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「転載機能」の話~<週別・日別集計>
ヤフー!ブログを持ってないのでよくわからないのですが、ここに使い方の記事がありました。この方よく研究されていて、書き方もわかりやすなぁと思って感心して読んでいたら、この記事自体が転載という念の入りようです(笑)。別に悪いことではないのでしょう。こういうことがヤフー!ブログでは認められているのですから。記事の末尾に
とあって、oyaji(uragoe_2ch)さんの記事であることがわかります。oyajiさんはご自身のブログ(楽しむYahoo!ブログの作り方♪)で、「転載機能」に関する問題点や要望をヤフー!ブログ運営サイドに出して、注意点もまとめていらっしゃいます。かなりヤフー!ブログに精通なさっているブロガーです。参考までに注意点を抜粋させていただきます(便宜的に引用タグを使いますが抜粋です)。
文責(記事作成元)
楽しむYahoo!ブログの作り方♪
作成者 http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/a3/73/uragoe_2ch/folder/789330/img_789330_13356986_1?20051014064926.gif
(トラックバック自由・転載は条件付■このリンク先必読■)
作成元記事 : 超簡単!!記事の転載方法♪
更新日 : 2006.10.13
転載機能の注意点
・自分の記事を(知らぬ間に)転載されたく無い場合は、記事作成時に「転載不可」に。(標準では常に「転載可」で作成される。
・転載可であってもトラブルを避ける為、なるべく転載の許可を取る(無断転載は揉め事になる)。
・転載する場合は、元記事作成者にコメント、トラックバックを奨励。
・転載元表示や文責表示の奨励。
・再転載(二重転載)は転載元(記事作成元)が判らなくなるのでダメ。転載は元記事からがマナー。
・二次転載は無限転載につながる。
・無限転載の起きる可能性を内包している。
・転載記事は転載先で修正できない。転載不可にもできない。
・著作権侵害の疑いのある記事の被害拡大及び責任問題、賠償問題(二次転載者にも)。
・サーバー負荷が高い場合の転載元の表示が消滅する問題。
・画像やフラッシュファイル等のURL先のファイル削除に関する問題。
・[[attached( )]]タグによる技術的問題。
・[[img(http://~)]]で表示上の問題。
・転載記事の属性に関する問題。
ああ、なるほど~。でも、これ、デジャブでんなぁ。ヤフー独特と言ってますが、「転載機能」ってたしかNaverブログの看板機能で、NaverがCURURUと看板のかけ替えをせざるを得なくなった要因の一つだと、経験的ですが思っています。当時あそこはYouTubeで問題になったような、著作権に触れるような動画や楽曲がガンガンに転載されてましたから。もちろん、それに対する手当て(強制削除)などを全くと言っていいほどせず(手が回らなかったと勝手に推測)、ユーザーも若いユーザーが多かったことから、よくもわからず違法転載が拡大していったのだと思っています。
ヤフー!ブログもそうなるということではありません。ブロガーの意識と適切な管理によって、非常に難しいですがいいものに育つかも知れません。ま、わたしは個人的には「やめなはれ」と思いますが、逆説的にですが、ブロガー個人の主体性を鍛える一つのアイテムになるかもしれません。
さて、このような機能をとりあげたのは、一つの「善意の転載記事」がちょっとした波紋を広げているからです。
発端はこれです。
→ 楽しむYahoo!ブログの作り方♪:「あなたの善意の転載で自殺予告の子供を救って下さい!!」
これも、たまたまですが、oyajiさんのブログ「楽しむYahoo!ブログの作り方♪」の記事なんですね。記事の趣旨はこんな感じです(引用タグを使っていますが、わたしの要約です)。
転載などでこの記事がブログに増えることによって、自殺予告をしている子どもの関係者の目にとまる可能性が増えるわけで、このような緊急性が高いときには、転載機能が役に立つのではないだろうかという試みです。賛同者はけっこう現れまして、この転載記事の元番号(YTK000004)で検索するとこんな感じになるんですね。いじめが理由で11月11日に自殺するという予告の手紙が文科相によせられた。文科相や東京都教育委員会などからも、手紙の差し出し人や子どもたち、保護者、教師、大人たちを対象に緊急アピールなどが出された。それを踏まえて、ブロガーの連携を訴える。こういう緊急性が高いときにブロガーは何ができるだろうか? ヤフーブログには転載機能がある。転載機能を役立てられないだろうか? ぜひ、このメッセージ転載してほしい。あるいは自分の言葉で記事にしてほしい。
