2010-12-25(Sat)
それでも町は廻っている #12 それ町
なんかそれっぽいの来た-ッ!
それ町もこれにて最終回です。
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それ町もこれにて最終回です。
町。そこは人が集い、生まれ、育ち、そして天寿を全うする所。
しかし神の不注意か、時としてその営みの乱れる者もいる。
Aパートは原作第13話「それでも町は廻っている(前編)」。サブタイトルが表題という、ある意味この作品の本質を描いたエピソードであります。時として「少し不思議な非日常」が描かれる本作の真骨頂、神のいたずらで臨死体験した歩鳥、そして臨死の歩鳥を囲む町のみなさんを通じて描かれる「無常」が最終回のテーマです。
そんな奥深い話の冒頭は伯父さんからもらった「まんねんしつ」をノコギリと瞬着で改造している歩鳥から。これは紺先輩が初めてシーサイドを訪れた時期のお話なのはセリフからわかりますね。先輩vsタッツンの火花を取りなそうと間に入った歩鳥は手にした発明品を自慢しますが…「まんねんしつ」を「まんねんひつ」のメイド長のツッコミネタはアニメだとわかりにくいかも? 「ひ」を言えない江戸っ子ネタなのか、それとも単に覚え違いなのか(笑
瞬着にてルーペを付けた万年筆。それを眺める先輩は訝しげな表情…というのもそれが「モンブラン」の高級品だから。そうとは知らず切った貼ったしてしまった歩鳥は大ショックです。しかも鼻高々で自慢していたそれは既に年寄りの間で普及していたと知って電撃直撃の踏んだり蹴ったりでした。あるあるこういうの。
「と、ところでこれ、おいくら万円くらいほど…?」
落ち込んで帰宅の歩鳥にさらなる試練は最高のタイミングで掛かってきた伯父さんからの電話。件の万年筆の値段を聞いて腰を抜かす歩鳥が窮地を脱するために小説を書くことを決め、いつの間にか気分が盛り上がり、2週間かけて小説を書き上げた後「賞を取った気」になって調子付いてる一連の表情変化はさすが歩鳥としか。幸せな子だなあ。ちなみに「ゼリー島殺人事件」についてはあまりにしょうもないのでレビューはオミットさせていただきます(笑
大賞発表より遙かに早く到着した出版社からの手紙はもちろん一次選考落選のお知らせ。歩鳥的には思っても見なかった結果に色を失う大ショック! そして道路へ倒れ込んだ歩鳥はちょうど通り掛かった清掃車にはねられてしまいます。
すっくと立ち上がった歩鳥でしたが何やら様子がおかしい。見下した道路に横たわる歩鳥の体が見え、自分の体はどんどん透けていく。この「魂が抜けた瞬間」の描写はツッコミじいさんの回で見せたとおり、すなわち歩鳥はこの事故により「死んでしまった」のでした。しかし倒れる自分の姿を眺める気分はどんなんだろうね。
歩鳥はそのまま空中へ浮き上がって「お迎え」の天使たちとご対面です。ツッコミじいさんはこの天使たちにスルーされてしまったため今だ地上を彷徨っているわけ(笑。やる気の無いヨハネ、そしておざなりな紙芝居の走馬燈などなどいい加減な様子も面白いです。
Bパートは原作第14話「それでも町は廻っている(後編)」。日本人用の死亡者受付はいかにも日本のお役所風で面白みがありませんね。死亡者カルテによれば歩鳥は平成6年5月10日生まれ、そういや紺先輩の生徒手帳に記載された生年月日は年号がぼかされていたけれどこっちはいいのか?(笑。窓口の奥に貼ってあった「寸止め予備校」のポスターネタはいろいろマズいような…羽田で寸止めで自爆とか昇天とか。
昭和風の天国の町を案内される歩鳥は唯一下界に干渉できる「遊技場」へ。心霊写真を作る「心霊フォトショップ」にて紺先輩が現像に出している写真へいたずらする歩鳥、せっかくいたずらしたのだからリアクションを見たい! ってことで観光地にお馴染みの100円双眼鏡を覗きます。
どこか観光気分で巡っていた歩鳥は下界の様子を見て「自分の死」を実感します。原作では両親の描写と神社の父親だけなのですが、アニメ化に際して大幅に追加され「死の悲しみ」をこれでもかと突き付けてきました。泣きじゃくる妹、針原さんとタッツンのやりとり、それを黙って聞いている先輩など見ていて辛い。
中でも一番効いたのは歩鳥の答案用紙に涙を落とすモリアーキーかな。この演出はズルいよね。シーサイドにてモメている三人衆を止めるおまわりさんのメガネがキラリと光ると一瞬映った目に涙が浮かんでいたり、仏壇を前に涙するメイド長と見守るじいさんの様子、言えなかった言葉をあえてカットして見せる真田の描写も痛々しい。相変わらず顔を見せないまま神社で叫ぶ父親のセリフも涙を誘います。
