2016-06-11(Sat)
オリーブの木は枯れたけど
結局、だれもかれもが、国民の生活よりも自分の面子が第一だった というわけだ。
まったくなんと言うことだろう。自公を批判し、民進の不甲斐なさを嘆く少数野党勢力も、何のことはない、蓋を開ければたいした危機感もなかったということのようだ。
ただし、小沢氏の名誉のために書いておくが、小沢一郎氏だけは最初から最後まで、一貫してオリーブの木を主張し、そのために捨て身で交渉をつづけていた。
その証拠に、いよいよ独自で選挙せざるをえなくなった今、自党の選挙準備がぜんぜんできておらず、大変なことになっている。
「生活」を略称登録していないという説もあり、もしそうなら、あの長い党名を書かないと有効票にならないのか?と心配はつきない。
という調子で、小沢氏は党単独で戦うことをまったく想定せずに、オリーブ一本に絞って進んできた。
しかし、あっちがああ言えばこっちがこう言う、ということをシーソーゲームのように繰り返したあげく、オリーブは枯れ果ててしまった。
いろいろな経緯で聞いていることもあるが、もうこの際 書くのはやめる。気が滅入るだけだ。
とにかく、「生活の党と山本太郎となかまたち」は、この党で何かをやり遂げよう、とか、名前を売ろうとか、次の選挙に備えよう、ということをほとんどやってこなかった。
それぞれの議員はしっかり仕事をしてきたし、特に太郎さんの国会質問は多くの人に注目された。が、山本太郎は山本太郎であり、それが生活の党の知名度につながらない。
まして、小沢さんの調整役としてのマスコミ登場も、小沢一郎は小沢一郎であり、生活の党の知名度とは別物。
おかげさまで、もともと小数点以下だった世論調査での政党支持率も、今や1よりも0に近づいて、悪夢の2014年12月よりも下落基調に見える。社民党にも差をつけられている。(どっちも小数点だが)
このままいけば、生活の党は議員数でも得票率でも政党要件を無くし、歴史から消え去ることになるかもしれない。
それでいいのか。
保守でも革新でもない、「普通の生活」の党が無くなっていいのか?
自立と共生、すなわち日本の独立と平和を主張する唯一の党がなくなっていいのか?
とにもかくにも、ここはひとまず生き残ってもらわなければ困る。
かろうじてでも命脈を保てば、次の一手を考えることもできるが、政党要件を無くしてして完全に資金が干上がると、二進も三進もいかなくなる。
ふりかえれば、2013年参院も2014年総選挙も、比例で2%得票にあとちょっとだったから、比例区に10人くらい出して全国で街宣しまくり、政党ビラをポスティングしまくれば、ギリギリ2%とって一人当選はまったく無理な話ではない。
そのためには、一億くらいの供託金その他を準備できること、そして候補の数だけ選対が機能すること、また候補1人につき最低30人、計300人くらいのボランティアが動くこと。
資金については、いまから緊急にカンパを募ってもとても一億なんて集まらない。こればかりは、党本部でひねり出してもらうしかない。ただし、各選対の初動のための活動資金として、各地方で100万くらいはカンパで集めるべきだろう。
基本的にボランティア頼みの選挙にならざるを得ないので、やることはシンプルに、停滞しないように、だれでもどんどん参加できるようにするべき。
確認団体届けがあれば、候補者名を出さない街頭演説は、宣伝カーを使ってかなり自由にできるので、とにかく生活の党を知ってもらう。
というか、生活の党=小沢一郎 であり 生活の党=山本太郎 ということを知ってもらうと、「ああそうだったんだ」と一気に知名度は上がるはず。
小沢さんや太郎さんの名前を出すのは、間違って投票用紙に名前を書かれる危険もあるけれども、今はそんなことを心配しているレベルじゃないので、二人の知名度を活かして、政党名の浸透をはかる。もう残された日数では、ここにかけるしかないのではないだろうか。
それと、公示後に正当機関誌のポスティングができるかどうかは微妙なのだけれど、もしできるならば、これをガンガンやる。
「生活の党機関誌」7月号は、ぜひとも小沢さんと太郎さんの対談にしてもらい、週刊誌みたいに読んで面白いものにして、2%の人に確実に届くものにするべし。
■■
とにかく、生活の党本部には、本気出して準備をお願いしたい。
同時に、全国津々浦々の小沢ファン、太郎ファン、ファンじゃないけど「イイコト言ってるじゃん」と思っている皆さん。
出番です。
皆さんが動かないと、この党、消滅します。たぶん。
各地方で核になる方がおられるでしょうから、自主的に集まって相談して下さい。
党から指令がかかるのを待っていたら、7/10は過ぎてしまいますから、きっと。
関西ではさいわい、選挙の鉄人ナベさん こと渡辺義彦さんが指南してくれますので、ぜひとも「手伝えるで!」という声を寄せて下さい。
窓口はまだ確定しておりませんが、とりあえず生活フォーラム関西へご連絡でも、山岸あててでも結構です。
生活フォーラム関西 http://seikatu-forum.blog.jp/
山岸 [email protected]
今後の情報は、渡辺義彦さんの
ツイッター @watanabe_55
フェイスブック https://www.facebook.com/watanabe.yoshihiko.9
をチェック願います。
希望は捨てない!
