David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
Title List
映画:「ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵」~劇場で
2012-02-05-Sun
劇場版「ベルセルク」(『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』)を見てきました。公開日に、劇場で。
→ 公式ページ
→ Gyao:冒頭10分イッキ観せ!のページ
アニメを見に行くのは、正確には思い出せないが、「ゲド戦記」か「崖の上のポニョ」以来です(どっちが後か先か忘れるぐらいです)。「ベルセルク」は、思い入れのある作品で、新刊が出ると買う唯一(正確には「唯二」)のコミックです。ですから、評価はちと厳しいですが、きれいで、クリアないい出来栄えだったと思います。きれいな出来栄えです。
劇場版「ベルセルク」は黄金時代の完全映像化を目指すということで、オープニングはバズーソ(ケンドーコバヤシが声やってました。今一感あり)との一騎打ちのエピソードのある、攻城戦のシーンとなりました。原作にある、それまでのガッツの生い立ちはカット(または第2部で語られる?)となりました。コルカスがガッツにちょっかいを出し、それがガッツの鷹の団入のきっかけとなるエピソード、黒羊団とノスフェラトウゾッドとのエピソード、森での狩りと暗殺のエピソードくらいからなっています。その途中に、ベヘリットやシャルロットなどの紹介的な話があります。これで、およそ1時間半にまとめられています。
アニメを見慣れているわけではないので、ネットでよく見かける、CGだの手描きだのという議論は、わたしはあまり気になりませんでした。違和感なくできているかという感じです。ま、アニメとはああしたものかもしれませんが、わたしは、もう少し光の明暗というか、欲しいのは、陰なんで「暗」のほうなのだけれど、もう少し汚さというか、黒さがあったらいいと思いました。わかりやすく言うと、甲冑や馬などももう少し、汚れというか陰というか、深みのある色合いだといいかなというか。血も、なんだか鮮やか過ぎるかなという、そんな印象です。ま、この先、「蝕」に向かって色調がしだいに、深みのある、重々しいものに変わっていったりしたら、とてもおもしろいと思うのだけれど。
あとね、アニメとあああしたものかのかもしれかいけれど、ああして、みんな元気よくきれいに通る発声をするもんなんですね。声優というのは、そういう訓練をしてる人たちなのだからそうなのは当然なのだろうけれど、なんか、みんな元気いっぱいしゃべってて……って感じでした。アニメ以外の映画とか見てみたらどうなんだろうって印象ですね。これは、アニメの作りとういのをそもそも理解してないかもしれないので、見当違いはわたしの方なのかもしれませんけれどね。
ま、そんなことが気になりましたけれど、全体的には、きれいでクリアな、いい出来だったと思います。
全体的にこんなものかと思うのですが、正直思うのですが、盛り上がりに欠けるところがあるのではないかと思いますね。ゾッド戦や暗殺の場面もそうでないところも、全体的にベターと同じトーンで描かれちゃったのではないのかと思います。陰影ほしいと思いました。
あと、決定的に残念なのは、ガッツの生い立ちがカットされている点です。第2部該当部分には、原作ではキャスカとグリフィスの出会いのシーンがあるはずだし、グリフィスの過去が語られるシーンもあるはずで、ま、似たりよったりではあるものの、鷹の団の団員のそれぞれが、辛く惨めな過去から這い上がってきているのです。彼らが何を求め、グリフィスが彼らにとってどういう存在であったのか、そうしたことを描いてあるのが「ベルセルク」なんですわ。
確かに、延々とガッツの幼少期を描いてもただ重々しいだけになってしまう嫌いがありますが、こういう視点はどうしてもほしいと思うのですね。第2部以降で、そうしたエピソードがどう描かれていくか、注目したいところです。
ところで、公式ページの鷹の団のツイッター企画ですけど、2000人のアカウントがエンドロールに載るということであったのですが、わたしの、あまりにも普通のアルファベット8文字のだけのアカウントを探しだすことはできませんでした! 別に、ショックではありませんが、なんか、なくてもいいような気もしましたねね。ただ、アカウントを流すためだけに、エンディングのあの曲があったのか、あるいは、エンディングの曲を聴かせるためにあのアカウントがあったのか、よくわかりませんが、ちょっとどうかと思いましたね。
と書くとあれなんですが、公開中に、機会があったらもう一回見に行きたいくらいには、いい出来栄えですよ。
そうそう、公式サイトの方ですが、映画の公開に合わせて、新しいボーナスクイズが出題されています。映画を見ないと答えられないです内容です(選択肢があるので勘でもいけますけどね)。鷹の団の団員は、問題をチェックしてから映画に行きましょう!
