教育方針(旧理事長の代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:33 UTC 版)
「学校法人森友学園」の記事における「教育方針(旧理事長の代)」の解説
日本の伝統や文化に重点を置いたカリキュラムのなかで、愛国心等を育むことを目的とし、教育勅語を導入している。園長は、阪神・淡路大震災が発生した際、人々の行動には矜持があったとし、その矜持を育むことこそ教育であると考え、教育の根幹を十二の徳目におき、教育勅語の導入を始めたという。園の方針により、日の丸を掲げ君が代を斉唱している。 行事として伊勢神宮への宿泊を伴う参拝旅行を行っており、高速道路走行のため幼稚園バスは通常の幼稚園バスに使われる幼児専用車では無く全席シートベルト付きのハイバックシートで後部非常口無しのマイクロバスをベースとしている。 2014年4月に、安倍昭恵首相夫人が、同園の視察と教職員研修で訪問した際、園長の籠池泰典が首相の安倍晋三はどのような人物かと園児に問い、「日本を守ってくれる人」と答え、昭恵夫人は「ありがとう。(安倍首相に)ちゃんと伝えます」と涙を浮かべながら述べたとし、同幼稚園を“愛国”幼稚園であると、産経新聞は2015年1月8日付で報じた。 2016年12月9日に、前園長の籠池泰典による「伝統的な日本人としての美徳を子どもたちに学ばせる」という方針にもとづき、園児たちに「教育勅語」や「五箇条の御誓文」を唱えさせている教育について、ロイター通信社は"戦前教育"と報じた。
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