し‐せき【史跡/史×蹟】
史跡・名勝・天然記念物
史跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 05:28 UTC 版)
史跡(しせき、非常用漢字:史蹟)とは、貝塚、集落跡、城跡、古墳などの遺跡のうち歴史・学術上価値の高いものを指し、国や自治体によって指定されるものである。この語は一般には遺跡全般と同義で現在においてもその意味で使用される場合も多いが、日本においては1919年(大正8年)の史蹟名勝天然紀念物保存法以降、特に法律で指定保護されている遺跡を指すようになり、現在では狭義の「史跡」は文化財の種別の一つとして文化財保護法第109条第1項に規定されている[1]。
注釈
- ^ 単に「史跡」と称した場合は、日本国指定の史跡を指しており、官報でも「史跡」と表記される。しばしば「国指定史跡」と称されるが、これは、都道府県指定史跡や市区町村指定史跡と区別した便宜的な用語である。
- ^ 指定基準については複数の基準にまたがるものがある。たとえば、大安寺旧境内附石橋瓦窯跡(奈良県)は、「3 社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡」と「6 交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡」の2つの基準により史跡に指定されている。
- ^ 「特別史跡」を含み、名勝、天然記念物と重複指定されている件数を含む。
- ^ 史蹟名勝天然紀念物調査会、朝鮮総督府宝物古蹟名勝天然記念物保存会のほか、古社寺保存会、国宝保存会などの委員を務めた。
- ^ 2008年2月22日、宮内庁が管理する神功皇后陵(五社神古墳)に日本考古学協会など16学会の研究者代表らが墳丘に立ち入り調査をした。「陵墓」に学会側の立入が認められたのは初めて。(2008年2月23日「朝日新聞」)
出典
- ^ “史跡 とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2014年5月30日閲覧。
- ^ 「近代の遺跡の保護について」『月刊文化財』1995年4月号、38頁。
- ^ 森(1996)。
- ^ 文化庁 文化庁月報 連載 「文化財行政の現代的な課題 」- 史跡の現地保存,凍結保存,及び復元について
史跡(国指定)
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「羅漢寺 (大田市)」の記事における「史跡(国指定)」の解説
羅漢寺五百羅漢(「石見銀山遺跡」のうち) 国の史跡「石見銀山遺跡」の一部として、2005年に追加指定された。石造五百羅漢坐像群、石反橋3基、宝篋印塔を含む。
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史跡
「史跡」の例文・使い方・用例・文例
- 史跡
- その史跡は車で1時間のところにあります
- その史跡は地図には出ていない
- あなたはこの国の有名な史跡の名前を2つ挙げることができますか
- 史跡をたくさん訪れたのですか?
- 私たちは奈良の史跡を訪れるつもりです。
- ここはとても有名な史跡です
- ゆかりの地, 旧跡, 史跡.
- この地図の記号は史跡地を示す.
- 史跡, 旧跡.
- 史的記念物, 史跡.
- 彼は史跡を保存する必要性について話した.
- (後世の人々のために)史跡を保存する.
- 史跡.
- その土地のガイドは様々な史跡を実際にあったような調子で説明する
- 歴史的記念碑、建物、史跡、または自然の美しさを保護するよう務める組織
- 文化財保護法に基づいて指定された,史跡と名勝と天然記念物
- 文化財保護法に基づいて指定された史跡
- 史跡の多い都市
- 仏教の史跡
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