日本仕様の年表
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「ホンダ・レジェンド」の記事における「日本仕様の年表」の解説
2012年4月5日 2012年ニューヨークオートショーで「アキュラRLXコンセプト」を世界初公開。 2012年11月29日 2012年ロサンゼルスオートショーで新型「アキュラRLX」を発表。 米国では、2013年春から発売、また「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載したモデルは2013年後半に発売する予定であることを合わせて発表。 2014年4月20日 ハイブリッドシステムを搭載した「アキュラRLX」を2014年北京モーターショーで初公開。 中国において、従来までのFFモデルに加え、「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載モデルを、同年8月より発売することを発表。 2014年10月24日 安全運転支援システム「Honda SENSING」を発表。 日本での「Honda SENSING」の発表と合わせ、本システムを搭載する新型「レジェンド」が、年内に日本で発売予定であることが公表された。 2014年11月10日 フルモデルチェンジ(2015年2月20日発売)。 2年4ヶ月ぶりに「レジェンド」の名称が復活。 日本仕様は、3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載した「Hybrid EX」のみの設定。「SPORT HYBRID SH-AWD」は、新開発のV型6気筒3.5L直噴i-VTECエンジンと、高性能モーターを内蔵した7速DCTを、車体後部には、2つのモーターを内蔵したTMU(ツインモーターユニット)を搭載。エンジンと合計3つのモーターを最適に制御するコントロールユニットと、高出力リチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステムである。また、世界初となる歩行者への衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」など、先進の運転支援システム「Honda SENSING」を採用している。 ボディカラーは先代モデルにも設定されていた「グラファイトラスター・メタリック」、「クリスタルブラック・パール」、「ポメグラネイト・パール」に、新設定の「ホワイトオーキッド・パール」と「スーパープラチナ・メタリック」、新規開発色「ギルデッドピューター・メタリック」を加えた全6色を設定。 2016年3月 仕様変更(公式発表なし)。 ステアリングヒーターが追加された。 2017年7月 仕様変更(公式発表なし)。 ボディカラーの設定を変更。「グラファイトラスター・メタリック」が廃止され、全5色の設定となった。 2017年12月7日 2018年2月に実施予定のマイナーモデルチェンジに関し、Hondaホームページで関連情報の先行公開を実施。 2018年2月8日 マイナーモデルチェンジ(2月9日発売)。 エクステリアは、フロントグリルや前後バンパーのデザインを変更し、リアツインフィニッシャーを採用。ヘッドライト、テールランプのデザインを変更。 また、新採用された 「ダイヤモンド・ペンタゴングリル」 は、日本国内専用のデザインとし、アキュラ仕様に採用されるグリルのデザインとは異なる。 忍者が用いる撒菱と日本建築の紋様がモチーフの設計で、ホンダブランドのフラッグシップに相応しい、拘ったデザインとした。 ボディカラーの設定を変更。「ホワイトオーキッド・パール」、「クリスタルブラック・パール」、「ポメグラネイト・パール」の3色は廃止。新採用色として「プラチナホワイト・パール」、「モダンスティール・メタリック」、「マジェスティックブラック・パール」(日本市場初設定)、「プレミアムディープロッソ・パール」、「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」、「オブシダンブルー・パール」の6色が追加され、全8色から選択ができる。 インテリアは、シート形状を大幅に変更。インストルメントパネルを中心にシルバー加飾を変更するとともに、内装のカラーバリエーションを追加。「プレミアムブラック」、「シーコーストアイボリー」の2色は継続設定。「ブルーノ」に替わり「ディープブラウン」と「グレーストーン」の2色を新設し計4色の設定とした。さらに、インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)の小型化により、トランク容量を13L拡大するとともに、パワートランクを新採用。 走行性能では、ボディー、シャシー、制御など細部までチューニングを施すとともに、ボディー骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングを変更。