインシステムにおいて、東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線 (ōEdo)、えちぜん鉄道線 (Echizen)、名古屋市営地下鉄名港線 (mEikō)、JR嵯峨野線・山陰線(京都駅〜城崎温泉駅)、近鉄名古屋線、叡山電鉄線 (Eizan)、JR木次線、広島電鉄江波線 (Eba) の路線記号として用いられる。
- 自動車・航空機・船舶等の燃料計で燃料が空であることを表す、Emptyの略。
- アメリカにおけるコンピュータゲームのレーティング審査組織であるエンターテインメントソフトウェアレイティング委員会による「6歳以上対象」の表示("Everyone"の略で、実質的に全年齢対象として扱われる)。
- 音楽配信サイトにおいて、歌詞に卑語(Fワード等)が含まれており、ペアレンタル・アドバイザリーに指定されている楽曲を示す記号、E。(英語で「露骨な」という意味の”Explicit”の略。)
- かつて存在したアメリカの巨大エネルギー企業エンロン (Enron) の略号。
- au by KDDIの法人向けCDMA 1X WIN端末は型番が「E」で始まる。
- フランス語では語尾に e をつけると女性形となる。例として、男のフィアンセは fiancé、女は fiancée となる。この e を付けるために調整して変化する場合もある: 男性名ジャンは Jean、女性名ジャンヌは Jeanne。男性名アントワーヌは Antoine、女性名アントワネットは Antoinette。
- 接地極付コンセント。構内電気設備配線用図記号(JIS C 0303:2000)で用いられる。
- NHK教育テレビジョン(Eテレ)。
- アメリカのテレビ局。(E!)
自動車に関するもの
- 昭和53年排ガス規制に適合した乗車定員10以下の乗用車を意味する記号。車両型式の前に付与。(例: E-GX81)
- 自動車やオートバイの燃料計において空(英語:Empty)の略。
- 欧州の自動車のカテゴリー、全長を基準に設定されている記号: Eセグメント。
- メルセデス・ベンツの車種名: Eクラス。
- ジャガーの絶版スポーツカー: Eタイプ。
- トヨタ車の形式名においては、以下の意味がある。
その他
- electronic の略。特にコンピュータやインターネットなどにより、電子化[3]されたもの:
- education の略。NHK Eテレ。
- スコットランドの河川: イー川 (River E)
- アメリカのミュージシャン、マーク・オリヴァー・エヴェレット(イールズのボーカル)が名乗っている名前。
- 日本のガールズバンド、ZONEのベスト・アルバム: E 〜Complete A side Singles〜
- 日本の歌手、奥田民生のアルバム: E (奥田民生のアルバム)
- 日本のロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲(アルバム『君繋ファイブエム』収録)
- Android携帯端末に対応したオペレーティングシステム: /e/ (オペレーティングシステム)
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | U+0045
|
1-3-37
|
E E
|
e | U+0065
|
1-3-70
|
e e
|
半角 |
E | U+FF25
|
1-3-37
|
E E
|
e | U+FF45
|
1-3-70
|
e e
|
全角 |
Ⓔ | U+24BA
|
‐
|
Ⓔ Ⓔ
|
ⓔ | U+24D4
|
1-12-37
|
ⓔ ⓔ
|
丸囲み |
🄔 | U+1F114
|
‐
|
🄔 🄔
|
⒠ | U+24A0
|
‐
|
⒠ ⒠
|
括弧付き |
ᴱ | U+1D31
|
‐
|
ᴱ ᴱ
|
ᵉ | U+1D49
|
‐
|
ᵉ ᵉ
|
上付き文字 |
𝐄 | U+1D404
|
‐
|
𝐄 𝐄
|
𝐞 | U+1D41E
|
‐
|
𝐞 𝐞
|
太字 |
𝐸 | U+1D438
|
‐
|
𝐸 𝐸
|
𝑒 | U+1D452
|
‐
|
𝑒 𝑒
|
イタリック体 |
𝑬 | U+1D46C
|
‐
|
𝑬 𝑬
|
𝒆 | U+1D486
|
‐
|
𝒆 𝒆
|
イタリック体太字 |
ℰ | U+2130
|
‐
|
ℰ ℰ
|
ℯ | U+212F
|
‐
|
ℯ ℯ
|
筆記体 |
𝓔 | U+1D4D4
|
‐
|
𝓔 𝓔
|
𝓮 | U+1D4EE
|
‐
|
𝓮 𝓮
|
筆記体太字 |
𝔈 | U+1D508
|
‐
|
𝔈 𝔈
|
𝔢 | U+1D522
|
‐
|
𝔢 𝔢
|
フラクトゥール |
𝔼 | U+1D53C
|
‐
|
𝔼 𝔼
|
𝕖 | U+1D556
|
‐
|
𝕖 𝕖
|
黒板太字 |
𝕰 | U+1D570
|
‐
|
𝕰 𝕰
|
𝖊 | U+1D58A
|
‐
|
𝖊 𝖊
|
フラクトゥール太字 |