→ ヤフー!ブログ検索で「転載先検索番号YTK000004」を検索
その数700余り。こういう現象を見て、疑問を抱く人がいくにんかいらっしゃいまして、えっけんさんやsugarさんは、これでは結果的にスパムと一緒ではないかという指摘をなさっています。
→ ekken♂:「他人の善意を利用して悪意なきスパムをばら撒くこと」(11/12)
→ ekken♂:「転載機能によるログの増殖はスパムか否か」(11/14)
→ sugar pot:「とりあえず何か行動をしたという錯覚は、とりあえずしないほうが良いという話」(11/13)
→ sugar pot:「「善意」が利用されないために。」(11/13)
いろいろな指摘や言葉が使われていますが、非常におおざっぱにまとめると、「善意で救って」という言葉で転載者を勧誘し、いかにも各自が自由意志で判断して転載したという形を取っていながら、複製記事(転載記事)をいたずらにネットに増殖させただけだという主張です。
そりゃそうでしょう。たくさんの人の目に触れることが目的なのだから。oyajiさんは、少しでも多くの人の目に触れさせたいと思ったのですから。「記事など書いてるよりも転載の方が早い」と考えて、転載を選んだと思います。ここに一つの争点が生じています。果たして「転載」という方法は適切だったのかということです。ただ、記事書くより転載ボタンの方が手っ取り早いとうことは確かです。
oyajiさんは、それぞれの記事のコメントや、自らのブログでも「子どもの自殺を防ぐという緊急性」(善意と緊急性)のためにとった行為ということが理解されていいないといういことで、「曲解だ」と反論なさっています。
こういう時に安易に比喩を持ち出すのはどうかと思いますが、実社会でいえばなんでしょうか? この現象に似ているかと思うのは、広告用の幟(のぼり)でしょうか。歩道とか駐車場に立てられている。「ケータイが安い」とか「焼き肉が半額」だとかいう広告用の幟があるじゃないですか。同じようなものが、交通安全週間とかになると並ぶことがありますよね。「飲んだら乗るな」「死亡事故急増中」などの交通安全を訴えて。
法律的なことはともかく、前者は営利目的であり、後者は公共性が高いと言えるでしょう。ただし、どちらも運転者には目障りであり、歩行者には邪魔で、自転車には危険でさえあることは変わりありません。
この広告のたとえを使えば、sugarさんやえっけんさんは、「交通安全を訴えようがどうだろうが邪魔なモノは邪魔」ということを指摘していらっしゃるのだろうと思います。そして、その問題点を「交通安全の幟立てを善意で手伝って」と働きかけた、最初の一本を立てた人(oyajiさん)と、その甘言に誘われた人(700人余りのブロガー)によく考えろと言っているわけなのです。
前述のように、oyajiさんは、転載機能についての問題点や要望をヤフーブログの運営サイドに上げていると自ら語っていらっしゃいます。そして、転載機能が「無限転載」の危険性を持つこともご自分で指摘されていいらっしゃいます。そのような経験と行動力、分析力を持つ oyaji さんだからこそ、sugarさんやえっけんさんの優れた指摘の意味を、もっと的確に受け止められるはずたと思うのですが、そうでないのか、いささか疑問です。
わたしには、そもそもこの「転載運動」が転載機能の可能性を模索する一つの実験的な行動として始められたように読めます。
「転載機能」について、「もしかしたら非常に有効に……役立つ可能性はある」「……可能性がゼロだとは言い切れない」とありますよね。Yahooブログの転載機能については、様々な賛否両論があったり
人によっては無駄に思える転載記事の氾濫などの現状もありますが
もしかしたら、こういった緊急性を要する問題に関しては
非常に有効にこの「転載機能」が役に立つ可能性はあると思います。
一人の大切な子供さんの命を、救う可能性がゼロだとは言い切れないと思います。
楽しむYahoo!ブログの作り方♪:「あなたの善意の転載で自殺予告の子供を救って下さい!!」より
果たして、この転載機能がどの程度自殺防止に有効に役立ったのでしょうか。そして、sugarさんや、えっけんさんが、「曲解的にとりあげている」というoyajiさんの主張を、仮りに認めるとしても、果たして、その主張の根幹である「スパムと類似する行為」という指摘について、oyajiさんは、どう分析されるのだろうと思います。今後さまざまな「善意」や「緊急性」を謳っての「転載だけの記事」があふれることが喜ばしいとお考えなのか。それもすばらしいことだと手放しで喜ばれるのか。「無限転載」という言葉を注意点の中にとりあげられている方が、そんな結論にたどりつくとはわたしにはちょっと思われないのです。
