含水率
含水率 ( water content )
砕石に関係の深い物理的性質の一つ。他に、比重(specific gravity)、空隙率(porosity)、硬度 (hardness)、強度(strength)、等がある。
含水率は、湿潤状態の重量(A)と絶対乾燥状態の重量(B)を測定し、次の算式により求める。
含水率= (A-B)÷ B × 100 %
湿潤状態とは、試料の表面にまで水分が付着している状態をいう(湿潤状態の表面水を完全に拭い去った状態を表面乾燥飽水状態という)。
絶対乾燥状態とは、表面乾燥飽水状態の試料を100~110℃の温度で定重量となるまで乾燥させた状態をいう。含水率(がんすいりつ)
含水率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 15:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動含水率(がんすいりつ)とは、物質に含まれる水分の割合を示したもの。重量基準と体積基準の含水率があるが、単純に含水率と呼ぶ場合は、重量含水率を示す。無次元量であり単位はなく、通常は百分率(%)を用いて表される。
重量基準含水率は一般的に湿潤基準(水分の重量を水分と固形分の重量の和で除したもの)の含水率が用いられ、乾量基準(水分の重量を固形分の重量で除したもの)は含水比と呼ばれ区別されている。しかし、木材の場合は、乾量基準であっても含水率と呼ばれる。
定義
- 重量基準含水率 u
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含水率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 21:07 UTC 版)
前述の含水率は、木材を加工・保存する上で最重要の項目となる。JISに定められた木材測定法では木材を絶乾状態(全乾材)にして水分量を計測するよう規定されており、最も正確に測定できる。しかし、より簡易な方法もある。繊維飽和点以下であれば電気を流し抵抗値を計測して推計(電気抵抗法)できるが、温度や木材中のイオンが与える影響を除く必要がある。誘電率や誘電損率から導く(電気容量法)際には、木材の比重で補正しなければならない。この他にも、X線やガンマ線を照射し、水によって吸収された放射線量から計測する(吸収係数法)がある。また、平衡含水率はヒステリシスを示すため、放湿・吸湿のいずれ方向から計測する状態になったのかも勘案しなければならない。 繊維飽和点は、木材中の自由水が無くなり結合水のみが残っている状態を指す。これは、伐採した生木をゆっくり自然乾燥させる方法か、もしくは乾燥させた木材を湿度100%の環境下で吸湿させて含水率が一定となった状態を、容積膨張や縦圧縮強さのグラフの傾きが変化した(折れ曲がった)部分から得る。
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