「これから、なんてもう無いんだ」
そんな様子を見た歩鳥は自分のおっちょこちょいを自嘲しますが「もう先など無い」ことに気付き、ようやく死を自覚して泣き崩れます。先の双眼鏡映像も同様、ここでの歩鳥も原作の淡々とした描写に対し思いっきり感情に訴えるアニメでの演出は少々クドさを感じたけれど、これはこれで胸に熱いものがこみ上げてきますね。死を受け入れた歩鳥が「チョキ」の心霊写真話で空元気を見せるのも痛々しい。ちなみにこのカットの背景にある「タンバスズキリュウ」のポスターはコミックス8巻の映研特撮映画話からの小ネタ、こういうファン向けの遊びは気が利いてます。
しかし歩鳥は奇跡的に現世へ帰れることになりました。死刑執行と逆に13段の階段を「降りて」現世へのゲートへ立ち、床が抜けるとそのまま落下し晴れて生還です。この一連の案内係氏のセリフも切なかったなあ。死亡者に死の現実を教える残酷な仕事、そんな中で若い子が生き返るため送り出すのは確かにご褒美でしょうね。
生き返った歩鳥は天国の記憶もすっかり消え、見舞いに来た紺先輩が差し出した「心霊写真」の原因に気付かないというオチ。原作を読んだ時も感心したけれど石黒氏はマンガ的な話作りが上手い。これほどの話をきちんと「オチ」を付ける仕込みの巧みさは近年のマンガ界に珍しい存在だと思います。
一人の少女が死にかけても、周囲のみんなが泣き崩れても、それでも町は廻っている。何が起ころうと世の中は常に動いており、だからこそ「消えゆくもの」に儚さ美しさを感じ、大切にしようと思うのでしょう。そんな「無常」を感じさせるエピソードでした。
というわけでそれ町はこれにて終了です。イカ娘同様にアニメ化の噂が立っては消えた本作、まさか二作とも同期にアニメ化されるとは思いもしませんでした。両作品とも大ファンなのでレビューする身にもなってくれと(笑。原作ファンの悲しいサガでどうしても比較してしまうけれど、「アニメは別モノ」とまで割り切らずに楽しめて良かった。まあ元々私はシャフト演出が好物のためややバイアスがかかっておりますが、エピソードの選定や構成を含めて十分楽しめたアニメ化でした。OP/EDもかっこよかったし。
小見川さんの歩鳥は最初戸惑ったけれどじきに慣れてしまい、今ではコミックスの歩鳥が小見川声で喋って困る(イカ娘と同じコメント。桜井さんのメイド長は何だかんだでハマってましたね。個人的に大期待だったおまわりさんがあまり活躍しなかったのは残念だったかも。千葉氏にもっと叫んでほしかった(笑。そういやエビちゃん分も足りない! 2期やってくれないかなあ。選定から漏れたエピソードも面白い話がたくさんあるのでアニメ化で興味を持った方はぜひ原作も読んでみてください。
放映が終わっても町は廻っているけどレビューはこれにておしまい。
おつかれさまでした。
そういや今期終了アニメのレビューはこれで一息かな。今期は私的に当たり作が多く、少々がんばりすぎたので次期は作品を絞る予定です。何をやるかはお楽しみに…まだ全然調べてないので自分でもわかりませんけど(笑
エンドカード(提供バック)は最終回のお約束で原作者の石黒氏でした。リアルの歩鳥はこんな感じなのでしょうか。
※おまけ:今回までの原作エピソード順並び替え一覧。
アニメ01話A:第01話「至福の店 ビフォア」
アニメ01話B:第02話「至福の店 アフター」
アニメ02話A:第03話「セクハラ裁判」
アニメ03話A:第04話「目」
アニメ07話A:第05話「愛の逃避行」
アニメ05話A:第06話「辰野トシ子は砕けない」
アニメ02話B:第08話「看板娘が大人気」
アニメ04話A:第09話「恋の方程式」
アニメ03話B:第11話「猫少年」
アニメ12話A:第13話「それでも町は廻っている(前編)」
アニメ12話B:第14話「それでも町は廻っている(後編)」
アニメ07話B:第16話「ナイトウォーカー」
アニメ06話B:第17話「出張メイドサービス」
アニメ10話A:第18話「穴」
アニメ11話A:第19話「ジョセフィーヌの夏」
アニメ06話A:第20話「パンドラの箱」
アニメ08話A:オリジナル「全自動世界」
アニメ08話B:第21話「迷路楽団」
アニメ04話B:第25話「呪のルーレット」
アニメ10話B:第28話「ツッコミじいさん」
アニメ09話A:第32話「激突!妖精VS死神」
アニメ05話B:第33話「実に微妙なカード」