きれいごとを書くようですが、ブログどころかネットも、まだまだ歴史の浅い分野です。トラックバックに関してもルールやマナー、「文化圏」なるものがあるくらいです。「転載」については、oyajiさんご自身が「賛否両論ある」と書いていらっしゃいます。感情的におなりにならずに、冷静にブログの未来を語っていただきたくと思います。
じゃ、いつものグラフ貼っておきます。なんだかとってつけたようですけど。ほんとうはコメントつけたいところですが、ちょっと上が長くなりすぎました。先回のグラフ掲載から間が空いてしまいましたし、いったんここで掲載しておきます。
一言で言って、「FC2も調整を終え、再びライブドアと並ぶようになったと言える」と言えればいいのですが、ちょっと手前みそかな(笑)
集計はブログファン(http://www.blogfan.org/)です。
COMMENT
ありがとうございます。
むむむ
確かにこういった記事で自殺を思いとどまる子はいるのかも知れないけどさ。でも知らない人にそう言われたって、心に響くものなのかな。行き来があって、それでその本人が自分の言葉で書かれた意見であってこそ心に響くんじゃないかなぁ。
ともかく、本人にしかわからないでしょうけど。
ほんと、幸福の手紙とか思い出しました。
善意って本当に難しいね。
☆OYAJIさん
OYAJIさんの記事や、sugarさん、えっけんさんのブログなどでのコメントなど読ませていただいています。経験豊かなOYAJIさんの冷静な対応をみなさんちゅうもくしていらっしゃると思います。
☆あふろやんさん
OYAJIさんは、子ども本人へのメッセージという意味だけでなくて、周りの大人たちに気づいてほしいという注意喚起の気持ちがおありになったんだろうと思います。PC廃人(死語)というか、ネットヲタになってる、つまり、今まさしくディスプレーに向かっているお父さん、お母さん、足元見つめてよ。お宅のお子さんのこと、あるいはその友だちのことじゃないの~って意味で、です。
ただ、結果スパム的になっているという指摘は当たっていると思うんです。そのメッセージが響かないとか、偽善的とかいうのではなくて、集積された転載記事が、全部同文ということもあって価値が乏しく、むしろ弊害があるのではないか(システムへの負荷とか、検索時の邪魔臭さとか、結果ブログ全体への相対的評価の低下とか)ということになってきているんです。
ここで考えるの必要があると思うのは、今回のこの件をもって、「これぞ転載機能の典型的推奨的活用例」という評価を下すのか、「善意のものと言えども、転載機能には問題が多い」とうい評価を下すのかということだと思います。
OYAJIさんを糾弾したいのではなくて、なんというか、冷静に批判に耳を貸して、きちんと評価してほしいと思っているのです。誰かの善意のためにではなくて、大げさにいえばブログの未来のためにです。
感謝しています
あなた様のご意見が一番私の心情をご理解いただいて
私が何が言いたかったのか、また、どうして欲しかったのか
について、的を得ている発言をしていただいておりますので
本当に感激しております。
それと、ずっとYahooブログ上のWikiテクニックなどについて
その可能性を探り、何度もテストを繰り返し、実験もしてきている身
にとっては、この記事の根底に流れている考え方
「可能性への模索」というものにとても共感を覚えます。
私は「甘ちゃん」かもしれませんが、ポリシーとしては
ずっとその「可能性への追求・探求」を根底として
これまで記事を作り続けてき、また、進化させて来ました。
今回の転載に関しても、一方では「無限転載」の危険性を
孕んでいますが、それと同時に記事内に転載への注意点記事
のリンクを貼っていること自体が、「反発をしている方達」が
まさに訴えたい「危険性への注意啓蒙」をもしている。
という事にも気づいて頂きたいと思います。
☆OYAJIさん
ずっと、ヤフー!ブログのさまざまな機能やテクニックについて考え、可能性をテストして来られたんですよね。それがOYAJIさんのポリシーでいらしゃり、ブログのメインだとわたしも思います。
今回の転載に関しても、「無限転載」の危険性を十分に理解してなさったのだと思います。あの転載を通して「危険性への注意啓蒙」をなさっているのですよね。
して、その結果はどうだったと分析されるのか、どうお考えになるのか。そこはどうなんでしょうか? 繰り返しますが、「これぞ転載機能の典型的推奨的活用例」という評価を下すのか、「善意のものと言えども、転載機能には問題が多い」とうい評価を下すのか。
それを明確にしなければ、完結しないような気がします。
敢えて無理に答えます
「これぞ転載機能の典型的推奨的活用例」という
評価を下さなければならないのですか?