𝖤 | U+1D5A4
|
‐
|
𝖤 𝖤
|
𝖾 | U+1D5BE
|
‐
|
𝖾 𝖾
|
サンセリフ |
𝗘 | U+1D5D8
|
‐
|
𝗘 𝗘
|
𝗲 | U+1D5F2
|
‐
|
𝗲 𝗲
|
サンセリフ太字 |
𝘌 | U+1D60C
|
‐
|
𝘌 𝘌
|
𝘦 | U+1D626
|
‐
|
𝘦 𝘦
|
サンセリフイタリック |
𝙀 | U+1D640
|
‐
|
𝙀 𝙀
|
𝙚 | U+1D65A
|
‐
|
𝙚 𝙚
|
サンセリフイタリック太字 |
𝙴 | U+1D674
|
‐
|
𝙴 𝙴
|
𝚎 | U+1D68E
|
‐
|
𝚎 𝚎
|
等幅フォント |
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
ᴇ | U+1D07 |
‐ |
ᴇ ᴇ |
LATIN LETTER SMALL CAPITAL E |
ℇ | U+2107 |
‐ |
ℇ ℇ |
EULER CONSTANT |
℮ | U+212E |
‐ |
℮ ℮ |
ESTIMATED SYMBOL |
ⅇ | U+2147 |
‐ |
ⅇ ⅇ |
DOUBLE-STRUCK ITALIC SMALL E |
🄴 | U+1F134 |
‐ |
🄴 🄴 |
SQUARED LATIN CAPITAL LETTER E |
🅔 | U+1F154 |
‐ |
🅔 🅔 |
NEGATIVE CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER E |
🅴 | U+1F174 |
‐ |
🅴 🅴 |
NEGATIVE SQUARED LATIN CAPITAL LETTER E |
他の表現法
脚注
- ^ JIS X0210-1986 情報交換用文字列による数値表現
- ^ “東西で違うどん兵衛の味”. 日清食品. 2012年9月17日閲覧。
- ^ ここで言う電子化とは、デジタルデータを作る業務的、経営的、社会的な過程の意。
関連項目
E!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/31 02:09 UTC 版)
E! Entertainment Television | |
---|---|
![]() | |
開局日 | 1987年7月31日(ムービータイムとして) 1990年6月1日(E!として) |
所有者 | NBCユニバーサル・テレビジョン&ストリーミング (NBCUniversal Cable Entertainment Group) |
本社 | カリフォルニア州ロサンゼルス |
旧称 | Movie Time (1987–1990) |
関連チャンネル | NBC Universal Sports MSNBC CNBC テレムンド スタイル・ネットワーク ザ・ゴルフ・チャンネル Versus G4 |
ウェブサイト | https://www.eonline.com/ |
視聴可能 | |
衛星放送 | |
ディレクTV (US) | Channel 236 Channel 1236 (VOD) |
ディレクTV (ラテンアメリカ) | Channel 222 |
ディッシュ・ネットワーク (US) | Channel 114 (SD/HD) |
E!(エンターテイメント・テレビジョン)は、アメリカ合衆国のエンターテイメント専門のテレビ局。
概要
1987年7月31日にMovietimeとして開局。1990年には現在の名称になる。番組の編成は映画の予告編や、ハリウッドの最新ニュースが中心である。また、日本のムービープラスではアカデミー賞関連番組(授賞式直前ライブ、オスカーナイト(授賞式直後ライブ))を放送されている。2006年にはウォルト・ディズニー・カンパニーが保有するE!の株39.5%をコムキャストに売却。E!はコムキャストの完全子会社となった。
主な番組
- True Hollywood Story
- チェルシー・レイトリー
過去
- シンプル・ライフ(2006–2007)
外部リンク
E'
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/25 04:17 UTC 版)
『E'』 | ||||
---|---|---|---|---|
矢沢永吉 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | CONWAY STUDIOS 1984年2月6日 - 5月17日 |
|||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | ワーナーパイオニア | |||
プロデュース | アンドリュー・ゴールド 矢沢永吉 |
|||
矢沢永吉 年表 | ||||
|
||||
『E'』収録のシングル | ||||
『E’』(イーダッシュ)は、矢沢永吉の12枚目のスタジオ・アルバム。1984年7月25日発売。
