少なくともこんなの↓
・・・目玉焼き、ポークビーンズ、焼きトマト、ソーセージ、それから薄っぺらいトースト(大抵冷めている!)、
まかり間違えばこんなの↓
上記はもとより、ベーコン、マッシュルーム、それからブラックプディングも付いている。
というようなものを浮かべがちでしょうか?
まだマクロバイオティックに手を染めていなかったイギリス上陸直後に、そういう感じのを作ろうとしたことがあります。
すると、
「や、やめて~・・朝からこんなの食べられない。」
と悲鳴を上げた夫でした。
B&Bではこういった朝食を喜んでパクパク食べるくせに、と言うと、
「B&Bは別。日常生活ではシリアル(ミューズリ)だけで充分!」
とのことでした。
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だから最初のうちは、いえ、随分長い間、夫お薦めミューズリをシリアル・ボウルに入れて、牛乳をとくとくと注ぎ、牛乳がミューズリを柔らかくしてくれた頃に食べる。傍らには牛乳をたっぷり入れた紅茶。
・・・朝食と言えばこの二品がお決まりでした。
*サラダとかスープをつけようとすると、そういうのも朝食では食べられない、とか訳判らないこと言うので・・・。
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それがある時、試しに牛乳をやめてみたら、私はイギリスに来てから発症していた関節痛や腹痛が嘘みたいに消え、夫はイビキをかかなくなる、という甚大なるメリットが出てきて、牛乳やめました。
で、豆乳を使って、やはり二品は変わらず、の時代がありました。
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そして今。
気がつけば、もう半年以上、所謂「ポリッジ」と番茶や生姜汁(ジンジャー・ジュースと言う方がお洒落??)を足したホット・アップルジュースなんかが、新たな拙宅式イングリッシュ・ブレックファーストです。
どんなポリッジなのか、というと、例えば
◆オートミールにカボチャの種、向日葵の種を混ぜ、三倍量の水でことこと10分程度するとトローリとしたポリッジが出来ますが、
・・・それが標準バージョン。
ここにアマザケをスプーン大盛り一杯くらいかけて優しい甘さを足して食べます。
・・・休みの日などは、レーズンやバナナを足したスペシャル・バージョンになることも♪
これが我が家の「朝食コーナー」。
生花みたいな造花、じゃなくて、造花そっくりの本当の花です!生花の意味ない気もする。
◆或いは、キノアにりんご、レーズンを混ぜて、出来上がりにシナモンをふりかける「ホット・キノア・ブレックファースト」の時も。
レーズンは刻んで入れると甘みが増すので、面倒じゃない時は刻んでます。
◆時間の余裕が大きくあって、しかもやる気のある朝は、ポレンタを練り練りすることも。
練り練りし続けないと、海底火山の噴火みたいに、ぷっ、ぷっと吹き上がってくる~。
やっぱりアマザケたっぷりで食べます♪
30分程度は練り練りしないと美味しいのが出来ないのが難点なんだけれど、色が凄くきれいなのが好きです。
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オランダのKushiでの朝食は、必ずブランチした野菜(キャベツとか白菜とかブロッコリとか、いわゆる十字架植物系)とスープ(醤油ブイヨンとか味噌汁とか)が付いてきたけれど、朝からそこまでは無理(夫)だそうです。
そこまでって言われてもね。。
あと半年したら、また違う感じの朝食になっているかも???
オートミールのポリッジ、病人食の顔してて見かけは悪いですが、早朝、まだ起きていない胃に優しくすっと入るし、何より意外に美味しくて、ちょっと癖になりますよ
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あ、オリーブ入りサワードウとか、パンも時々、無性に食べたくなって、だからパンも食べます!