→ 公式ページの鷹の団のページ
わたしは、めでたく300Pゲットして、めでたく千人長になりました。
第2部に向けて、まだまだ、遊ばせてもらいます~。
→ 公式ページ
→ Gyao:冒頭10分イッキ観せ!のページ
アニメを見に行くのは、正確には思い出せないが、「ゲド戦記」か「崖の上のポニョ」以来です(どっちが後か先か忘れるぐらいです)。「ベルセルク」は、思い入れのある作品で、新刊が出ると買う唯一(正確には「唯二」)のコミックです。ですから、評価はちと厳しいですが、きれいで、クリアないい出来栄えだったと思います。きれいな出来栄えです。
劇場版「ベルセルク」は黄金時代の完全映像化を目指すということで、オープニングはバズーソ(ケンドーコバヤシが声やってました。今一感あり)との一騎打ちのエピソードのある、攻城戦のシーンとなりました。原作にある、それまでのガッツの生い立ちはカット(または第2部で語られる?)となりました。コルカスがガッツにちょっかいを出し、それがガッツの鷹の団入のきっかけとなるエピソード、黒羊団とノスフェラトウゾッドとのエピソード、森での狩りと暗殺のエピソードくらいからなっています。その途中に、ベヘリットやシャルロットなどの紹介的な話があります。これで、およそ1時間半にまとめられています。
アニメを見慣れているわけではないので、ネットでよく見かける、CGだの手描きだのという議論は、わたしはあまり気になりませんでした。違和感なくできているかという感じです。ま、アニメとはああしたものかもしれませんが、わたしは、もう少し光の明暗というか、欲しいのは、陰なんで「暗」のほうなのだけれど、もう少し汚さというか、黒さがあったらいいと思いました。わかりやすく言うと、甲冑や馬などももう少し、汚れというか陰というか、深みのある色合いだといいかなというか。血も、なんだか鮮やか過ぎるかなという、そんな印象です。ま、この先、「蝕」に向かって色調がしだいに、深みのある、重々しいものに変わっていったりしたら、とてもおもしろいと思うのだけれど。
あとね、アニメとあああしたものかのかもしれかいけれど、ああして、みんな元気よくきれいに通る発声をするもんなんですね。声優というのは、そういう訓練をしてる人たちなのだからそうなのは当然なのだろうけれど、なんか、みんな元気いっぱいしゃべってて……って感じでした。アニメ以外の映画とか見てみたらどうなんだろうって印象ですね。これは、アニメの作りとういのをそもそも理解してないかもしれないので、見当違いはわたしの方なのかもしれませんけれどね。
ま、そんなことが気になりましたけれど、全体的には、きれいでクリアな、いい出来だったと思います。
全体的にこんなものかと思うのですが、正直思うのですが、盛り上がりに欠けるところがあるのではないかと思いますね。ゾッド戦や暗殺の場面もそうでないところも、全体的にベターと同じトーンで描かれちゃったのではないのかと思います。陰影ほしいと思いました。
あと、決定的に残念なのは、ガッツの生い立ちがカットされている点です。第2部該当部分には、原作ではキャスカとグリフィスの出会いのシーンがあるはずだし、グリフィスの過去が語られるシーンもあるはずで、ま、似たりよったりではあるものの、鷹の団の団員のそれぞれが、辛く惨めな過去から這い上がってきているのです。彼らが何を求め、グリフィスが彼らにとってどういう存在であったのか、そうしたことを描いてあるのが「ベルセルク」なんですわ。
確かに、延々とガッツの幼少期を描いてもただ重々しいだけになってしまう嫌いがありますが、こういう視点はどうしてもほしいと思うのですね。第2部以降で、そうしたエピソードがどう描かれていくか、注目したいところです。
ところで、公式ページの鷹の団のツイッター企画ですけど、2000人のアカウントがエンドロールに載るということであったのですが、わたしの、あまりにも普通のアルファベット8文字のだけのアカウントを探しだすことはできませんでした! 別に、ショックではありませんが、なんか、なくてもいいような気もしましたねね。ただ、アカウントを流すためだけに、エンディングのあの曲があったのか、あるいは、エンディングの曲を聴かせるためにあのアカウントがあったのか、よくわかりませんが、ちょっとどうかと思いましたね。
