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五月雨日記<仮の宿>

イラスト+漫画やアニメの感想等。 最近はプリキュアと東方多めです。

バトキャラ体験版!?

reiaohimedakko2.jpg

こんにちは。まずはコメントありがとうございました☆管理人様の所でお返事
させて頂きました!拍手は素敵すぎる頂き物とちょっと…な路線の私の作品を
中心にたくさん押して頂け嬉しいです♪そして!企画参加のご表明も誠に
ありがとうございました!!作品はメッセージでお渡しさせて頂きましたので
少しでもリクエストして良かった、と思って頂けていると幸いです。

今日は…珍しく創作小説をトップ記事で更新する事にしました。特に今回は…
風月とメールしたりタメ口で話してくれる親友さん達の創作更新楽しみ、
という後押しもあって進みました…!こんな私の拙過ぎる創作も
応援してくれて本当にありがとう☆バトキャラは物語的に…順番に読まないと
意味が分からないだろうな…というか自分の文章はとても小説と呼べるものでは
なく拙過ぎる事もあり、いつもはトップに出ないようにしてますが…読んで頂き
たい欲が出てしまいました(苦笑)それと今回は比較的まともな物語で今までの
話の内容があまり分からなくても少しは楽しんで頂けると良いなと(笑)

今日の物語は…カテゴリの創作・BC本編で地味に展開している、1日1時間だけ
自分の体をゲームの世界の体に変えて(=RPG化)遊べる魔法のゲームの中での
恋愛物語・BATTLE CHARACTERS(バトキャラ)の4章 mind ―本心―4話。物語
全体的に設定的にも色々ぶっ飛んでいて全体的に難解な、読者に不親切な物語で
グロテスクな表現、シリアスもありますが…今回は数少ない、肩の力を抜いて
読める回かなぁと思ってます。今回登場する二人は…個人的にライクかラブかは
読者様次第かな(笑) ではここから登場するキャラ・碧(あおい)&レイナについて。

碧:癒し系僧侶。作品内で数少ない比較的まともな性格の子。回復、防御魔法は
  使えるが、攻撃魔法が一切使えない。しかし強化データに体を乗っ取らせた
  場合のみ、攻撃が使える。3章では昂の陰謀で無理矢理強化データに体を
  乗っ取られてしまい、親友である竜に重傷を負わせてしまう。

レイナ:クールな氷使い。瀕死の所を碧に救ってもらってから、碧に会いたいと
 思うもなかなか会えずにいた所、昂から碧の暴走を止めるように言われる。
 碧が助けてくれたおかげで手に入れた「2代目」の使用キャラ・天使の姿に
 なる事もできる。

あらすじは…碧がレイナに強化データの暴走を止めてもらった後、竜を探しに
行こうとするのですが、暴走した強化データを時間稼ぎで蓮が食い止める際、
二人は移動しながら戦った為、竜はどこにいるか分からない…。レイナは
自分が天使の姿になって上空から探す事を提案するも、竜と面識がない為、
自分が飛べない碧を○○○すると言い出す…。でも羞恥心と申し訳なさから
それを断る碧に、だったらお姫様抱っこはどうか…と提案する感じ(笑)…が
上の絵ですね。いやいや女の子が男の子をお姫様抱っこって!完全に男女
逆転しているというね…(笑)身長は碧は150cm前半、レイナは170cm弱です。
結局どうして探す事になったか、読んで頂けると嬉しいです(笑)では…どうぞ!


chapterⅣ-Ⅳ mind ―本心―



「……もしかして、結構移動しながら戦った?」
「……はい、蓮さんが注意をそらす為に――
 それにあの時は……どう移動したか記憶も曖昧で……すみません」

レイナと碧は――竜を探そうとしたが……強化データに体の自由を奪われ
暴走した碧から竜達を遠ざける為、蓮はかなり移動して戦っていた。
それ故に――竜の姿は近くには見当たらず、一方的に暴走に
巻き込まれた碧は大切な友人を傷付けたショック、混乱もあって、
どの辺りで竜がダメージを受けたか、記憶も曖昧だった。

「時間が切れるまでに早く見付けるわよ……碧、私の背中に乗って」
そう言った瞬間――レイナは先程碧が強化データに乗っ取られた状態から
元に戻した時に見せた、もう一つの姿……天使のRPGキャラの姿に変わる。
「……え? お背中……?? ……えぇっ!?」

レイナからの思いがけない提案に、碧は戸惑った……
「上から探した方が早いし。私会った事ない人だから碧も上から一緒に――
 嫌だと思うけど、落ちない為には1番安全なのよ」
「たっ確かに……安全かもしれないですがっ……僕を背負わせるのはっ……!!
 僕重いですしっ!さすがに申し訳ないですよ!」
「そんなの大丈夫よ。ゲームだし多分なんとかなるわ
 ――お姫様抱っこの方が良かった?」
「ちょっと、それも……さすがに……!!」
なんとか碧を持ち上げて空から探す事を推すレイナに――
碧は遠慮と羞恥心を隠せなかった。

