史実と異なる点
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史実と異なる点もいくつか存在する。 フランスが史実以上に強い。 マジノ線を正面突破できる。 パリを占領してもフランスが降伏しない。 イギリスが当時の国際秩序に反して侵略をする。 ソ連が独ソ不可侵条約を破る。 イタリアと同盟するのがゲーム中盤から後半。 ソ連と正面衝突しても短期戦で勝利することが可能。 イギリス上陸作戦に失敗していた場合、アメリカがヨーロッパ戦線に登場するのが1942年12月以降になる。 アメリカの参戦動機がイギリス支援若しくはヨーロッパ解放となり史実と大きく違う。(史実ではドイツが宣戦布告した) アメリカ軍が史実では上陸していない場所(ソ連領カレリア、ノルウェー、イングランド、スコットランド)に上陸する。 ターンが経過するごとに史実に沿った様々なイベントが起きる(独ソ不可侵条約・冬戦争など)。また、兵器の開発をすればするほど自軍に有利になるが、敵軍もそれに準じて兵器レベルを上げてくるので、相手よりも早く開発して敵領土を攻略することが重要である。
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史実と異なる点
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「突入せよ! あさま山荘事件」の記事における「史実と異なる点」の解説
史実での当事者本人への配慮から、人質夫婦と立てこもり犯人および現場で説得に当たった、犯人一人の母親の名前を変えている。同様に、鉄球作戦に参加したクレーン車を所有していた会社名と、オペレータの風貌も実際とは異なっている。またクレーン車も実際には、過激派からの報復を恐れて所有者の社名標記は、運転席の防弾工事で一時的に消去された。 長野県警関係者と、佐々ら警察庁および警視庁組とを比較して、長野県警側を大規模警備に不慣れでしかも体面ばかりを重んじる官僚たちとして、戯画的に描かれている。 機動隊の車両として登場する警視庁の特型警備車は、消防車を改造したものだが実際よりは小さく、形状・塗色も若干異なる。また機動隊の輸送車(マイクロバス形)は、1990年代になって製造が開始された日産・シビリアン(もしくはOEMのいすゞ・ジャーニー)を、極力当時の車両らしく仕立てたものが登場する。 機動隊員の出動服には、実際のものとは色調が異なる布地が用いられている。さらに、機動隊員の装備品でも当時は存在しなかったものが一部使われている。 長野の現地に派遣されている『役所広司』が現地宿舎へ帰った時に、一階の階段脇に座り込み凍りついた靴に湯を掛ける最初のシーンを始め、この宿舎階段周りでの各シーンでは、ほぼ毎回にわたり荷物棚に乱雑に置かれた「雪国まいたけ」社名と、ロゴ入りの段ボール箱数個が登場する。しかし、同社が設立されたのは1983年7月のことであり、マイタケの出荷を始めるのはそれ以降である。また映画最後のエンドロール内でも、同社名は一切現れない。 事件発生後に、軽井沢警察署内の上層階へ通じる階段上部の踊り場に常設されている電話交換台が最初に登場したシーンでは、交換台回りに特段の変わりは無く交換手が忙しく取り次いでいた。しかし数日経過した二回目のシーンでは、日々殺到する電話と署内の会見場に設けられている、新聞記者用の大量の電話機(後日、突撃前日の本部長発表後に記者が、大量の電話機に一斉に飛びついているシーンあり)や、臨時に増設された警察電話用回線のために交換手の横にある木製の手すりから、下階へ垂らされた大量の仮設のケーブルが写っている。このケーブルの垂れ下がったシーンはその後、数回登場し続けるものの、事件終盤の突撃当日に電話交換台の近くの階段で、腰掛けて生中継されている仮設の白黒テレビを見入る女性職員横の手すりにある筈の、大量の仮設ケーブルがすべてなくなっている。これは、事件が山場を迎えている突撃当日ではあり得ない。 事件現場を見下ろす雑木林に陣取っている多くの報道陣の中に、数回登場する三脚をつけた生中継用の大型テレビカメラ(四角いグレー色仕様)には、作品として設定されていた頻繁に変わる現地の天候に配慮した雨天用のカバー類が一切掛かっておらず、通常の野外仕様となっている。 突入のシーンにおいて、現場では突然雪が降ったりすぐに晴れたりと、天候が頻繁に変化している。しかし実際の事件の際には、天候にそれほどの変化はなかった。 突撃隊が山荘内での会話中に、爆発物処理の手当て金額が「農林水産省の技官(獣医)が行なう牛や馬の種付け作業にて、支給される危険手当てよりも安い」と会話する場面があるが、農林水産省の設置は事件が発生した1972年から6年後の1978年の事であり、事件当時は農林省であった。また、警察官など『公安職』の基本給が、技官など『行政職』よりも高く設定されている点(言い換えれば、普段の基本給にも危険手当が含まれている点)についても、一切言及されていない。 映画の最終盤(事件解決後)において、警察庁の『兵頭参事官』が警備の実施状況について指揮幕僚団を酷評しているが、これは事件当時の警察庁内に存在したと噂される評価を集約したものである。しかし、実際にそのような意見が存在したかはわかっておらず、『兵頭参事官』という人物も架空のキャラクターである。
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