作品中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:09 UTC 版)
「アルトネリコ1」の舞台であるソル・シエールにおいては、レーヴァテイルと、一部の人間のみが使用できる。続編に当たる「アルトネリコ2」の舞台であるメタ・ファルスにおいても同様であるが、レーヴァテイルが優遇されている社会ということもあり、一般人の認識はソル・シエールよりも高い。レーヴァテイルは、インストールポイントが現れる(レーヴァテイルとして覚醒する)と無意識に使えるようになる。これは、塔とレーヴァテイルがリンクすることにより、コスモスフィアに流れ込んでくるためである。しかし、ヒュムノス語を学んだわけではないので、例えば『「嬉しい」ってヒュムノス語でなんて言うの?』などと質問しても、答えられない。レーヴァテイルにとってヒュムノス語は感情そのものを表したり感じ取るものであり、それは知識ではなく、口を開くと自然に出てくるものとなっている。塔とリンクしている間のみ使うことができ、塔とのリンクが切れる(塔がサスペンドになったり影響範囲外にでる)と一切理解できなくなる。 一方人間は、エレミアの騎士等のプラティナの人間ならば隔壁の開放コードなどを呪文的に使えることがあるが、自在に使いこなす人間はゲーム中には登場しない(一部、例外的にヒュムノスミュージカルにおいて『月奏』と呼ばれる人々が登場しており、レーヴァテイルが詩サーバーから力を得るように、自然から力を得て魔法的効果を得ている)。第一紀や第二紀など、ヒュムノス語を多用していた時代には、間違いなく多くの人間が使いこなしていただろう。 このようにゲーム内での現在(A.D.3770年代)では自由に使いこなせるものはほとんどいない。例外的にシュレリア(エオリア)およびフレリアは、オリジンであると共に管理者でもあるので自由に使うことが出来る。この世界で最もヒュムノス語に詳しい存在たちである。そのため、シュレリアは公式ホームページではヒュムノス語の解説をしばしば行っている。但し、本人が『好きな律はアルファ律』といっているので、シュレリアにとってもやや難しいのかもしれない。また、ソル・シエールでは第三紀現在もわずかながら月奏が存在し、ヒュムノス語を活用している。そのほかにも、トウコウスフィア第62回に『ソル・シエールの大学入試科目にヒュムノス語が課される』とあることから、ソル・シエールではいまだにヒュムノス語の研究が行われているようである。
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