概要
- 前作『I am a Model』から約一年ぶりのオリジナル・アルバム。
- 本作では共同プロデューサーにアンドリュー・ゴールドを迎えている。アンドリューは『I am a Model』までエンジニアを務めていたジム・アイザクソンの紹介で[1]、『P.M.9』にギタリストとして参加。矢沢は本作について、「アメリカの音楽に日本語が自然に同化できた。いままでにない新しい匂いが出せた」というコメントを残している[2]。
- 収録曲「GOOD LUCK!!」では、スタジオに迷い込んだ犬の鳴き声がまぎれて収録されている[1]。
- レコードのジャケットは、「E'」のロゴ部分が切り抜かれており、そこから中身が見える意匠になっている。また、ジャケットの色は赤・青・緑の3色が用意されていた(中身に差違はない)。なお、カセットテープおよびCDでは、「E'」ロゴから中の冊子が見えるデザインがそのまま印刷されており、切り抜かれてはいない。またCDのジャケットは赤色のみ。
収録曲
- スタイナー(Introduction)
- 作曲:Mitchell Froom
- インストゥルメンタル。17thシングルにも収録
- 逃亡者
- 作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉
- 17thシングル
- あの夜…
- 作詞:ちあき哲也、作曲:矢沢永吉
- O,Oh
- 作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉
- FADE AWAY
- 作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉
- LONG DISTANCE CALL
- 作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉
- BALL AND CHAIN
- 作詞:ちあき哲也、作曲:矢沢永吉
- 17thシングルのB面曲
- 棕櫚の影に
- 作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉
- 罪なデマ
- 作詞:ちあき哲也、作曲:矢沢永吉
- GOOD LUCK!!
- 作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉
- 回転扉(ドア)
- 作詞:ちあき哲也、作曲:矢沢永吉
脚注
- ^ a b 『地球音楽ライブラリー 矢沢永吉』 TOKYO FM出版、1997年8月8日、57頁。ISBN 4887450036。
- ^ 『地球音楽ライブラリー 矢沢永吉』 TOKYO FM出版、1997年8月8日、126頁。ISBN 4887450036。
|
イープラス
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2020年8月) |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | イープラス |
本社所在地 |
![]() 〒150-6005 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 |
設立 | 1999年7月30日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 2010701011796 |
事業内容 | コンサート等のチケット販売、コンピュータソフトウェア企画開発、情報提供サービス |
代表者 |
代表取締役会長 橋本行秀 代表取締役社長 倉見尚也 |
資本金 | 9億7250万円 |
売上高 |
159億7,400万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
33億8,500万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
33億9,400万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
26億8,900万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
594億5,000万円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 51% 株式会社クレディセゾン 49% (2024年7月31日現在)[2] |
主要子会社 | 株式会社イープラス・ライブ・ワークス |
外部リンク | https://eplus.jp |
特記事項:2014年12月までの社名は「株式会社エンタテイメントプラス」 |
株式会社イープラス(eplus Inc.)は、通信販売特化型のプレイガイド「イープラス」の運営会社である。ソニー・ミュージックエンタテインメントの連結子会社[2]。
