和田 邦坊が描いた連絡船
今日、善通寺市の某所で開催中の和田 邦坊の企画展示に伺いました。
和田氏は香川が生んだクリエイターとして、風刺漫画から絵、企業のパッケージ等を手掛けたことで知られる偉人です。
企画展は今回で第4弾。東京から帰郷後に画家として制作した作品をセレクトして秋まで前後期に分けて2日から始まりました。
さて、この和田氏は連絡船をテーマにした絵を描かれているかどうか。第1弾から観覧している私としては気になっておりましたが、連絡船を描いていることが分かりました。
瀬戸内海、高松城を背景に、和田氏らしい独特のタッチで描いたものです。気に入って描いた画題の一つで、赤と青の配色、上下にある黒い丸の飾りは作品の特徴として注目出来ます。
展示は私の方で周知しています。前期展は7月24日まで、火曜日と水曜日が休館日です。
〈私(笠井會員)のイベント周知ブログより〉
和田 邦坊コレクション vol.4|讃岐の画家、和田 邦坊
22:03 2021/05/10
和田氏は香川が生んだクリエイターとして、風刺漫画から絵、企業のパッケージ等を手掛けたことで知られる偉人です。
企画展は今回で第4弾。東京から帰郷後に画家として制作した作品をセレクトして秋まで前後期に分けて2日から始まりました。
さて、この和田氏は連絡船をテーマにした絵を描かれているかどうか。第1弾から観覧している私としては気になっておりましたが、連絡船を描いていることが分かりました。
瀬戸内海、高松城を背景に、和田氏らしい独特のタッチで描いたものです。気に入って描いた画題の一つで、赤と青の配色、上下にある黒い丸の飾りは作品の特徴として注目出来ます。
展示は私の方で周知しています。前期展は7月24日まで、火曜日と水曜日が休館日です。
〈私(笠井會員)のイベント周知ブログより〉
和田 邦坊コレクション vol.4|讃岐の画家、和田 邦坊
22:03 2021/05/10
「青少年の為の科学の祭典」ご案内
瀬戸大橋模型船大会を見学してきました。
記録部長です。10月に入り秋が深まりつつあるなか、本日7日に倉敷市児島の児島マリンプ-ルにて第10回瀬戸大橋模型船大会というラジコン模型船の走航会が実施されましたので會長と私とで見学して参りました。
この大会は10年前に倉敷市に本拠を置く倉敷模型船クラブが開催・主催し、当初は瀬戸大橋開通時にオ-プンした架橋記念館の池で実施されていましたが、一昨年に架橋記念館が閉館及び解体されてしまい、場所を児島マリンプ-ルに変更して毎年この時期に実施しております。
毎年我が會の九州支部長兼ホ-バ-継承の会会長Y氏が参加しており、これまでにも會長や一部會員が見学しておりますが、私自身見たいと思っていたイベントではあるものの、他のイベント等とがち遇うことが多く、ようやく見学となった次第です。
参加各水上艦船や潜水艦の中には一部キットを組み立てた物もありますが、陸や空のラジコンと違い、船のラジコンは船体から手作りした物が多く、参加した皆さんこだわりを持って製作しています。その為、あちこちで走航だけでなく、技術披露の場ともなっており、Y支部長の知り合いの方が持参した活魚運搬船2隻は参加者や見学者の注目の的になっていました。
今回参加船の中で鉄道連絡船関係のモノをご紹介。
まずはY支部長保有の三井造船MV-PP5型1番艇「はくちょう」。宇高航路でのホ-バ-クラフト運航テスト及び、航路選定に使用され、「かもめ」就航後は予備船として使用され、廃船後は90年代初頭まで玉野市渋川の海洋博物館に保存展示されていました。実際に水上より浮上して航行し、陸上走行も可能です。本来は「とびうお」を持ってくる予定でしたが、調子が悪かったそうで、急遽代役です。
宇高連絡船「玉藻丸」
倉敷模型船クラブ会員の所有船。動力はスチ-ムエンジン。今回は航走シ-ンを見ることが出来ませんでしたが、木製船体の仕上げが見事です。
補助汽船「第一鉄栄丸」
昭和10年に就役した国鉄のタグボ-ト。当初は下関にて関釜連絡船の出入港支援にあたっていたが、22年に助勤を経て24年に宇高航路に転属。43年まで活躍。舵を必要とせず、旋回性に優れたフォイドシュナイタ-プロペラを日本船として初めて採用した。このRC「第一鉄栄丸」も実物同様にフォイドシュナイタ-プロペラを2基装備しています。
青函連絡船「十和田丸」
津軽丸型の7番船。国鉄末期の頃をモデルアップしてます。これも残念ながら航行シ-ンは拝めませんでした。
ディスプレイモデル展示コ-ナ-にあった、宇野桟橋のジオラマ。艀による貨車航送開始直後の頃をモデルアップしてます。
また新たな「立体資料」の製作に向けて大いに参考になった今回のイベントでした。
この大会は10年前に倉敷市に本拠を置く倉敷模型船クラブが開催・主催し、当初は瀬戸大橋開通時にオ-プンした架橋記念館の池で実施されていましたが、一昨年に架橋記念館が閉館及び解体されてしまい、場所を児島マリンプ-ルに変更して毎年この時期に実施しております。
毎年我が會の九州支部長兼ホ-バ-継承の会会長Y氏が参加しており、これまでにも會長や一部會員が見学しておりますが、私自身見たいと思っていたイベントではあるものの、他のイベント等とがち遇うことが多く、ようやく見学となった次第です。
参加各水上艦船や潜水艦の中には一部キットを組み立てた物もありますが、陸や空のラジコンと違い、船のラジコンは船体から手作りした物が多く、参加した皆さんこだわりを持って製作しています。その為、あちこちで走航だけでなく、技術披露の場ともなっており、Y支部長の知り合いの方が持参した活魚運搬船2隻は参加者や見学者の注目の的になっていました。
今回参加船の中で鉄道連絡船関係のモノをご紹介。
まずはY支部長保有の三井造船MV-PP5型1番艇「はくちょう」。宇高航路でのホ-バ-クラフト運航テスト及び、航路選定に使用され、「かもめ」就航後は予備船として使用され、廃船後は90年代初頭まで玉野市渋川の海洋博物館に保存展示されていました。実際に水上より浮上して航行し、陸上走行も可能です。本来は「とびうお」を持ってくる予定でしたが、調子が悪かったそうで、急遽代役です。
宇高連絡船「玉藻丸」
倉敷模型船クラブ会員の所有船。動力はスチ-ムエンジン。今回は航走シ-ンを見ることが出来ませんでしたが、木製船体の仕上げが見事です。
補助汽船「第一鉄栄丸」
昭和10年に就役した国鉄のタグボ-ト。当初は下関にて関釜連絡船の出入港支援にあたっていたが、22年に助勤を経て24年に宇高航路に転属。43年まで活躍。舵を必要とせず、旋回性に優れたフォイドシュナイタ-プロペラを日本船として初めて採用した。このRC「第一鉄栄丸」も実物同様にフォイドシュナイタ-プロペラを2基装備しています。
青函連絡船「十和田丸」
津軽丸型の7番船。国鉄末期の頃をモデルアップしてます。これも残念ながら航行シ-ンは拝めませんでした。
ディスプレイモデル展示コ-ナ-にあった、宇野桟橋のジオラマ。艀による貨車航送開始直後の頃をモデルアップしてます。
また新たな「立体資料」の製作に向けて大いに参考になった今回のイベントでした。