アニメ11話B:第49話「紺先輩の静かな怒り」
アニメ09話B:第71話「大人買い計画」
しかし神の不注意か、時としてその営みの乱れる者もいる。
Aパートは原作第13話「それでも町は廻っている(前編)」。サブタイトルが表題という、ある意味この作品の本質を描いたエピソードであります。時として「少し不思議な非日常」が描かれる本作の真骨頂、神のいたずらで臨死体験した歩鳥、そして臨死の歩鳥を囲む町のみなさんを通じて描かれる「無常」が最終回のテーマです。
そんな奥深い話の冒頭は伯父さんからもらった「まんねんしつ」をノコギリと瞬着で改造している歩鳥から。これは紺先輩が初めてシーサイドを訪れた時期のお話なのはセリフからわかりますね。先輩vsタッツンの火花を取りなそうと間に入った歩鳥は手にした発明品を自慢しますが…「まんねんしつ」を「まんねんひつ」のメイド長のツッコミネタはアニメだとわかりにくいかも? 「ひ」を言えない江戸っ子ネタなのか、それとも単に覚え違いなのか(笑
瞬着にてルーペを付けた万年筆。それを眺める先輩は訝しげな表情…というのもそれが「モンブラン」の高級品だから。そうとは知らず切った貼ったしてしまった歩鳥は大ショックです。しかも鼻高々で自慢していたそれは既に年寄りの間で普及していたと知って電撃直撃の踏んだり蹴ったりでした。あるあるこういうの。
「と、ところでこれ、おいくら万円くらいほど…?」
落ち込んで帰宅の歩鳥にさらなる試練は最高のタイミングで掛かってきた伯父さんからの電話。件の万年筆の値段を聞いて腰を抜かす歩鳥が窮地を脱するために小説を書くことを決め、いつの間にか気分が盛り上がり、2週間かけて小説を書き上げた後「賞を取った気」になって調子付いてる一連の表情変化はさすが歩鳥としか。幸せな子だなあ。ちなみに「ゼリー島殺人事件」についてはあまりにしょうもないのでレビューはオミットさせていただきます(笑
大賞発表より遙かに早く到着した出版社からの手紙はもちろん一次選考落選のお知らせ。歩鳥的には思っても見なかった結果に色を失う大ショック! そして道路へ倒れ込んだ歩鳥はちょうど通り掛かった清掃車にはねられてしまいます。
すっくと立ち上がった歩鳥でしたが何やら様子がおかしい。見下した道路に横たわる歩鳥の体が見え、自分の体はどんどん透けていく。この「魂が抜けた瞬間」の描写はツッコミじいさんの回で見せたとおり、すなわち歩鳥はこの事故により「死んでしまった」のでした。しかし倒れる自分の姿を眺める気分はどんなんだろうね。
歩鳥はそのまま空中へ浮き上がって「お迎え」の天使たちとご対面です。ツッコミじいさんはこの天使たちにスルーされてしまったため今だ地上を彷徨っているわけ(笑。やる気の無いヨハネ、そしておざなりな紙芝居の走馬燈などなどいい加減な様子も面白いです。
Bパートは原作第14話「それでも町は廻っている(後編)」。日本人用の死亡者受付はいかにも日本のお役所風で面白みがありませんね。死亡者カルテによれば歩鳥は平成6年5月10日生まれ、そういや紺先輩の生徒手帳に記載された生年月日は年号がぼかされていたけれどこっちはいいのか?(笑。窓口の奥に貼ってあった「寸止め予備校」のポスターネタはいろいろマズいような…羽田で寸止めで自爆とか昇天とか。
昭和風の天国の町を案内される歩鳥は唯一下界に干渉できる「遊技場」へ。心霊写真を作る「心霊フォトショップ」にて紺先輩が現像に出している写真へいたずらする歩鳥、せっかくいたずらしたのだからリアクションを見たい! ってことで観光地にお馴染みの100円双眼鏡を覗きます。
どこか観光気分で巡っていた歩鳥は下界の様子を見て「自分の死」を実感します。原作では両親の描写と神社の父親だけなのですが、アニメ化に際して大幅に追加され「死の悲しみ」をこれでもかと突き付けてきました。泣きじゃくる妹、針原さんとタッツンのやりとり、それを黙って聞いている先輩など見ていて辛い。
中でも一番効いたのは歩鳥の答案用紙に涙を落とすモリアーキーかな。この演出はズルいよね。シーサイドにてモメている三人衆を止めるおまわりさんのメガネがキラリと光ると一瞬映った目に涙が浮かんでいたり、仏壇を前に涙するメイド長と見守るじいさんの様子、言えなかった言葉をあえてカットして見せる真田の描写も痛々しい。相変わらず顔を見せないまま神社で叫ぶ父親のセリフも涙を誘います。
「これから、なんてもう無いんだ」
