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【映画】『10 クロバーフィールド・レーン』(2016年)人類は本当に滅んだのか?閉ざされた場所に緊張が走る! | ネタバレあらすじと感想

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◆映画『10 クロバーフィールド・レーン』の作品情報

【原題】10 Cloverfield Lane

【監督】ダン・トラクテンバーグ

【脚本】デイミアン・チャゼル、マット・ストゥケン、ジョシュ・キャンベル

【出演】ジョン・グッドマン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド他

【配給】パラマウント映画、東和ピクチャーズ

【公開】2016年

【上映時間】103分

【製作国】アメリカ

【関連作品】前作:クローバーフィールド/HAKAISHA、次作:クローバーフィールド・パラドックス

【ジャンル】SF、サスペンス

【視聴ツール】Netflix、吹替

◆はじめに

監督:ダン・トラクテンバーグ~42歳。『プレデター:ザ・プレイ』の監督。
本作品が、彼にとって初長編映画でした。

出演:
ジョン・グッドマン~71歳。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』『アルゴ』『フライト』他メジャーな作品を含めた多数出演。
メアリー・エリザベス・ウィンステッド~39歳。『ダイ・ハード』シリーズ、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』『ジェミニマン』他多数。
出ている役者さんは皆結構なベテランで、アメリカ映画に精通している人にとっては、良く知った顔だったようです。

◆あらすじ

服飾デザイナー志望のミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)はある日婚約者のベン(ブラッドリー・クーパー)と喧嘩し、家を出て車を走らせます。ルイジアナ州の森と畑が広がる一帯にさしかかると、カーラジオから南部海岸一帯が原因不明の停電に襲われているとのニュースが流れます。すると突然大きな衝撃と共にミシェルの車は追突され、転落する交通事故に見舞われます。
目が覚めたミシェルは、自分が右足に大怪我を負い、治療を受けた状態で地下室に繋がれた状態で監禁されていることに驚きます。
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時刻は丸1日たった月曜日の午後6時29分です。間もなく、監禁されている部屋に腰に銃を下げた太った初老の男・ハワード(ジョン・グッドマン)が入って来ます。彼によると、ここはレイクチャールズから65km地点にある自分の農場の地下だと言います。ミシェルはここから出して欲しいと懇願しますが、ハワードは「外の世界は何者かに攻撃され、放射能か化学兵器かわからないが、何らかの有毒物質で汚染されているから駄目だ」と拒否します。地下には他に腕に怪我を負った男エメット(ジョン・ギャラガー・Jr)も暮らしていました。
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ハワードの案内でこの地下室は、たくさんの食料等の物資を蓄え核戦争に備えたシェルターで、出口はいくつもの鍵が付いており勝手に出ることは困難なことが分かります。シェルターの出口の窓から外を見せられると、人の姿は全く見えず、すぐそばの囲いには彼の飼っていた2頭の豚(フランクとミルドレッド)の死骸があり、その横には追突された白いトラックの姿が有りました。しかしミシェルはハワードの話を疑います。
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食事の途中、ミシェルは隙を突いてハワードの鍵を奪って逃げ、出口に近寄ります。外では顔がただれた女が中に入れてくれと懇願してきます。ミシェルは外が汚染されていることを信じて戻ります。
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やがてハワードは自らミシェルの車に衝突して事故を起こしたことを告白します。その後、彼は娘のメーガンについて繰り返し話し、徐々に3人は打ち解けて行きます。しかし、ある日ハワードの話が嘘であり、実は別の少女が彼に監禁され、逃げ出そうとしたものの殺されていたことが分かります。ミシェルとエメットはハワードに隠れて捨てたシャワー室のカーテンから防護服を作り、ハワードの銃を奪って脅した隙に脱出する計画を立てます。ですが、彼に銃を奪う計画がばれ、彼女を庇って単独犯を装ったエメットは殺されます。計画に加担していないと思われたミシェルは何とか防護服を完成させますが、やがてそれにも気付いたハワードが襲い掛かります。彼女は劇薬の入ったドラム缶を倒してハワードに火傷を負わせて逃げますが、薬品で溶けた電源コードからの漏電によりシェルター内で火事が発生します。
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防護服を身にまとって外に出たミシェルは鳥が空を飛んでいるのに気付き、ハワードの汚染の話が嘘であったことを知ります。ですが、シェルターが爆発したことでエイリアンの奇妙な空飛ぶ機械が現れ、攻撃の話は本当であることが分かりました。何とか逃げようとするミシェルの乗るトラックがエイリアンの飛行機械に捕獲されかけますが、咄嗟に酒のビンで火炎瓶を作って口へと投げ込み、それを爆発させて逃げます。
ミシェルは車で逃げると、カーラジオから流れる放送でレジスタンスがエイリアンを打倒しつつあり、戦えるものはヒューストンに向かってほしいとの要請を聴きます。ミシェルは車の行き先を転換し、ヒューストンに向かいました。

◆所見

この手のSFは大好きです。多少、うさん臭さが有るにせよ、僕は好きで観てしまいます。
本作品は、時間の流れが遅いと言うか、イベントがそんなに無いので、出そうとしている映像と観えている映像のギャップがすごい。思いは半端ないくらい壮大ですが、観えている映像は、ちょっと平凡過ぎかも知れません。
にしても、及第点以上でした。





評価点   82点
お薦め度  82点


2016年  103分  アメリカ製作

 
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