帝都関係者
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オーガ 声 - 小山剛志 帝都警備隊隊長でその剣の腕前から「鬼のオーガ」と呼ばれている。ガマルから賄賂を受取り、無実の人を犯罪者に仕立て上げ処刑していた。自らに与えられた権力を振りかざしてやりたい放題だったため、暗殺の指示を受けたタツミに路地裏で殺される。セリュー・ユビキタスの師でもあった。 ショウイ 声 - 藤沼建人 皇帝に仕える内政官。皇帝の政策に口出ししたため、大臣の策により皇帝から「牛裂きの刑」を宣告される。皇帝に「大臣に騙されている」と言うが大臣を信用しきっている皇帝に聞き入れてもらえず、誰かが大臣に罰を与えてくれることを願いながら連行された。 ナカキド、ヘミ 両者とも皇帝に仕えていた将軍。特にナカキドは戦上手と謳われている。帝国を離反し、反乱軍に合流した模様。 コボレ兄弟 皇帝に仕える文官の兄弟。大臣の手下で悪事を働くが、仕事の方は優秀。自身の子供(どちらのかは不明)の前では良い父親を演じていた。革命軍に暗殺依頼されたタツミとレオーネによって暗殺される。 チョウリ 声 - 蓮岳大 元帝国大臣。大臣の派閥に属さない良識派の1人で、「民あっての国」と語る良心的な人物。また、娘のスピアに対して親馬鹿な一面を持つ。その人柄と現役時代の功績から未だ彼を慕う者は多い。 帝国の腐敗を憂いており、反オネスト派に請われたこともあって政界への復帰を決意するも、帝都へ向かう途中で三獣士の襲撃に遭い、リヴァに首を斬られ殺害された。 スピア 声 - あいざわゆりか チョウリの娘で、皇拳寺槍術皆伝の達人。勇ましく正義感が強い性格で、父のために頑張ろうとする親思いの少女。また、父から勇ましすぎて嫁のもらい手がないのが玉に瑕と言われ、すねてしまう面がある。 父と共に帝都へ向かう途中、三獣士の襲撃に遭う。腕利きの部下たちと共に迎え撃つが、ダイダラに部下全員が殺され、自身も重傷を負う。最期はニャウに顔を剥がされて殺された。アニメ版ではショック死したことになっている。 ゲバゼ 声 - 山本兼平 皇帝に仕える財政官。市民を家畜と見下し、彼らから税金を搾り取っている。メイドに変装したチェルシーによって暗殺される。 セイギ 皇帝に仕える内政官。帝都では数少ない良識のある人物であり、皇帝に西の異民族侵略の現状を報告し帝都の危機を知らせるも、大臣に内乱の話を逸らすための責任逃れの口実だと歪曲され、その後は粛清された模様。 ヨウカン ナジェンダ曰く「大臣に媚びへつらうコバンザメ」。無能だが媚びへつらうことだけには長けており、妊婦の腹を裂いて胎児の性別を当てるなどの悪趣味且つ残虐なゲームでオネストを楽しませていた。決戦の際にナイトレイドの最終標的となり、アカメとレオーネに追い詰められる。観念して辞世の句を聞かせようとするが、聞き入れられることなくアカメに頭を輪切りにされ死亡した。 コウケイ 大臣派の武官。軍需物資を横流しして私財を貯め込んだり、オネストと共謀して自分にたてつく将軍たちを無実の罪に陥れていた。決戦の際にナイトレイドの最終標的となり、ドウセンと共にアカメとレオーネに追い詰められる。一度は宮廷警護専門の帝具使いに守られて難を逃れるも、最終的にレオーネに追い詰められ殴殺された。 ドウセン 相撲取りのような風貌の巨漢。各地の民衆から搾り取った金を賄賂としてオネストに献上することで出世してきた。決戦の際にナイトレイドの最終標的となり、コウケイと共にアカメとレオーネに追い詰められる。一度は宮廷警護専門の帝具使いに守られて難を逃れるも、最終的にレオーネに追い詰められ殴殺された。 サイキュウ オネストの補佐。暗殺部隊の設立者であり、アカメたち帝国の暗殺者の生みの親でもある。「反乱時に真っ先に命を狙われるポジションには立たず、陰で支えながら自分自身も好きなように生きる」という人生哲学を持つ。決戦の際にナイトレイドの最終標的となり、数名の部下を連れて帝国からの逃走を図るが、アカメに追い詰められる。命乞いをするも聞き入られることなく斬殺され、アカメの姿に自分の理想としていた暗殺者の姿を垣間見ながらも、自身が指示した教育方針が皮肉にも自身の死を招いてしまったことに内心後悔しながら息絶えた。 『零』にも登場しており、ロンゴロンゴの力を利用して各地に「隠れ里」と呼ばれる私有地を創設し、そこで様々な種別の私兵を養成していたことが明らかとなっている。 使用する帝具は「世界全書ロンゴロンゴ」。 宮廷警護専門の帝具使い ペストマスクを付けた帝具使い。アカメから「まだこれほどの奴が残っていたのか」と言わしめるほどの実力を持つ。コウケイとドウセンを守り、アカメと交戦するが、毒ガスの罠を見抜いたアカメに一瞬で斬られて死亡。 侍女 声 - 真山りか アニメオリジナルキャラクター。皇帝の宮殿に仕える少女。反乱軍の協力者としてタツミとラバックの案内役を担っていたが、シュラに家族を人質に取られ、彼らを裏切る。自身の命を賭してまでシュラに貢献したが、家族は既に殺害済みであった。 マーサ 『零』に登場。アカメと親しかった料亭の女将。 反乱軍の内通者の疑いでアカメの初任務の標的となるが、実際には家族を救うために帝国の命令でアカメら選抜組の育成に協力していただけに過ぎなかった。 指令の内容を信じられずに自身に詰め寄ったアカメに本性を現して襲いかかったが、戸惑いながらも情けを捨てた彼女に討たれた。アカメを騙してはいたが、彼女に対する愛情は本物であった。 ラギリ 『零』に登場。帝国北部にあるラクロウ城の太守。 北の異民族と内通しているという疑いで暗殺部隊の標的となり、ツクシに暗殺される。
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