数字
読み方:すうじ
「数字」とは、数量・数値・順番・番号などの「数」を表現する文字または記号のことである。言葉を表す文字と共に日常的に使用されている。アラビア数字(1,2,3)、ローマ数字(I, II, III)、漢数字(一、ニ、三)などの表記法がある。
「数字に強い」「数字で証明する」といった言い回しにおける 「数字」は、数字そのものというよりは「試験や統計の結果として数字で客観的に示される成果や実績」といった意味である。
数字は記数法の基数に応じた種類がある。「記数法」は数字を使って数を表現する方法のことである。その数字の組み合わせによってあらゆる数が表現される。
現代社会で標準的に用いられている「10進法」の位取り記数法では「0123456789」の10種類の数字が用いられる。
電子機器に用いられる「2進法」では、「01」の2種類の数字が用いられる。
コンピュータ上で扱われるデータの表現などによく用いられる「16進法」では、「0123456789ABCDEF」の16種類の数字が用いられる。この「A~F」の部分は、10進法では2桁になってしまう数をアルファベットで代用して1文字で表現しているわけであり、その意味で「16進法におけるA~F」は数字であるともいえる。
状況を評価・分析するにあたり、単に「多い」「大きい」「成長している」といった表現では漠然としすぎていたり、主観や誇張が入ったりして、実態を正しく把握できない可能性がある。状況を数値的指標として表現することで、曖昧さや主観が排除できる。
たとえば、企業の損益計算書を分析して課題や業績展望を正しく見抜くことができるような人物は「数字に強い」と評価しうる。
日本語では、「1」は「いち」「ひと」、「4」には「し」や「よん」といった複数の読み方がある。その読みの中から適当なものを選び、場合よっては、「1(いち)」を「い」と読むような変形もしつつ、意味のある言葉として読めるようにするわけである。
数字語呂合わせの例としては、「1192(いいくに)」や「312(さいふ)」などが挙げられる。自動車登録番号(ナンバープレートの番号)が語呂合わせで指定されている場合は多い。
ギリシア数字はギリシア文字を使って数字を表現する。たとえば「1」は「α'」、「2」は「β'」といった具合である。
「数字」とは、数量・数値・順番・番号などの「数」を表現する文字または記号のことである。言葉を表す文字と共に日常的に使用されている。アラビア数字(1,2,3)、ローマ数字(I, II, III)、漢数字(一、ニ、三)などの表記法がある。
「数字に強い」「数字で証明する」といった言い回しにおける 「数字」は、数字そのものというよりは「試験や統計の結果として数字で客観的に示される成果や実績」といった意味である。
「数字」の基本的な意味
「数字」は、数値・数量・序列・番号などを表すために記号的に用いられる文字である。数字は記数法の基数に応じた種類がある。「記数法」は数字を使って数を表現する方法のことである。その数字の組み合わせによってあらゆる数が表現される。
現代社会で標準的に用いられている「10進法」の位取り記数法では「0123456789」の10種類の数字が用いられる。
電子機器に用いられる「2進法」では、「01」の2種類の数字が用いられる。
コンピュータ上で扱われるデータの表現などによく用いられる「16進法」では、「0123456789ABCDEF」の16種類の数字が用いられる。この「A~F」の部分は、10進法では2桁になってしまう数をアルファベットで代用して1文字で表現しているわけであり、その意味で「16進法におけるA~F」は数字であるともいえる。
「数字」を含む熟語・言い回し、その他の用語の解説
「数字で見る」
「数字で見る」とは、物事の様子を数値化して、客観的なデータとして確認する、という意味の言い回しである。状況を評価・分析するにあたり、単に「多い」「大きい」「成長している」といった表現では漠然としすぎていたり、主観や誇張が入ったりして、実態を正しく把握できない可能性がある。状況を数値的指標として表現することで、曖昧さや主観が排除できる。
「数字に強い」
「数字に強い」とは、人が「計算を得意としている」「財務や経理事務が得意である」あるいは「物事を数値化して分析し、そこから有意な結果を導くことができる」といった意味で用いられる言い回しである。たとえば、企業の損益計算書を分析して課題や業績展望を正しく見抜くことができるような人物は「数字に強い」と評価しうる。
「数字語呂合わせ」
「数字語呂合わせ」は、数字の音を、別の文字に当てはめることで、数字に意味を持たせる遊びである。日本語では、「1」は「いち」「ひと」、「4」には「し」や「よん」といった複数の読み方がある。その読みの中から適当なものを選び、場合よっては、「1(いち)」を「い」と読むような変形もしつつ、意味のある言葉として読めるようにするわけである。
数字語呂合わせの例としては、「1192(いいくに)」や「312(さいふ)」などが挙げられる。自動車登録番号(ナンバープレートの番号)が語呂合わせで指定されている場合は多い。
「ローマ数字」
「ローマ数字」とは、古代ローマで主に用いられたとされる数字である。「1」を表す「I」、「5」を表す「V」、「10」を表す「X」を基本とする。現代では標準の数字として扱われることはほとんどないが、装飾の要素として採用されることは少なくない。「ギリシア数字」
「ギリシア数字」とは、古代ギリシアで主に用いられたとされる数字の表現方法である。ローマ数字とは別物である。ギリシア数字はギリシア文字を使って数字を表現する。たとえば「1」は「α'」、「2」は「β'」といった具合である。
「アラビア数字」
「アラビア数字」とは、インドで生まれアラビアを経由して世界に広まったとされる数字である。「0123456789」の10種類からなり、現代では最も広く使用されている数字である。「数字占い」
「数字占い」とは、数字を使った占いの総称である。誕生日や携帯電話の番号、自動車のナンバーなど、様々な数字を使用した数字占いがある。「数字イラスト」
「数字イラスト」とは、数字をモチーフにして作られたイラストである。イラストを、フォントの数字とは別物として扱う場合に、数字イラストという言葉が使われることが多い。「数字の歌」
「数字の歌」とは、0から9までの数字を、幼児に覚えさせることを目的とした童謡である。多くの場合、「1」は煙突、「7」はラッパという風に、それぞれの数字に子供向けのモチーフが与えられている。すう‐じ【数字】
読み方:すうじ
1 数を表すのに用いる記号や文字。アラビア数字(「1、2」など)・ローマ数字(「Ⅰ、Ⅱ」など)・漢数字(「一、二」など)の類。
2 統計・成績・計算など、数字によって表される事柄。「—に強い」「—がものを言う」
[アクセント]1・2はスージ、3はスージ。
すう‐じ【数次】
すうじと同じ種類の言葉
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