「だったら、乗って」
「いえ、それは……!」
「……恥ずかしいの、嫌なの?」
「……はい……」

おんぶをされる事……それはまるで背後から抱き締めてしまうような事だから……
ゲームだとはいえ、碧にとっては恥ずかしく、申し訳ない行為だった。そして
それをもしも誰かに見られてしまったら――ゲームの体とはいえ、恥ずかしかった。

「……無神経に恥ずかしい事、提案してごめんなさい」
「……えっ!?あの、その謝らないで下さいっ!!」
「……見られて困るなら、姿消す結界貼って、周りから見えないようにもできるわ」
「貴重な魔力を使って頂いて……そっそこまでしなくても……!」
「……そもそも私が碧の体に触れたり、
 碧に私の体に触れさせる事自体……嫌……よね……」
表情はほとんど変わっていないはずなのに、碧には――残念そうに聞こえた。
だから碧は――意を決する。

「……いえっ!そういう訳では……!僕の事、そんな気遣わないで下さい!!
 ……すみませんっ……ではお願いします!!」
「やっぱりこういう言い方が有効なのね」
「えっ……?」
「なんでもないわ……緊急事態だから、気にしないで……しっかり掴まって」
「はいっ…」

そして碧をおぶったレイナは――空を舞う。

「わぁっ…!すごいっ……あの…でも僕、重くないですか…?」
「軽いわよ……そういえば、空飛んだ事はある?」
「あっ…はい! 竜君の絨毯に乗せて頂いた事があります」
「そう……なら珍しいものじゃないのね」
「あっでもその時はさすがにこんなに密着してませんでした……」
「……変に意識して離れたら落ちるからね」
照れる碧に――レイナは落ち着いた反応だった。

「はっ…はいっ!!気を付けます!そういえば、そのお姿は――」
天使としてのレイナの姿は――
碧にとって、今日初めて見るレイナのもう一つの姿だった。

「碧が助けてくれた時に手に入れた、2代目」
「あっ……あの時の……というか、僕の事覚えて――そういえば、名前も……」

碧はふと疑問に思う……。レイナと話す事ができたのは、
レイナを助けたあの時だけ……名乗らずに去ってしまった事を思い返す。

「あの時の事――忘れるはず、ないわ。それに貴方はプレーヤーの中でも
 有名だから。私みたいな人間にまで近付いて、助けるなんて……
 本当に変わってるわよね」
「よく言われます……」


「……ありがとう」


「……え?」
「やっと言う事ができた……貴方、神出鬼没だからいつどこで会えるか
 分からなくて、ようやく会えると思ったら、こんな事になるなんてね」
「……すみません……」
「碧のせいじゃない……それにあの子は――
 よく分からない事になったけど、
 貴方にもう一度、会えてよかった……これからお礼くらい、させて」
「ありがとうございます……僕もまたお会いできて嬉しいです……
 でもお礼とか――気にしないで下さいね!……あっ……竜君!?」
そして碧は上空から竜の姿を見付けた――

「……ギリギリ、間に合って良かったわ……」

そう言ったレイナの体は――薄れていた。
それは変身してから1時間が経過してしまった証拠。
もうすぐ魔法は解けるのだ……

「え……?もしかして、もうお時間……」
「残念ながら、碧達より早く変身してしまっていたようね」

レイナは落ち着いた口調で――碧を下ろす。

「あの……またお会いする事は――」
「……上手くいくか分からないけど――碧、携帯電話は持ってる?」
「はいっ……!ガラケーですけど……」
「そう……だったら――」
レイナは素早く――手を前に出して、手の平を上にして、六角形のプレートを出し、
集中し念じる――……。あるデータを作成し、圧縮されたデータを碧に渡す。

「このデータ、碧にあげるわ……解凍したい、って思ってみて」
「えっ……!? はいっ……ay………………jp……これってもしかして――?」
「メールアドレス。落ち着いたらメール送って。同時に変身できる時じゃないと、
 あの子は発動できないから――これで予定の調整、させてもらってもいい?」
「はいっ……かしこまりました!!」

