fc2ブログ

【映画】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年)スーパースターが人喰いだ!言葉は汚いけど強いやつ! | ネタバレあらすじと感想

320_202403011251495b1.jpg

◆映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の作品情報

【原題】Venom: Let There Be Carnage

【監督】アンディ・サーキス

【脚本】ケリー・マーセル

【原作】トッド・マクファーレン『ヴェノム』

【出演・脚本】トム・ハーディ

【出演】ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット他

【配給】ソニー・ピクチャーズ リリーシング

【公開】2021年

【上映時間】97分

【製作国】アメリカ

【前作】ヴェノム、【次作】モービウス(Venom3)

【ジャンル】スーパーヒーローもの、アクション、SF、スリラー

【視聴ツール】Netflix、吹替

◆トピックス

監督:アンディ・サーキス…イギリスの映画監督、俳優で59歳。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ含め数多くのヒット作を手掛けています。

出演:トム・ハーディ…イギリスの俳優で46歳。『インセプション』「ダークナイト ライジング」等に出演。

◆あらすじ

1996年、ある孤児院から少女が連れ出され警察車両へと乗せられます。少年は叫びながらも見送ることしかできませんでした。少女は移送中、警察官に向かって大きな声で叫びます。少女の発する声は強力な音波となって警察官を襲います。たまらず拳銃を放つ警察官。頭部を撃たれた少女は車両から落ちますが、当初の計画通り研究施設レイヴンクロフトへと送られます。
時は流れ現代。かつては敏腕記者として名を馳せましたが、今はすっかり落ちぶれてしまったエディ・ブロック(トム・ハーディ)。
640_2024030112554325d.jpg

彼は死刑囚のクレタス(ウディ・ハレルソン)から、取材者として指名を受けます。クレタスから殺人に関する新情報を得て、記者としての復活を目論むエディ。ですが、クレタスの口から有益な情報は得られませんでした。そんな中、エディに寄生するヴェノムは、クレタスの独房に書かれた絵に目を付けていました。
帰宅後、さっそくヴェノムはその絵を模写します。それは一枚の風景画でした。インターネットで検索すると、それが現実に存在する場所であることが分かります。実は、そこはクレタスが犯した殺人のうち、未解決だった事件の遺体遺棄現場でした。
新たな罪が発覚したクレタス。保留中となっていた死刑の執行が確定します。事件の真相を暴いたことで一躍表舞台へと返り咲いたエディに、元恋人アン(ミシェル・ウィリアムズ)から連絡が来ます。喜び勇んで会いに行くエディ。しかし、アンから現在の恋人ダン(リード・スコット)と結婚することを告げられ大きなショックを受けます。
翌朝エディの元へ、クレタスから再び面会を求める手紙が来ます。クレタスはエディを「お前と俺は同類だ」と口汚く罵ります。それを聞いて激高したヴェノムは、エディの体から出てクレタスに掴みかかります。もみ合った末、エディはクレタスに手を嚙まれ出血。止めようと間に入る刑務官。幸い彼にヴェノムの存在が気付かれることはありませんでしたが、早々に刑務所から追い出されてしまいます。一方、クレタスは口に残るエディの血を舐め、そこに人間ではない異質なものを感じ取っていました。
その夜、ヴェノムが人前で姿を現したことに対し怒るエディ。負けじとヴェノムも反論。お互いに今までの不満があらわになり、罵り合い殴り合う二人。とうとうヴェノムは、エディの体を離れ夜の街へと消えて行きます。
刑務所では、いよいよクレタスの死刑が執行されようとしていました。しかし、クレタスの体内にはエディに嚙みついた際、シンビオートが入り込んでいました。「赤いヴェノム」とも言うべきカーネイジを宿した彼は、刑務所内の人間を虐殺し脱獄。
yrdx1280.jpg

さらに恋人フランシス(ナオミ・ハリス)が監禁されていることを知ったクレタスは、研究施設を襲い彼女を奪還します。
久々の一人を謳歌していたエディでしたが、マリガン(スティーヴン・グレアム)からクレタス脱獄を知らされます。身の危険を感じ、クレタスの行方を探ろうとするエディ。彼の目的が恋人フランシスであることを突き止め、マリガンに報告します。何かと事件に関わるエディを怪しんだマリガンは、彼を拘束し、取り調べます。エディは証言を拒否し、弁護士としてアンを呼びます。
アンにヴェノムの捜索を依頼するエディ。アンは恋人ダンと、エディの行きつけでヴェノムの正体を知るチェン(ベギー・ルー)の店へと向かいます。アンはヴェノムがチェンに寄生していることに気付き、エディの元へ戻るよう説得。警察署へ向かいエディを救出します。エディがヴェノムに謝罪し二人は和解。アンとダンにニューヨークを離れるよう告げ、エディとヴェノムはクレタスを捜しに行きます。
クレタスはエディに、フランシスはマリガンに、それぞれ恨みを持っていました。また、カーネイジは父親ヴェノムを殺し唯一無二の存在となることを望んでいました。利害が一致した三人は「血の結婚式」と称し、大聖堂で待ち受けます。
フランシスはマリガンとアンを誘拐。エディはクレタスが待つ大聖堂へと向かいます。しかし、カーネイジにヴェノムは苦戦。一方、フランシスはかつて自分を銃撃したマリガンを襲い瀕死の状態へと追い込みます。
力尽きかけるヴェノム。ですが、最後の力を振り絞りアンを救出します。さらに屋上からフランシスを突き落とすことで、彼女の断末魔の叫び、音波を利用し、自身もろともカーネイジを攻撃。音に弱いシンビオートは宿主の体から分離します。先にエディと結合したヴェノムは、分離したままのカーネイジをあっさりと片付けます。最後に残ったクレタスも頭を食べて殺害。警察に追われる身となったエディは、アンとダンに別れを告げます。
エディとヴェノムは南国の砂浜で穏やかな時を過ごします。その夜、部屋でヴェノムはかつて自分がいた世界の話をします。次の瞬間、二人は違う時間の違う部屋へと移動していました。その部屋のテレビからは「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」と報じるニュースが流れていました。ヴェノムは一言「こいつだ」と呟きます。

【この映画…】

このヴェノムと言う存在ですが、スーパーヒーローとしては異色ですが、ちょっとグロ過ぎですね。1作目は観るのを止めた記憶が有ります。理由、「観てて不快だったから」。やっぱり、何でも色んな種類が居れば良いと言うものではないと思います。性格は色々いて良いとは思いますが、見た目はやっぱりスーパーヒーローの名に恥じない見てくれであって欲しいと思います。こんな黒くて、人を食べるヒーローなんて意味あるん?と思ってしまいます。
あと、一般人を助けるべきところが、本作品は、赤いヴェノムもどきとの対決がメインです。ヒーローと違うと思うのですが如何でしょうか。
とは言いながら、前作が100億円掛けて製作、856億円もの売上ですから、そら続編の話にもなります。ただ、グロくて、人を襲っては目玉とか肺、脾臓…体のどの部位も食い尽くすなんて設定はあり得ない。認めたくない…。
観た感じは、ヴェノムはチェンソーマンに似ていると思います。





評価点   82点
お薦め度  85点


2021年  97分  アメリカ製作

 
↓↓↓応援をお願いします。ポチっとな♪♪
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
関連記事

コメント 0

There are no comments yet.
★★★★