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高齢者の犯罪増加を憂う
 日本は、どの先進国も経験したことがないスピードで高齢社会に突入している。「団塊の世代」が65歳に達する2012年には、高齢人口が3,000万を超す見込みと言われている。私自身もその一人だ。高齢社会日本にあって、沖縄は「長寿の島」なので、余計に高齢社会の度が増すに違いない。
 高齢社会にあっては、老後の不安(経済的、介護、医療など)や孤独が原因になっているのだろうか。昨今、犯罪者の高齢化が進んでいるようだ。要するに高齢者による刑法犯の多発である。高齢者による刑法犯の多発と増加は、結果として高齢受刑者の増加を意味する。
 2008年版の犯罪白書によると、2007年に刑法犯で検挙された65歳以上の高齢者は48,605人。高齢者自体も増えているが、刑法犯となる高齢者の割合は、それを上回る増加である。諸外国でも高齢犯や受刑者が増える傾向にあるようだが、日本は飛び抜けて高いと言われている。どうしてだろう?何が原因か?日本は、「構造改革」弱肉強食の政治で、医療・介護などの社会保障システムが崩壊寸前にある。年金や生活保護など福祉の貧困が、高齢者の生活不安・将来不安を強くしている。
 先日、友人の会社社長からスーパーにおける高齢者の万引きが増えているとの話を聞いた。万引きをした男性は、商品代を所持しない者、女性はお金を所持しつつ万引きに及ぶ者が多いとも聞かされた。このように増加する高齢者の犯罪を厳しく取り締まり、検挙や刑罰を科すだけではダメではないかと思う。高齢者の不安を解消し、生活を安定させる社会全体の取り組みが大事ではないか。ここでも政治の責任が問われていることは言うまでもない。
 私もあと1年半で「高齢者」になる。それにしても、沖縄における高齢者の刑法犯、受刑者の実態も気になるところだ。近々に質問主意書を提出してみることにしよう。

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