涼宮ハルヒの憂鬱 「笹の葉ラプソディ」(茂木健一郎的視点)
●茂木健一郎視点と「涼宮ハルヒ」を結びつけて脳科学をお勉強です。(ネタw
・予測可能なことと、意外性が混在すると人間の脳は楽しく感じます。
・今回のエピソード「笹の葉ラプソディ」でみる「意外性と日常」を考えて見ましょう。
・まず、「キョン」は完全な一人称作品であるため、他者の思考はこの作品では絶対出てきません。
・小説やノベルゲームにおける「一人称」作品の最大のメリットは「主人公視点」ゆえに、主人公への共感が強く、物語に深く没入しやすい点でアニメ版でもそのスタンスは強く出ています。
・だから、キョンが予測不能な状況に出会うと、見ている視聴者の脳も活性化するわけです。
・日常「朝比奈みくるからの、短冊によるお誘い」
・非日常「実は、三年前の世界に一緒に言ってほしいと約束された事」
・三年前のハルヒとの出会い「予測不能」
・三年後に涼宮ハルヒと北校で出会うこと「予測可能」
・この上記の繰り返しにより、視聴者の脳も活性化する訳です。
●SOS団と遇有性とセキュア
・人間の脳は、先が読めると飽きてしまう。
・「飽きが来ない仕組み」がSOS団にはあります。
・先に定義しておくことがあります。
・「予測できない事」を「遇有性」といい。
・「予測できること」を「セキュア(安全性)」といいます。
・遇有性の塊のような「SOS団」の中にキョンは「遇有性」とは対極な「セキュア」を築きあげています。
・このふしぎな、バランスが共存する部室は、常にキョンと共感している視聴者の脳によい刺激を与えています。
・実際、部室でメンバーがいるシーンを見ているだけで、脳は様々な楽しみを感じているはずです。
・理由は、セキュアベース(安全地帯)と遇有性を受け持つのハルヒ達の存在の奇妙な融合。
・それにより、一人称で没入しやすいキョンという立場を見ることによって、視聴者も同じ感覚を得ることができるからです。
●小泉一樹が言う「涼宮ハルヒが常識人」って?
・セキュアベースがないと、人間はチャレンジなど未体験行動が取れません。
・具体的に説明するとたとえば、あなたの周りに新しいことにチャレンジしている人はいますか?
・かなり少ないと思います。
・「起業」を起こしたりする人の脳は強い信念で「セキュアベース」を築いているから、確固たる意思でチャレンジできるわけです。
・子供のころを思い出してください、そのころは皆さんも「好奇心旺盛」で「様々な事にチャレンジ」していたとおもいます。
・つまり、子供のときのセキュアベースは「親」であり、それがあるので、怖いもの知らずで遇有性に対しても恐れずに挑むことができるのです。
・しかし大人になるにつれ「親」というセキュアベース(安全地帯)を失います。
・そして「常識」を持ち、妄想と非日常が、大人たちの社会で現実との隔たりを知ります。
・そのためセキュアベースは「友人」や「コミューン」に拠ってしまう人もいるでしょう。
・しかし、自分の「強い信念」と「努力の実績」を築き上げれば、自分の心が「セキュアベース」となり、無謀なチャレンジでも恐れずに挑むことができます。
・それに至るには「常識」や「一般論」を嫌というほど、日常だと理解していないと「強い信念」は人の中に生まれません。
・これって涼宮ハルヒもキョンも後者という事です。
・秩序と法律をよく知る者ほど、法の穴をくぐりやすくなるし、アイデアを浮かぶ人ほど日常に目をとても向けているからです。
●結局「ジョンスミス」とはなんだったのか?
・ここで話を戻す準備ができました。
・涼宮ハルヒのセキュアベースは「ジョンスミス」だということです。
・きっかけは「キョン」=「ジョンスミス」の他愛無い対話だったのですが、その後ハルヒの中で「ジョンスミス」は「自分の信念」に変化しています。
・もう会えない人物は、心の中で強い存在として生きてしまうからです。
・ハルヒの破天荒な行動の安全地帯となる「ジョンスミス」。
・それが「キョン」という事は・・・。
●結局「笹の葉ラプソディ」とはどういう意味があったのか?
・この話「卵か先か?鶏が先か?」というお話だったわけです。
・「キョン」がいたから今のハルヒがいて「ハルヒ」と出会ったから「キョン」は過去に行かざる得ないという・・・。
・また、涼宮ハルヒの「異常な行動力」と「強い信念」たるセキュアベースが生まれたエピソードでもあったわけで、絶対無くてはならない「すべての起源」のお話だった訳です。
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・「飽きが来ない仕組み」がSOS団にはあります。
・先に定義しておくことがあります。
・「予測できない事」を「遇有性」といい。
・「予測できること」を「セキュア(安全性)」といいます。
・遇有性の塊のような「SOS団」の中にキョンは「遇有性」とは対極な「セキュア」を築きあげています。
・このふしぎな、バランスが共存する部室は、常にキョンと共感している視聴者の脳によい刺激を与えています。
・実際、部室でメンバーがいるシーンを見ているだけで、脳は様々な楽しみを感じているはずです。
・理由は、セキュアベース(安全地帯)と遇有性を受け持つのハルヒ達の存在の奇妙な融合。
・それにより、一人称で没入しやすいキョンという立場を見ることによって、視聴者も同じ感覚を得ることができるからです。
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