要素技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 16:20 UTC 版)
帳票自動入力システムを用いるデータ処理で利用する要素技術には、以下の様々な種類がある。 OCR –光学式文字認識 OMR –光学式マーク認識 ICR –インテリジェント文字認識 BCR –バーコード認識 MICR –磁気インク文字認識 OCRは、機械で印刷された大文字/小文字のアルファベット、数字、アクセント付き文字、多くの通貨記号、数字、算術記号、拡張句読文字などを認識する。 ICRは、大文字、小文字、大文字と小文字の混合アルファベット、数字、通貨記号($(ドル)、¢(セント)€(ユーロ)£(ポンド)、¥(円))、算術文字と句読文字(ピリオド、コンマ、引用符、二重引用符、! &() ? @ {} \# %* + – / : ; <=>)を使用して、アメリカおよびヨーロッパ英語の手書き文字を認識する。 MICRは、小切手のMICRフォントの処理を容易にする認識技術である。これにより、小切手の決済でエラーが発生する可能性が最小限に抑えられる。また、資金のより簡単で迅速な送金にも役立つ。 MICRは、情報をスキャンして処理するための安全で高速な方法を提供する。 光学式マーク認識(OMR)は、手で記入された黒丸または印刷された帳票のチェックボックスを識別する。通常、OMRは単一および複数のマーク認識をサポートする。認識されるフィールドは、グリッド(行ごとの列)または単一の丸として指定できる。 バーコード認識は、Code39、CODABAR、 Interleaved 2 of 5 、Code93などを含む20を超える業界の一次元および二次元バーコードを読み取ることができる。画像内のすべてのバーコードまたは画像内の指定された領域を自動検出する。
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