測地学とは? わかりやすく解説

そくち‐がく【測地学】

読み方:そくちがく

地球表面の形や大きさなどを決めたり地球上のある地点位置決めたりする方法研究する地球物理学一分野。


測地学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 10:49 UTC 版)

測地学(そくちがく、: geodesy)とは、地球に固定した座標系を仮定し、その座標系を用いて、地球上の任意の点の位置を決定する方法、精度、その背景にある地球力学的な諸問題を扱う分野をいう[1]地球物理学の一分野である。

地球楕円体

実際の地球の形状は、山あり海ありで起伏に富んでおり、完全な楕円体ではない。そこで、平均海水面を等重力ポテンシャルとする仮想的な面が考え出された。これをジオイドと呼ぶ。これは理想的には回転楕円体と一致するべきものであるが、実際には地球上の物質の不均一性により、ジオイドにも凹凸があることが分かってきた。

ジオイド面になるべく近い形状の楕円体を求める試みは、19世紀前半から行われた。ただし、当初は全地球規模で楕円体の形状を決める方法がなかったため、地域ごとの子午線弧長の測量によって楕円体が決定されてきた。東アジアで決められたベッセル楕円体1841年)、北米でのクラーク(Clark)楕円体(1866年)などである。ちなみに、ベッセル楕円体の長半径(


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測地学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 14:39 UTC 版)

地球球体説」の記事における「測地学」の解説

詳細は「測地学」を参照 測地学とは、三次元時変空間における地球やその重力場地球力学現象(極運動地球潮汐地殻変動)について測量した論じたりする学問領域である。 測地学は重力場位置決定その時変化幾何学的側面を主に扱うが、地球磁力場の研究をも含む。特にドイツ語圏の測地学は、地球全体として測量することに関わる測地測量(独: Erdmessungあるいはhöhere Geodäsie)と、地表一部測量することに関わる地理調査(独:Ingenieurgeodäsie)に分けられる地球の形状は少なくとも二つやり方考察されるジオイドとして、世界海洋平均的な海水面として; あるいは 海面まで上下したような地表として 測地学では地球をさらに正確に計測するため、まずジオイド形状は完全な球とはされず、楕円体一種である扁球回転楕円体としてほぼ正確に表される。さらに近年測定によって未だかつてない正確さジオイド計られ地表下の質量濃度明らかになっている。

※この「測地学」の解説は、「地球球体説」の解説の一部です。
「測地学」を含む「地球球体説」の記事については、「地球球体説」の概要を参照ください。

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