どうしゅう‐せい〔ダウシウ‐〕【道州制】
道州制(どうしゅうせい)(federal system)
現在の都道府県を整理して、日本全国をいくつかの大きなブロックに分け、「道」または「州」という広域的な地方行政の単位に編成する構想のこと。
道州制をめぐっては多くの提言があるが、日本全国で地方行政の単位を7から9程度のブロックに分ける案が有力だ。これまで国に属していた行政の権限を道または州に移し、広域的な観点から道または州が市町村との連絡を図る。国の役割は、外交や防衛といった国家の基本的な機能に限られる。
道州制の実現には新しい法律の制定が必要で、国と地方自治体の役割が抜本的に見直されることから、今すぐに移行するわけではない。しかし、悪化する国と地方自治体の財政状況の打開策として、実現を求める声もあることから、小泉内閣が進める「三位一体の改革」で道州制にまで踏み込むのかが注目されている。
自民党・森派は、小泉首相が総裁選で掲げるマニフェスト(政策公約集)に道州制の導入を盛り込むよう求めている。
(2003.08.18更新)
道州制
道州制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 09:49 UTC 版)
サウスエリアの行政区分。玄海首都圏(福岡県と下関近辺)のほか、山陽道(山陽地方と旧兵庫県南部)、山陰道(山陰地方と旧兵庫県北部)、南海道(四国)、北陸道(旧京都府、福井県、石川県地域)、九州の計6つの広域行政区分で成り立つ。しかし各道州庁の行政は「バランスが重要であり、一部の独走を許すわけにはいけない」とするロックウェルの方針により、事実上復興省の管理下に置かれていた。
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