「……じゃあね、碧」
「はいっ……!ありがとうございます、レイナさん!!」

碧は消えゆくレイナの姿を――笑顔で見送った。


…拙い物語を読んでくださり、ありがとうございました☆碧を普通におんぶ
しちゃうのがレイナです(笑)レイナは元からクールな子ですが、今はある理由も
あって、意図的に感情を抑え付けています。今回はほんの少しのデレでしたが
心を許した相手にはいつかきっと、素敵な笑顔を見せてくれるでしょうね。
碧は…むしろこの作品のヒロインかと!純粋で些細な事で照れてしまって
女キャラより女の子みたい!…だけど変身前も後もちゃんと男の子です(笑)
レイナと碧はメアド交換、という形で変身を解いた後もやり取りがあるのですが
(蓮×椿、竜×桃ではないやり取り)碧は女性相手にメールするのに慣れていない
ので、時候の挨拶とか調べてすごく時間をかけて長文メール送ってくれそうな
イメージです(笑)そしてレイナにツッコミ入れられるのでしょうね。

次の話は竜が色々爆弾発言しまくる予定なので、さすがにトップ更新はしない
だろうな…。最近竜が元カノと付き合っていた時の話とか無駄に考えたりするの
ですが、竜のあの思考やキス魔な部分は元カノが原因の部分もあったりして(苦笑)

次の更新では企画告知更新で、温存してるイラスト8枚、一気に更新に使います!
現在ブロとも様限定にしている記事を少しいじって4枚追加して…順番的に
だんだん雑になっていく仕様で紹介予定…(苦笑)今回の企画は…参加してくださる
方が1キャラにするか、間を取るか、上限の6キャラにするかでクオリティーに
差が出るのがよく分かる記事になりそうです(笑)ブロとも様や親友さんの
温かいご協力もあって告知記事の作例は1キャラ、3キャラ、6キャラのものが
できました!!全体の企画告知は土日のどちらか、参加が少なかったら寂しいので
…もし良ければ風月に描いて欲しいキャラを考えておいて頂けると嬉しいです!
では読んでくださり、ありがとうございました!!

コメント

こんばんは

イラスト見て和んで文章も読んでさらに和んでしまいましたね~♪

お姫様抱っこは確かにされてる姿を見られるのも恥ずかしいですよね
かといっておんぶも見られたら恥ずかしいし
それにどちらもレイナさんにかなり密着してしますしね~><

今はまだライクが多い感じですかね~
いつかはラブに変わるといいですね

渚ちゃんありがとうございました♪
制服姿で桜のやさしい雰囲気に包まれて微笑みを浮かべていて
支えてあげたくなるようなオーラがいっぱいでした♪

  • 2016/11/03(木) 23:53:23 |
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  • 荒ぶるプリン #-
  • [ 編集 ]

ぼけもクールな天使さま!(でもツッコミもする)

 こんにちは! バトキャラ更新がトップページで見られて嬉しい! にゃるせです。

 本編の感想に入る前に。
 しいさんがずっと、戦いながら書いてきた物語を表に出すようになれて、とても嬉しかったよ。すごい勇気出したね。ご立派!

 
 今回は久々の(?)ほのぼの回だね。以前までの乗っ取りくんたちが繰り広げていたシリアスから、一転して緩急の切り替えが上手だと思う。 
 間に入る、お姫様抱っこかおんぶかのやりとりは二人とも天然でしているためか癒し成分がすごい。
 メールアドレスの交換のあたりで時代を感じて少し楽しくなったり、また現実とのリンクが始まるのかな? とどきどきしています。
 バトキャラでのつながりが現実ではどのように作用するのか、碧君とレイナちゃんが現実ではどうなのか……これからがまた楽しみなところだね。
 そしてもう一つのポイント、この二人がライクとラブ、どちらの感情が強いかは……じれったい、いまなどがとても面白いところだと思う。
 私はどちらになってもいいな! ラブになったら、こっそり二次創作させてもらいたい今回の話だったけど(笑)。 

 そして、次回は竜君が……どうなっていくのか、次の更新を楽しみにしています!

 最後に。挿絵の碧君とレイナちゃんを見て、やっぱりしいさんは可愛い男の子とクールな女の子の絵がよく見栄えすると実感しました。

 それでは、失礼します。

  • 2016/11/04(金) 18:26:28 |
  • URL |
  • にゃるせ #-
  • [ 編集 ]

最近寒くなりました。私は今布団をかぶりながらコメントしています。急な寒さにより体調を崩さないように、お身体ご自愛ください。才条 蓮です。

小説も読ませていただきましたよ~~。
おんぶ。。。おんぶはいいですよね~~。
身体が適度に密着して、守られている感じもあっていいですよね。
その恥ずかし具合とか密着具合が伝わってきて、いつものほっこりする文章でしたよ~~。

私は物書きなので、いつでも小説掲載してくださいな~~。

  • 2016/11/05(土) 06:42:40 |
  • URL |
  • LandM #-
  • [ 編集 ]

か…かわいいッ(=・・=)❤
うしろから、ぎゅ!!!(>ω<)❤
きゃふる~~~ん❤

  • 2016/11/05(土) 16:30:50 |
  • URL |
  • Baby pink amy #-
  • [ 編集 ]

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