た・てる【建てる】
た・てる【立てる】
読み方:たてる
㋑長いものを直立させて据える。「煙突を—・てる」「屏風(びょうぶ)を—・てる」
㋓突き上がった形のものをつくる。「けばを—・てる」「角を—・てる」
2 座ったり横になったりしているものを起こす。「片ひざを—・てる」「襟を—・てる」
5 表明した決意で身を律する。「誓いを—・てる」「願を—・てる」
6 (「閉てる」とも書く)戸や障子をしめる。「ぴったり襖(ふすま)を—・てる」
7
㋑重要な役目・地位につかせる。「証人に—・てる」「候補に—・てる」
㋐物事を新たにつくり示す。「新記録を—・てる」「学説を—・てる」
㋑目標などを考え定める。「見通しを—・てる」「対策を—・てる」
㋑湯などを沸かす。「風呂を—・てる」
㋒(「点てる」とも書く)抹茶に湯を注いでまぜ合わせる。「お薄を—・てる」
㋔矛盾なく認められるようにする。道理・順序を正しくする。「筋道を—・てて話す」
「愛妻(つま)のことを思い悩んでわびしい月日を—・てて来た」〈近松秋江・青草〉
「朝狩(あさがり)に五百(いほ)つ鳥—・て夕狩に千鳥踏み—・て」〈万・四〇一一〉
17 動詞の連用形に付いて、物事を盛んに行う意を表す。「書き—・てる」「騒ぎ—・てる」
[下接句] 青筋を立てる・頭から湯気を立てる・異を立てる・伺いを立てる・我(が)を立てる・顔を立てる・角(かど)を立てる・聞き耳を立てる・義理を立てる・煙を立てる・後家を立てる・志を立てる・情(じょう)を立てる・世間の口に戸は立てられぬ・茶を立てる・腹を立てる・人の口には戸が立てられない・人を立てる・身を立てる・操(みさお)を立てる・耳を立てる・目に角を立てる・目くじらを立てる
たてる【立てる】
たてる
壴
尌
建
「たてる」の例文・使い方・用例・文例
- 好奇心をかきたてる
- 悪いうわさをたてる
- 次のように3つの仮説をたてることができる
- 何か自分のしたいことをしながら生計をたてるのが私の夢だ
- 彼女が君に腹をたてるのも無理はない
- 火かき棒で火をかきたてる
- 計画をたてる
- …のことで不必要に騒ぎたてる
- 生計をたてる手段
- 西欧では食事中音をたてるのは行儀が悪いと考えられている
- 誓いをたてる
- ティムは腹をたてるたびに,やけ食いをしたものだった
- 隣の家の犬は私が通りかかるたびにキャンキャン吠えたてる。
- 真夜中に犬が誰かにキャンキャンほえたてるのを聞いた。
- 自分ひとりで予定をたてる他ない。
- 自分ひとりで予定をたてる以外他に手段はない。
- 彼はスープを飲むときに音をたてるに違いない。
- お役にたてるように、精一杯がんばります。
- 私は、何かお役にたてる事があるかもしれないと思い応募しました。
- 私もいつかこの舞台にたてるように頑張ります。
- たてるのページへのリンク