零下上等『なるほど!北海道のお天気』

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良質の気象トリビア満載!
ローカルな自然科学を扱ってくれる書籍は地元民にも地方民にもありがたい。(※ 北海道では北海道以外の日本から北海道にやって来た人のことを「地方から来た人」と言うことがある。東京や大阪からであっても、「地方から来た人」。)
気象庁から出される週間予報は、毎日午前11時に新しい情報に切り替わります。天気予報も鮮度が命。発表直後の新鮮な予報は、精度も上がります。
気圧とは、空気の重さをいいます。地球の重力によって宇宙から集められた空気は、1平方mあたり30トン。たたみ2畳分に象が7頭乗っているのと同じ重さです。
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※ 1平方mあたり10トン、の誤記であるらしい。
転記ミスなのか、本書の誤植なのかは、すでに手元に本書がないので確認できていませんm(__)m
日本の気象庁では、オゾン量と有害紫外線量の観測を、札幌、つくば、那覇、南鳥島の4カ所で行っています(南鳥島は、オゾン観測のみ)。札幌ではこの17年間で、約1割も有害紫外線量が増えています。
札幌の平均気温はこの100年あたりで2.3℃上昇しています。特に1月の最低気温は実に5.2℃も上昇していました。札幌の夏の暑さは昔も今も同じでも、冬の冷え込みは著しく緩んだことになります。
人口100万人以上が住む街で、これほど雪が降るのは世界中でも札幌だけです。大都市として機能しているのは、除排雪の技術が世界一ともいえるからです。
旭川の最低気温記録、マイナス41℃を体感してみたいという方は、ぜひ、上川町の北海道アイスパビリオンへ! 一年中、マイナス41℃を体験できるコーナーがあります。
通年やっていて、マイナス20度とマイナス41度を体感できます。北海道観光の際によかったら^^; 北海道旭川・層雲峡周辺の観光はアイスパビリオン https://t.co/c9DTeHC2xu
— yasumin♡jks甘えびより甘い☆ (@yasumin333) 2016, 1月 24
「なるほど!北海道のお天気」気象予報士菅井貴子さんの本は
なかなか面白いよ。お天気によってこんなに世の中影響があるのか?と改めて感心してます。
— 岩船 正和 (@shunoumi) 2010, 1月 23
あと「なるほど!北海道のお天気」という本もコツコツ読んでます。北海道の気候に詳しくなれます。なんだか嬉しい。いやほんとまじ。気象予報士万歳!
— ____てる____ (@____teru____) 2014, 11月 5
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『なるほど!北海道のお天気』
菅井貴子
北海道新聞社
札幌のサクラが満開になるのは5月のゴールデンウィークごろ。でもってサクラが満開のころはウメもレンギョウもチューリップも満開で、たいへん節操がない。
北海道の夏は、一般民家は「暑くてたいへん!」かも。クーラーの普及率が少ないので、日中はクーラーのある店舗などに避難する人も。
でも、昼間暑くても、夜はぐんと気温が下がって涼しいし、たいがい湿度低くてカラッとさわやかだし、本州から比べればだんぜん快適な夏なのです。