そんな義務があるのでしょうか?
ちなみに先ほど、くだんの転載記事内にある
外部サイトからのリンク表示画像文章の内容を変更して
転載機能の危険性に対しての訴えを
かなり執拗に文章にして訴えました。
で、お答えですが
あの記事に限定して言えば
「善意のものと言えども、転載機能には問題が多い」
とうい評価を下します。
・・・が、
ブログ初心者向けのテクニック解説記事を
非公開書庫に転載していただき、テクニックの手引書
として利用してもらう分には
「これぞ転載機能の典型的推奨的活用例」
という評価が下せると思っております。
また、例の記事内にリンクしている
「転載機能改善の要望投書と回答」
http://blogs.yahoo.co.jp/uragoe_2ch/39376924.html
という改善要望内容が全てシステムに反映されれば
「これぞ転載機能の典型的推奨的活用例」
と評価が下せると思います。
☆OYAJIさん
そうですよね。問題ありですよね。ありがとうございます。
「義務?」なんて言い方をなさったのには、ちと驚きましたが、正直にお答えいただいてありがたいです。もちろん、わたしが示した選択肢以外の答え方もあるわけでして、ただ、わたしは端的に書いていただいた方がわかりやすいと思って、「推奨」か「問題あり」かとさせていただいたのです。
わたしは、そもそも「転載機能」には反対派です。別に、それでヤフー!ブログがつぶれようが、OYAJIさんところがどうなろうがしったこっちゃないんですが、なんというか、同じくブログで活動する者としては興味深くはありますし、FC2ブログが導入するなどと言いだしたら抗議すると思います。ま、いざ実装されれば、OYAJIさん同様あれこれ活用法を模索するかもしれませんが、そうした場合はその結果を評価したいと思いますし、他のユーザーの声に耳を傾けたいと思いますけどね。その点はOYAJIさんだって同じはずだと思うんです。
もちろん、OYAJIさんが、「転載機能」について改善要望などを出していらっしゃるのは知っていますし、注意点は紹介させていただいています。そのくらいヤフー!ブログの機能について詳しく、また、発信していらっしゃるOYAJIさんんなのですから、今回の「転載運動」とそれへの批判についても、それなりに経験に基づいた冷静な判断ができ、今後への提言をなさるだろうと思っています。
すみませんでした
なんだか軽率にコメントをしてしまったと思います。
とても感情的ですね。
すみませんでした。
ありがとうございます
転載反対派との(ある意味で壮絶な)やりとりは
http://blogs.yahoo.co.jp/uragoe_2ch/folder/1336549.html
こちらの書庫内の記事と全てのコメントを
「ザッと流し読み」するだけでも、どれくらい真剣に
また、長期間に渡って(約1年半弱)現在も継続して
行なっているかがご覧いただけるかと思います。
「Yahooブログを(本当の意味で)楽しむ」ためには
避けて通れない、乗り越えなければならない「難問」だと
思っております。
※あふろやんさん、気遣い無用ですよ。どうもです。
☆あふろやんさん
あふろやんさんの感想は、わたしが知っているあふろやんさんらしい、際めて正直で、常識的な普通の感覚だと思います。マスコミがとりあげ、充分に知れ渡っているようなことがらで、今さらブログでことさらに転載するには及ばないことだとわたしも考えます。
OYAJIさんは、ヤフーの転載機能について詳しく、また、ブログのテーマとしても長く関心をもっていらっしゃったので、それを使えばもしかして、悲劇を未然にふせぐ一助になる可能性があるのではないかと考えられたのです。
ちょっとわたしがあふろやんさんをとがめるかのような書き方をしたのは(全くとがめるつもりはありませんけれど)、記事のリンク先ではちょっとした諍いのような状態になっているので、OYAJIさんの気持ちを配慮したかったからです。ごめんね。
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今朝、2つほど記事を投稿しましたので
そこに私の想いを込めています。
もしよろしければご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/uragoe_2ch/42058092.html
http://blogs.yahoo.co.jp/uragoe_2ch/42055799.html