殺菌剤
殺菌剤 [Bacteri(o)cide(s),Fungicide(s)]
おもな消毒剤としてアルコール類(エタノールなど)、塩素系(塩素ガス、晒し粉、次亜塩素酸ナトリウム、塩素化イソシアヌール酸、クロラミン T)、ヨウ素系(ルゴール液、ヨードチンキ、ヨードホルム、ポビドンヨード、ヨードホール)、フェノール系(フェノール、クレゾール、ヘキサクロロフェン)、有機水銀系(マーキュロクロム)、酸化剤(オキシドール、過マンガン酸カリウム)、界面活性剤(逆性石鹸など)、酸やアルデヒド(ホウ酸、ホリマリンなど)があり、そのほかに、よく使用される強力な消毒剤としてジグアニジン-塩素系のヒビテンがある。また、最近、オゾンによる殺菌も行われるようになった。
一方、農林・蓄水産業や食品・繊維工業では動植物の病原菌や腐敗・変性菌を防除するための殺菌・防腐剤も多い。古くから使用されてきたボルドー液(硫酸銅と生石灰)や有機水銀剤をはじめ多種類の合成薬剤がある。しかし、これらの殺菌剤は毒性が強い物質も多く、その使用に当たっては充分な注意が必要である。
殺菌剤
殺菌剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:17 UTC 版)
燃料系の内部で細菌などが繁殖しないようにするために添加される。
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