そんな様子を見た歩鳥は自分のおっちょこちょいを自嘲しますが「もう先など無い」ことに気付き、ようやく死を自覚して泣き崩れます。先の双眼鏡映像も同様、ここでの歩鳥も原作の淡々とした描写に対し思いっきり感情に訴えるアニメでの演出は少々クドさを感じたけれど、これはこれで胸に熱いものがこみ上げてきますね。死を受け入れた歩鳥が「チョキ」の心霊写真話で空元気を見せるのも痛々しい。ちなみにこのカットの背景にある「タンバスズキリュウ」のポスターはコミックス8巻の映研特撮映画話からの小ネタ、こういうファン向けの遊びは気が利いてます。
しかし歩鳥は奇跡的に現世へ帰れることになりました。死刑執行と逆に13段の階段を「降りて」現世へのゲートへ立ち、床が抜けるとそのまま落下し晴れて生還です。この一連の案内係氏のセリフも切なかったなあ。死亡者に死の現実を教える残酷な仕事、そんな中で若い子が生き返るため送り出すのは確かにご褒美でしょうね。
生き返った歩鳥は天国の記憶もすっかり消え、見舞いに来た紺先輩が差し出した「心霊写真」の原因に気付かないというオチ。原作を読んだ時も感心したけれど石黒氏はマンガ的な話作りが上手い。これほどの話をきちんと「オチ」を付ける仕込みの巧みさは近年のマンガ界に珍しい存在だと思います。
一人の少女が死にかけても、周囲のみんなが泣き崩れても、それでも町は廻っている。何が起ころうと世の中は常に動いており、だからこそ「消えゆくもの」に儚さ美しさを感じ、大切にしようと思うのでしょう。そんな「無常」を感じさせるエピソードでした。
というわけでそれ町はこれにて終了です。イカ娘同様にアニメ化の噂が立っては消えた本作、まさか二作とも同期にアニメ化されるとは思いもしませんでした。両作品とも大ファンなのでレビューする身にもなってくれと(笑。原作ファンの悲しいサガでどうしても比較してしまうけれど、「アニメは別モノ」とまで割り切らずに楽しめて良かった。まあ元々私はシャフト演出が好物のためややバイアスがかかっておりますが、エピソードの選定や構成を含めて十分楽しめたアニメ化でした。OP/EDもかっこよかったし。
小見川さんの歩鳥は最初戸惑ったけれどじきに慣れてしまい、今ではコミックスの歩鳥が小見川声で喋って困る(イカ娘と同じコメント。桜井さんのメイド長は何だかんだでハマってましたね。個人的に大期待だったおまわりさんがあまり活躍しなかったのは残念だったかも。千葉氏にもっと叫んでほしかった(笑。そういやエビちゃん分も足りない! 2期やってくれないかなあ。選定から漏れたエピソードも面白い話がたくさんあるのでアニメ化で興味を持った方はぜひ原作も読んでみてください。
放映が終わっても町は廻っているけどレビューはこれにておしまい。
おつかれさまでした。
そういや今期終了アニメのレビューはこれで一息かな。今期は私的に当たり作が多く、少々がんばりすぎたので次期は作品を絞る予定です。何をやるかはお楽しみに…まだ全然調べてないので自分でもわかりませんけど(笑
エンドカード(提供バック)は最終回のお約束で原作者の石黒氏でした。リアルの歩鳥はこんな感じなのでしょうか。
※おまけ:今回までの原作エピソード順並び替え一覧。
アニメ01話A:第01話「至福の店 ビフォア」
アニメ01話B:第02話「至福の店 アフター」
アニメ02話A:第03話「セクハラ裁判」
アニメ03話A:第04話「目」
アニメ07話A:第05話「愛の逃避行」
アニメ05話A:第06話「辰野トシ子は砕けない」
アニメ02話B:第08話「看板娘が大人気」
アニメ04話A:第09話「恋の方程式」
アニメ03話B:第11話「猫少年」
アニメ12話A:第13話「それでも町は廻っている(前編)」
アニメ12話B:第14話「それでも町は廻っている(後編)」
アニメ07話B:第16話「ナイトウォーカー」
アニメ06話B:第17話「出張メイドサービス」
アニメ10話A:第18話「穴」
アニメ11話A:第19話「ジョセフィーヌの夏」
アニメ06話A:第20話「パンドラの箱」
アニメ08話A:オリジナル「全自動世界」
アニメ08話B:第21話「迷路楽団」
アニメ04話B:第25話「呪のルーレット」
アニメ10話B:第28話「ツッコミじいさん」
アニメ09話A:第32話「激突!妖精VS死神」
アニメ05話B:第33話「実に微妙なカード」
アニメ11話B:第49話「紺先輩の静かな怒り」
アニメ09話B:第71話「大人買い計画」
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