概要
![]() | 概要節は、導入部が長くなりすぎた際に記事本文の要約を記す節です。別名や記事本文の要約でない情報が含まれています。 |
1999年7月30日設立。当時のセゾングループが50%、ソニーとその関連企業が50%出資した。
元々セゾングループはグループの出版業、SSコミュニケーションズが「チケットセゾン」として、西武鉄道、西武百貨店、西友、ファミリーマートなどの西武・セゾン関連の店舗を中心にプレイガイド事業を展開した。ファミリーマートとの提携は1998年で解消し、その後はチケットぴあとの提携に変更した。また、グループの経営体質改善の一環として、1999年9月に店舗窓口形式によるプレイガイド事業を廃止し、2000年からエンタテイメントプラスがパソコン・iモードなどのインターネットサイトとプッシュホンによる自動応答電話を用いたチケット販売に特化するようになった。
チケットセゾンを運営していたSSコミュニケーションズ(後の角川・エス・エス・コミュニケーションズ、現在は角川マーケティングと合併し消滅)の株式譲渡を受けたため、角川グループが株主だった事がある(2019年現在、株主ではなくなっている)。
2009年6月、株式会社ファミリーマートおよび株式会社ファミマ・ドット・コムと業務提携し、マルチメディア端末「Famiポート」での販売開始。これにより、チケットセゾン時代以来11年ぶりにファミリーマートでのプレイガイド展開を再開した。また、これを受けてファミリーマートとチケットぴあとの提携が解消されている。
2013年8月より、ローソンHMVエンタテイメントに代わり、JCBのプレイガイドサービス「チケットJCB」の運営を受託する[3]。
2015年1月に株式会社エンタテイメントプラスから株式会社イープラスに社名変更。同年、株式会社イープラス・ライブ・ワークスを設立し、東京都渋谷区に新業態ライブカフェ「eplus LIVING ROOM CAFE&DINING」を開業。
2015年5月、株式会社オーガス、株式会社イープラス、ぴあ株式会社、株式会社ローソンエンタテインメント、日本ユニシス株式会社の出資により、新会社「オーガスアリーナ株式会社」を設立。
2016年より、訪日外国人向けのインバウンドチケット販売を開始。
2017年6月、チケットの不正転売問題への対応として、会員サービスをリニューアルして会員登録時にSMS&Emailの2段認証を導入。同年11月にはプレイガイドで初めて全面適用とした。
2017年12月、世界初・国内最大級 "世界一謎がある"エンターテインメントパーク、東京ミステリーサーカスを新宿・歌舞伎町にオープン。株式会社SCRAP、株式会社イープラス、株式会社ニッポン放送、株式会社Cygamesによる運営会社、合同会社TOKYO MYSTERY CIRCUSを設立。
2018年1月、チケット販売に関わる基幹システムの全面刷新を決定した。2006年の稼働開始から10年以上が経ち、当初のシステム設計が限界に達しようとしていたためによるもの。全面刷新の完了は2020年後半になる見通しである[4][5]。
2020年3月、イープラスでチケットが販売された各種イベントのうち、新型コロナウイルス感染症の影響で中止・延期となったものに関して、通常は興行主催者が支払う中止払戻手数料をイープラスが全額負担することを発表した[6]。
2020年5月、ライブイベントなどを有料チケット制でストリーミング配信する自社サービス『Streaming+』(ストリーミングプラス)のサービスを開始した[7]。また、同様のストリーミングサービスで、高音質配信を特徴とする『MUSIC/SLASH』(ミュージックスラッシュ)を展開するSPOONと業務提携し、有料視聴チケットを販売することも明らかにしている[7]。
2024年7月31日、ソニー・ミュージックエンタテインメントはクレディセゾンの保有株式1%分を取得し、イープラスを連結子会社化したことを発表した[2]。
チケット購入
チケットを購入するには、事前にウェブサイトから無料の会員登録を行う必要がある。
2006年3月よりセブン-イレブンがe+と提携し、e+サイト等で購入・予約したチケットの発券・支払がセブン-イレブン店頭にて行えるようになった。それまでは、クレジットカードなどで決済し、当日会場引き替えを除き宅配便で自宅へ配送する事しか出来ず、一件あたり送料手数料600円(税込み)が発生していた。なお、2016年3月現在でも公演によっては1件あたり3枚以上の購入であれば配送の方が割安となる場合がある。[注釈 1][注釈 2]
これらによって、チケットを購入するために、プレイガイド店頭に発売待ちで並ぶ煩わしさが無くなると同時に、e+側は店舗を設けない低コスト運営のメリットが生まれた。
