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科学な本のご紹介: ミニ特集:気象の科学についての本 日本その3

科学に佇む書斎

都市の気候変動と異常気象 
『チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る』
『地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来』
『最新図解入門 気象学のキホンがよ〜くわかる本 第2版』
『水滴と氷晶がつくりだす 空の虹色ハンドブック』
『気象学の新潮流 1 都市の気候変動と異常気象』


チェンジング・ブルー??気候変動の謎に迫る (岩波現代文庫)


『チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る』
 大河内直彦 岩波書店

●第25回講談社科学出版賞受賞。
日本人ばなれした(?)、実にぐいぐい読ませる力のある著作。

こちらで紹介
→●本『チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る』


地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来 (ブルーバックス)


『地球46億年気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来』
 横山祐典 講談社ブルーバックス

●古代気候研究の最前線にいる先生の語りはスリリング!
 ホットハウスアースやスノーボールアースなど、ダイナミックな地球気候変動を科学的考察で割り出していく科学史がおもしろい!

こちらで紹介
→●本『地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来』


図解入門最新気象学のキホンがよ~くわかる本[第2版] (How‐nual Visual Guide Book)


『最新図解入門 気象学のキホンがよ〜くわかる本 第2版』
 岩槻秀明 秀和システム

●気象予報士試験対策の「一冊目に読む入門書」に最適な頼もしい仕様のご本。
 数式や理論も含めて、気象の科学を間口広くご紹介。

こちらで紹介
→●本『図解入門最新気象学のキホンがよ~くわかる本』



『水滴と氷晶がつくりだす 空の虹色ハンドブック』
 池田圭一/服部貴昭 著 岩槻秀明 監修 文一総合出版

●何がレア現象なのかを知っておかないと、空を見たときに「レア現象だ!」とは気づけないぞ!

こちらで紹介
→●本『水滴と氷晶がつくりだす空の虹色ハンドブック』



『気象学の新潮流 1 都市の気候変動と異常気象』
 藤部文昭著 朝倉書店

●ちょっとコアめの気象考察者にオススメ。
 関東圏中心の2011年時点の知見を基礎に語られます。

科学の本公園などの緑地が、しばしばまわりの市街地に比べて涼しいことは以前から知られていた。まわりよりも気温が低いところはクールアイランド(cool island)と呼ばれる。

科学の本温室が暖かい主要な理由は、暖まった空気が外へ逃げないことにある。大気による赤外線の吸収・放出がもたらす地表の昇温を「温室効果」と言うのは適切でない。

科学の本世界の降水量の最大記録は、24時間降水量については1952年3月にインド洋のレユニオン島で記録された1870mm、1時間降水量については1975年7月に中国・内モンゴル自治区の赤峰で記録された401mmである。
 後者は推定値だが、アメリカ国内でも300mmを超える1時間降水最が複数回観測されており、1時間に300mmを超える雨が降ることはあり得るようである。


 

→『ミニ特集:気象の科学についての本 海外』
→『ミニ特集:台風、竜巻』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その1』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その2』

→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その4』
 




 No.2017,0715
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