さいご‐つうちょう〔‐ツウテフ〕【最後通×牒】
【最後通牒】(さいごつうちょう)
外交交渉やビジネスにおいて、交渉条件の譲歩・調整を行う意志がない事を明示する発言・文書。
条件面などで折り合いが付かないまま時間が浪費される場合に、交渉を打ち切るために通達される。
外交上の重大な局面で通達される場合、事実上の宣戦布告として扱われる事も多い。
その場合の最後通牒は「期日までに全面的な合意が得られなければ宣戦布告する」旨が明示される。
国際法において、開戦の条件を明示する最後通牒は公式な宣戦布告として扱われる。
しかし、現代の国際常識において、最後通牒は必ずしも『紳士的』な態度を示すものとはみなされない。
明白に理不尽な条件を付帯した、宣戦布告のみを目的としているとしか思えない最後通牒の例もある。
そうした行為は国連憲章が禁止する「武力による威嚇」であると解釈され、現在では十分な法的正当性を備えていない。
最後通牒
最後通牒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 07:06 UTC 版)
ムスタファ・ケペル大提督率いるボスプラス帝国の三個艦隊は、オルヴィエート本星を包囲し封鎖作戦を実行した。商業国家であるオルヴィエートにとって星間貿易とは生命線であり、封鎖の長期化は国家の破綻を意味していた。
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