総代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 03:00 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動総代(そうだい)とは、何らかの団体・集団にかかわる者全ての代表、もしくは代理となる者のことである。「卒業生総代」などのように使う。総員代表を略した言い方である。
卒業式における総代
卒業式における総代は、学級の代表として校長から卒業証書を手交される児童・生徒・学生。首席の者が務める場合とそうでない場合がある。
宗教団体における総代
宗教団体での総代は、ある宗教団体(神社・寺院・教会など)の檀家・信者を代表する者のことである。神社の場合は「氏子総代」、寺院の場合は「檀信徒総代」と呼ばれる。
総代は、主に宗教法人の寺院運営など「俗」面に関する部分に関わり、総代の中から責任役員・干与者が選任されることが多い。
宗教法人法では、宗教法人の責任役員については規定があるが、総代については規定がない。これは思想・信条の自由、政教分離の観点から、宗教団体の運営に関し行政が関与することが憲法上禁止されているためである。総代についての規定は、各宗教法人、包括宗教法人が定めている。
氏子総代
以下は、神社本庁の庁規による事項である。神社本庁被包轄でない神社については、この通りとは限らない。
氏子総代は、神社の祭礼にあたって神職に協力したり、氏子・崇敬者の世話をしたりする。その神社の氏子・崇敬者のうちの「徳望が篤い人物」の中から宮司が選任することとなっており(実際には責任役員が決めているという神社も多い)、通常は複数人選任される。戦前の規定では、県社以下の神社については氏子数に応じて3名以上の氏子総代を選出していた。神社が提出する届などには氏子総代の連署を要するなど、神社の維持のための活動を行う義務を有していた。現在の制度でも、宗教法人の責任役員は、総代によって組織される総代会が選考することとなっている。
武術における総代
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武術(特に合気道・空手道などの日本武術)においては、流派および道場の責任者としての意味を持つ。幹部の任命や昇段の可否といった全般において絶対的な権限を有することが多い。幹部はその部門の実力者が選定されるのに対し、総代は開祖の血縁が継承する場合がほとんどである。
生活協同組合における総代
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生協で年1回開催される、当該年度の事業・活動方針・予算を決める会議のことを「総代会」と呼ぶ。ここに組合員の代表として出席し、直接発言できる者を「総代」と呼び、通常複数名である。
関連項目
参考文献
- 『寺院経営の基礎知識』(雨宮眞也著、2012年、曹洞宗宗務庁)
総代
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「JDCシリーズの登場人物」の記事における「総代」の解説
鴉城 蒼司(あじろ そうじ) 集中考疑(しゅうちゅうこうぎ)- 全神経を事件の一要点に集中し、一瞬で推理を進行させる。 JDC創設以来20年以上、日本探偵界のトップに君臨し続ける。祖父・蒼神の勧めで不知火善蔵に弟子入りし、徹底的にしごかれ、集中考疑を体得。事件のもつれに着目し、事件の背景を見出していき、見事な推理を展開する様は優秀な外科医のオペに例えられる。DOLLのランクではS探偵。 電話で事件を解決する。警察庁やJDC支部、あるいは一般の迷宮入りしそうな事件が昼夜問わず鴉城のもとへ入り、事件の情報をパソコン3台を駆使して整理。集中考疑で瞬時に真相に辿り着き、電話相手に解決法を伝える。キャッチホンも受けながら、同時に複数の事件を解決することもあり、安楽椅子探偵を遥かに凌駕する電話探偵である。その独特の解決法を有することから、余程のことがない限りJDCを離れることはできず、いなくなればJDCは機能不全に陥り、事実上終りを迎えると言っても過言ではないほど存在が大きい。 短時間の仮眠をよく取るため、レム睡眠が得意になる。 彩紋家事件で祖父・蒼神を、幻影城事件で息子・蒼也を亡くす。妻・水紀も事件に巻き込まれて亡くなっており、家族運が薄い。そのためか、九十九十九と不知火善蔵には家族のように気を許せる。 1996年8月10日、JDC本部ビル爆破により生死及び消息不明の状態が続く。
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