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科学な本のご紹介: ミニ特集:台風、竜巻

科学に佇む書斎

台風についてわかっていること 
『竜巻のふしぎ 地上最強の気象現象を探る』
『台風についてわかっていることいないこと ようこそ、そらの研究室へ』
『気象学の新潮流 2 台風の正体』
『竜巻 メカニズム・被害・身の守り方』



竜巻ーメカニズム・被害・身の守り方ー


『竜巻 メカニズム・被害・身の守り方』
 小林文明 成山堂書店
 
●竜巻で負傷する人の割合で、やたら子どもが多いのだ、という話がかなりのインパクト。
 ほとんどは、突風で割れたガラスなどで負傷する事例で、学校、体育館、温水プールなどの「お子さんがいっぱい」な施設が竜巻被害者量産建築状態であるらしいのだ。

こちらで紹介
→●本『竜巻 メカニズム・被害・身の守り方』



『竜巻のふしぎ 地上最強の気象現象を探る』
 森田正光、森さやか 共立出版

●NHKのお天気お姉さんと気象解説おじさんがタッグを組んで作った竜巻本。
 小ネタ、逸話、エピソードのたぐい(天気予報の際に使えるようなネタ話)が盛りだくさんに楽しめます。

こちらで紹介
→●本『竜巻のふしぎ 地上最強の気象現象を探る』



『気象学の新潮流 2 台風の正体』
 筆保弘徳、伊藤耕介、山口宗彦 朝倉書店

●航空機に登場して実際に台風の目に突入して調べるとか、はしばしに微妙にワクワクがほのみえる「台風今に見てろよどこまでも研究してやる」本。

こちらで紹介
→●本『気象学の新潮流 2 台風の正体』



『台風についてわかっていることいないこと ようこそ、そらの研究室へ』
 筆保弘徳/編著 山田広幸/宮本佳明/伊藤耕介/山口宗彦/金田幸恵 ベレ出版

●前掲『気象学の新潮流 2 台風の正体』の3人が、さらに仲間を集めて出した台風本!
 台風タイプ別の日本上陸数の割合など、知っておくと台風がさらに味わえる情報がたくさんあるよ。

科学の本山田広幸 ”じつをいうとほとんどの場合、気象庁は気圧や風速を測っていません。台風が上陸して観測データが得られる場合を除き、静止気象衛星の画像などを用いて「推定」しているのです。”

科学の本筆保弘徳 ”台風タイプ別の統計的研究により、発生プロセス中の周囲の環境の影響を受けて、台風には生まれつきの特徴があることがわかりました。”

科学の本宮本佳明 ”エネルギーである水蒸気を取得し続け、それが雲になり続けることが重要なのです。そのため、供給が途切れたり、雲ができなくなったりすると、一気に台風は減衰してしまいます。”

科学の本台風発生をもたらす大規模な流れの5バターン
・シアラインパターンで発生するタイプ
・合流域パターンで発生するタイプ
・モンスーンジャイアパターンで発生するタイプ
・偏東風波動パターンで発生するタイプ
・既存台風パターンで発生するタイプ




→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その1』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その2』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その3』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 海外』
 



このページ ミニ特集:台風、竜巻 は以上です。

 No.2019,0123
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