電磁気学とは? わかりやすく解説

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でんじき‐がく【電磁気学】

読み方:でんじきがく

電気的磁気的現象や、それらの相互作用研究する物理学一部門。

「電磁気学」に似た言葉

電磁気学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 02:12 UTC 版)

電磁気学でんじきがく: electromagnetism[1][2][3][4])は、物理学の分野の1つであり、基本相互作用のひとつである電磁相互作用に関する現象を扱う学問である。[1][2][3][4]工学分野では、電気磁気学と呼ばれることもある。[5]電磁気学の基礎は、19世紀にスコットランドの科学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが導き出した、マクスウェルの方程式によって定式化された。マクスウェルの方程式は、「物理学における2番目の大きな統一」と呼ばれる。[6] 本稿では学問としての電磁気学全般について述べるにとどめ、より詳細な理論については古典電磁気学、歴史については電磁気学の年表に譲る。




「電磁気学」の続きの解説一覧

電磁気学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 03:45 UTC 版)

電気」の記事における「電磁気学」の解説

詳細は「電磁気学」および「古典電磁気学」を参照 1821年エルステッド電流流れ導線周囲磁場存在することを発見し電気と磁気直接的な関係があることがわかった。さらにその相互作用当時自然界存在することがわかっていた重力静電気力とも異なようだった方位磁針にかかる力は単に電流流れ導線との間の引力斥力といったものではなく、それとは直角な方向の力である。エルステッドはこれを「電気的衝突回転するように働く」とやや不明瞭に表現した。この力は電流向きにも依存し電流逆向きに流すと力の向き反対になるエルステッドはその発見を完全には解明しなかったが、その現象相互的であることは述べている。すなわち、電流磁石に力を及ぼすと同時に磁場電流に力を及ぼすということである。この現象をさらに研究したのがアンドレ=マリ・アンペールで、2つの平行な導線それぞれ電流を流すと相互に力を及ぼすことを発見した。同じ方向電流を流すと2つ導線引き付けあい、逆方向電流を流すと反発しあう。この相互作用それぞれの電流によって生じ磁場同士介在して起きるもので、アンペアという単位の定義にもこの現象使われている。 この磁場電流の関係は極めて重要であり、この現象からマイケル・ファラデー1821年電動機発明したファラデー単極電動機永久磁石水銀プール中央つき立てられた状態になっている。その上から導線が垂らされていて先端水銀浸っている。導線電流を流すと接線方向に力が働き導線磁石周囲を回るように動く。 1831年ファラデー導線磁場を横切るように移動させるとその両端電位差生じることを発見した。これが電磁誘導であり、さらなる研究によってファラデーの電磁誘導の法則呼ばれる法則見出した。すなわち、回路乗じる電位差は、回路を貫く磁束変化割合に比例するという法則である。この発見応用しファラデー円盤回転させる機械エネルギー電気エネルギー変換する世界初発電機1831年発明した。このファラデーの円盤原始的なもので実用可能なレベルではなかったが、磁気使って発電できる可能性示したファラデーアンペール業績により、時間と共に変化する磁場電場生み出し時間と共に変化する電場磁場生み出すことが示された。つまり、電場または磁場時間と共に変化すれば、もう一方の場が必然的に誘導されるこのような現象波動性質持っており、一般に電磁波呼ばれる電磁波については1864年ジェームズ・クラーク・マクスウェル理論的に解析したマクスウェルは、電場磁場電荷電流の関係を明確に示す一連の方程式導出。また彼は電磁波光速伝播することを証明し、光も電磁放射一種であることを示したマクスウェルの方程式は光、場、電荷統合し理論物理学における重要な進歩となった

※この「電磁気学」の解説は、「電気」の解説の一部です。
「電磁気学」を含む「電気」の記事については、「電気」の概要を参照ください。

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電磁気学

出典:『Wiktionary』 (2021/06/25 23:26 UTC 版)

この単語漢字
でん
第二学年

第六学年

第一学年
がく
第一学年
音読み 音読み 音読み 音読み

名詞

電磁気 でんじきがく

  1. 電気磁気に関する現象研究する物理学の一分野

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