と書くとあれなんですが、公開中に、機会があったらもう一回見に行きたいくらいには、いい出来栄えですよ。
そうそう、公式サイトの方ですが、映画の公開に合わせて、新しいボーナスクイズが出題されています。映画を見ないと答えられないです内容です(選択肢があるので勘でもいけますけどね)。鷹の団の団員は、問題をチェックしてから映画に行きましょう!
→ 公式ページの鷹の団のページ
わたしは、めでたく300Pゲットして、めでたく千人長になりました。
第2部に向けて、まだまだ、遊ばせてもらいます~。
TRACKBACK
※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/2702-1305a0e6 |
※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。
「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」 キーワードは夢と友
20年以上も連載が続くコミック「ベルセルク」の映画化作品です。 いつものごとくな
ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵 監督/窪岡俊之
【声の出演】
岩永洋昭(ガッツ)
櫻井孝宏(グリフィス)
行成とあ(キャスカ)
【ストーリー】
孤独な剣士ガッツは、百年戦争に揺れる地を傭兵として渡り歩いていた。身の丈を超える長大な剣を自在に操り、強大な敵をいとも簡単に倒すガッツ。そんな彼に目をつけ...
我が青春はあの大空とともに
「ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵」を観た。 白泉社はヤングアニマルに不定期連載中、三浦健太郎による日本ダークファンタジーの金字塔である「ベルセルク」が原作。 また、「ベルセルク」は日本テレビ系列で深夜、「剣風伝奇ベルセルク」のタイトルで放映していた。こ...
ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
面白かった。続きが気になる。
■ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵
第255回「むやみに実写化されるよりは、なんぼかマシかな?」
今回の作品「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」はヤングアニマルで連載中のマンガ「ベルセルク」が原作だ。この原作を知ったのは、もうずいぶんと前になる。自分自身では持っていなかったが、マンガマ...
ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
【監督】窪岡俊之
【声の出演】岩永洋昭/櫻井孝宏/行成とあ/寿美菜子/藤原貴弘/松本ヨシロウ/矢尾一樹/豊崎愛生/三宅健太
【公開日】2012年 2月4日
【製作】日本
【ストーリー】
暗黒の時代...
映画:「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」♪。
平成24年2月10日(金)。 映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」。 【監 督】窪岡俊之 【監 修】岩尾賢一 【脚 本】大河内一楼 【原 作】三浦建太郎 【作画監督】恩田尚之 【キャラクター】 岩永洋昭 (ガッツ)・櫻井孝宏 (グリ…
【映画】ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵…あの頃も良かったし、ゾットも良かった
改めまして…
皆様、明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願いいたします
さて、2009年ぐらいから、ずっとなのだけど、ブログに頂いたコメントへの返事が滞っていて、更に
映画 ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
漫画原作を一応読んだことのある三浦建太郎の大長編ファンタジー、ベルセルク。原作が遅々として進まない中、アニメ映画化されていたようで・・・(^_^;) 三作目の「黄金時代篇III ...