また、エンジンと3つのモーターで四輪の駆動力を自在に制御する「SPORT HYBRID SH-AWD」をさらに熟成させ、ハンドリング性能と上質な乗り心地を進化させている。 「Honda SENSING」には、Honda車として初搭載の機能として「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」を追加。高速道路などの渋滞時、0km/hから約65km/hまでの速度域で前走車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をアシストし、ドライバーの運転負荷を軽減する機能である。 2020年11月 仕様変更(公式発表なし)。 カラーバリエーションを変更。ボディカラーは「ギルデッドピューター・メタリック」と「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」が、内装色は「グレーストーン」が、それぞれ廃止された。 WLTCモードによる排出ガスと燃料消費率(JC08モードによる数値も併記)に対応し、「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得した。 2021年3月4日 新タイプとして、「Hybrid EX・Honda SENSING Elite」が発表された(翌3月5日発売)。 本タイプでは、高速道路や自動車専用道において、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援システム(LKAS)が作動中に一定の条件を満たしたときに、ドライバーがハンドルから手を離した状態でもシステムが運転操作を支援(車線内運転支援・車線変更支援・高度車線変更支援)するハンズオフ機能、ハンズオフ機能付車線内運転支援機能で走行中に渋滞に遭遇した場合に一定の条件下でドライバーに代わってシステムが周辺を監視しながらアクセル・ブレーキ・ステアリングを操作する渋滞運転機能「トラフィックジャムパイロット」、ドライバーがシステムからの操作要求に応じ続けなかった場合に左車線へ車線変更しながら減速・停車を支援する緊急時停車支援機能で構成された「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」を搭載。また、ハンドル・ナビ画面上部・グローブボックスにHonda SENSING Elite表示灯を装備し、ハンズオフが可能な状況にはハンドルの表示灯がブルーに点灯し、「トラフィックジャムパイロット」作動中は他の表示灯もブルーに点灯。システムがドライバーに操作要求をする場合にはオレンジに切り替わって点灯・点滅して知らせるほか、メーターは12.3インチの大型フル液晶タイプとなり、通常は2眼メーターと2眼の間に配置したマルチインフォメーション・ディスプレーが表示されるが、「トラフィックジャムパイロット」作動中は2眼メーターが消え、優先度の高い情報のみが大きく表示される。 外観は赤外線を用いるライダーセンサーを、フロントはバンパー下部にビルトインして内部をブラックアウト化。リアはバンパー下部奥にブラックアウトされたディフューザーに内蔵。レーダーセンサーは外から見えないように内蔵され、ソナーセンサーは丸型フラットタイプを採用するなど、機能を成立しつつ外観に溶け込むように搭載されたほか、フロントバンパーの左右下部とリア中央のライダーセンサーの左右にターコイズブルーに光るブルーアクセサリーランプを装備し、アルミホイールはベルリナブラック塗装の専用デザインとした。ボディカラーやインテリアカラーは「Hybrid EX」と同じカラーバリエーションから選択可能である。 なお、本タイプはリース専用の販売となり、リース契約やアフターサービスは国土交通省の特定整備認証を取得した特定の販売店での案内となるほか、100台の限定生産となる。 2021年6月15日(補足) 同年12月末の狭山工場の閉鎖に伴い、同年12月末までに生産終了。 2021年10月中旬 「Hybrid EX・Honda SENSING Elite」のオーダー受付を終了。 2021年11月8日 「Honda SENSING Elite」搭載タイプが「2021~2022日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」を受賞した。 2021年12月24日 生産終了。以降は流通在庫のみの販売となる。 2022年1月31日 販売終了と同時にホームページへの掲載終了。これにより、日本国内におけるホンダの大型高級セダンが消滅した形となり、初代から数えて通算37年の歴史に幕を下ろした。日本国内におけるホンダの大型セダンは既存の海外生産車種である10代目アコードが事実上の代替車種となる。 Hybrid EX フロント(2015年2月発売モデル) Hybrid EX リア(2015年2月発売モデル) Hybrid EX 室内(2015年2月発売モデル)
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