(パレスチナのオリーブ畑 パレスチナオリーブさんより)
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まったくなんと言うことだろう。自公を批判し、民進の不甲斐なさを嘆く少数野党勢力も、何のことはない、蓋を開ければたいした危機感もなかったということのようだ。
ただし、小沢氏の名誉のために書いておくが、小沢一郎氏だけは最初から最後まで、一貫してオリーブの木を主張し、そのために捨て身で交渉をつづけていた。
その証拠に、いよいよ独自で選挙せざるをえなくなった今、自党の選挙準備がぜんぜんできておらず、大変なことになっている。
「生活」を略称登録していないという説もあり、もしそうなら、あの長い党名を書かないと有効票にならないのか?と心配はつきない。
という調子で、小沢氏は党単独で戦うことをまったく想定せずに、オリーブ一本に絞って進んできた。
しかし、あっちがああ言えばこっちがこう言う、ということをシーソーゲームのように繰り返したあげく、オリーブは枯れ果ててしまった。
いろいろな経緯で聞いていることもあるが、もうこの際 書くのはやめる。気が滅入るだけだ。
とにかく、「生活の党と山本太郎となかまたち」は、この党で何かをやり遂げよう、とか、名前を売ろうとか、次の選挙に備えよう、ということをほとんどやってこなかった。
それぞれの議員はしっかり仕事をしてきたし、特に太郎さんの国会質問は多くの人に注目された。が、山本太郎は山本太郎であり、それが生活の党の知名度につながらない。
まして、小沢さんの調整役としてのマスコミ登場も、小沢一郎は小沢一郎であり、生活の党の知名度とは別物。
おかげさまで、もともと小数点以下だった世論調査での政党支持率も、今や1よりも0に近づいて、悪夢の2014年12月よりも下落基調に見える。社民党にも差をつけられている。(どっちも小数点だが)
このままいけば、生活の党は議員数でも得票率でも政党要件を無くし、歴史から消え去ることになるかもしれない。
それでいいのか。
保守でも革新でもない、「普通の生活」の党が無くなっていいのか?
自立と共生、すなわち日本の独立と平和を主張する唯一の党がなくなっていいのか?
とにもかくにも、ここはひとまず生き残ってもらわなければ困る。
かろうじてでも命脈を保てば、次の一手を考えることもできるが、政党要件を無くしてして完全に資金が干上がると、二進も三進もいかなくなる。
ふりかえれば、2013年参院も2014年総選挙も、比例で2%得票にあとちょっとだったから、比例区に10人くらい出して全国で街宣しまくり、政党ビラをポスティングしまくれば、ギリギリ2%とって一人当選はまったく無理な話ではない。
そのためには、一億くらいの供託金その他を準備できること、そして候補の数だけ選対が機能すること、また候補1人につき最低30人、計300人くらいのボランティアが動くこと。
資金については、いまから緊急にカンパを募ってもとても一億なんて集まらない。こればかりは、党本部でひねり出してもらうしかない。ただし、各選対の初動のための活動資金として、各地方で100万くらいはカンパで集めるべきだろう。
基本的にボランティア頼みの選挙にならざるを得ないので、やることはシンプルに、停滞しないように、だれでもどんどん参加できるようにするべき。
確認団体届けがあれば、候補者名を出さない街頭演説は、宣伝カーを使ってかなり自由にできるので、とにかく生活の党を知ってもらう。
というか、生活の党=小沢一郎 であり 生活の党=山本太郎 ということを知ってもらうと、「ああそうだったんだ」と一気に知名度は上がるはず。
小沢さんや太郎さんの名前を出すのは、間違って投票用紙に名前を書かれる危険もあるけれども、今はそんなことを心配しているレベルじゃないので、二人の知名度を活かして、政党名の浸透をはかる。もう残された日数では、ここにかけるしかないのではないだろうか。
それと、公示後に正当機関誌のポスティングができるかどうかは微妙なのだけれど、もしできるならば、これをガンガンやる。
「生活の党機関誌」7月号は、ぜひとも小沢さんと太郎さんの対談にしてもらい、週刊誌みたいに読んで面白いものにして、2%の人に確実に届くものにするべし。
■■
とにかく、生活の党本部には、本気出して準備をお願いしたい。
同時に、全国津々浦々の小沢ファン、太郎ファン、ファンじゃないけど「イイコト言ってるじゃん」と思っている皆さん。
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皆さんが動かないと、この党、消滅します。たぶん。
各地方で核になる方がおられるでしょうから、自主的に集まって相談して下さい。
党から指令がかかるのを待っていたら、7/10は過ぎてしまいますから、きっと。
関西ではさいわい、選挙の鉄人ナベさん こと渡辺義彦さんが指南してくれますので、ぜひとも「手伝えるで!」という声を寄せて下さい。
窓口はまだ確定しておりませんが、とりあえず生活フォーラム関西へご連絡でも、山岸あててでも結構です。
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今後の情報は、渡辺義彦さんの
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