ただし、人気アーティストや演劇・ミュージカルのチケット販売初日は、アクセス集中でインターネットサイトや電話がつながりづらくなる場合もある[9]。特にネットでの購入はは転売目当てのダフ屋がbotによる大量アクセスを行うことから、アクセス集中により購入が難しくなっていた[10]。2018年頃からサイトのbot対策を徹底した結果、業者による大量購入がほぼ不可能になった[10]。また不正アクセスのデータを捜査機関に提出することで業者の摘発にも繋がっている[10]。
特色あるサービス
e+チェック
パソコンの会員ページから好みのアーティスト・俳優・劇団などの名前や、ホール・劇場・ライブハウスなどの会場名、J-POPやオーケストラ・ミュージカル、狂言などのジャンルを指定しておくと、適合した公演が見つかった場合、「e+★チェック」というアラートメールを配信するサービス。メール本文中に詳細ページへのリンクがある。
プレオーダー
抽選先行販売制度。チケットの一般発売日の2週間~3ヶ月程度前に、プレオーダーの申し込みを行い、当選すれば、一般発売日以降にチケットを発送もしくはセブン-イレブンで発券し受け取れる。興行によっては日程・席種などを第2・3希望まで申し込み可能。
人気チケットで事前のプレオーダーと一般発売で2回購入のチャンスが得られる。プレオーダーに当選した場合は購入となり、代金・発券手数料とは別にプレオーダー手数料がチケット1枚毎に250~500円(税込み)程度発生する。
得チケ・すぐチケ
空席がかなりある、千秋楽が近い、などの特定の興行で、正規チケットを定価の1~5割引きのバーゲン価格で販売する「得チケ」というサービスがある。
2006年からは、公演日10日以内の指定興行のチケット購入で、セブン-イレブンもしくはファミリーマートの店舗で発券する場合は手数料無料となる「すぐチケ」サービスも開始している。
セゾンカード会員優待
セゾンカードのWebサービス「Netアンサー」に会員登録の上ログインし、バナーをクリックすると、セゾンカード会員向けのe+サイトにリンクして、貸切公演や割引チケットを販売している事がある。この優待を受けるにはe+の決済登録をセゾンカードでのクレジット決済に指定する必要がある。
スマチケ
スマートフォンでチケットを受け取るサービス[11]。
WEBオープンシステム
学園祭などの小規模のイベントのチケットの取り扱いも、安価で委託販売できるサービス。 主催者は、公演の告知も委託できるため、販売促進になるとしている[12]。
脚注
注釈
- ^ セブン-イレブンもしくはファミリーマートの店頭で発券する場合:(システム利用料 1枚あたり216円+店頭発券手数料 1枚あたり108円)×3枚=972円[8]
- ^ 配送する場合:配送+システム利用料 1件あたり648円[8]
出典
- ^ a b c d e 株式会社イープラス 第25期決算公告
- ^ a b c “ソニー・ミュージック、イープラスを連結子会社化”. 日本経済新聞 (株式会社日本経済新聞社). (2024年7月31日) 2024年8月1日閲覧。
- ^ “チケット販売システム変更に伴う、ご利用方法の変更および会員様データの移行について”. イープラス. 2016年3月11日閲覧。
- ^ 『業界最大級のチケット販売サイト「イープラス」、基幹システム刷新プロジェクトにDelphixを採用』(プレスリリース)株式会社アシスト、2019年7月10日。オリジナルの2019年7月14日時点におけるアーカイブ 。2019年7月14日閲覧。
- ^ 日川佳三「イープラスが基幹システム刷新に着手、開発用データ基盤Delphixを採用しデータベース関連費を削減」『IT Leaders』株式会社インプレス、2019年7月11日。オリジナルの2019年7月12日時点におけるアーカイブ。2019年7月14日閲覧。
- ^ “イープラス、中止・延期イベントの払戻し費用を全額負担 主催者の経済的損失を軽減”. オリコン. (2020年3月5日). オリジナルの2020年4月3日時点におけるアーカイブ。 2020年5月6日閲覧。
- ^ a b 『有料視聴チケット制のライブ・ストリーミング・サービス「Streaming+」を5月15日より提供開始』(プレスリリース)イープラス、2020年5月1日。オリジナルの2020年6月1日時点におけるアーカイブ 。2020年8月23日閲覧。
- ^ a b “手数料一覧│e+(イープラス)チケット”. 2016年3月11日閲覧。
- ^ “「ラブライブ!」一般発売で「e+」サーバーダウン ファン悲鳴”. スポーツニッポン. (2016年2月11日). オリジナルの2016年3月11日時点におけるアーカイブ。 2016年3月11日閲覧。
- ^ a b c イープラスに聞く、悪徳転売業者を駆逐するまで チケット購入アクセスの「9割占めた」botを徹底排除 (4/4) - ITmedia
- ^ “スマチケ|チケットの面倒ごとを全て解消する使い方ラクラク、手数料もおトクな新サービスが登場!”. イープラス. 2016年3月11日閲覧。
- ^ “チケット委託販売サービス|イープラスでチケットを売る・告知・集客”. イープラス. 2016年3月11日閲覧。