石川さんは政倫審に出てもいいのではないか2010/02/10

社民党が民主党石川氏への政倫審への出席を求め、説明を尽くすよう求める方針とのことで、社民党に対する失望の声が上がっている。

社民、石川議員に政治倫理審査会での説明要求へ
http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY201002090204.html

「反戦な家づくり」ブログの方の「拝啓 社民党殿」に書かれた意見ももっともだとおもう。一部を引用させていただくと次のように書かれている

「収支報告書の合計額が違っていたということが犯罪なのかどうか、また、政治家本人の立替金が「政治資金」に該当するのかどうか、という点は、充分に議論すべき余地があるように思われます。
そうした議論を抜きにして、世論調査の結果に忠実であるのは、民意に忠実であろうとするあまりのことでしょう。」
「拝啓 社民党殿」 from 反戦な家づくり
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-825.html

ただ、「反戦な家づくり」さんの意見は意見としてはもっともだが、別の観点からすると、石川さんは政倫審に出てもいい、というより政倫審開催を要求してもいいのではないかと思う。次の2つの条件が満たされるなら。

・ 石川さんの検察側担当者を呼ぶこと。
・ 政倫審を公開すること。
(検察側担当者が呼べないとか、公開は無理とかであれば、この2つの条件を満たす他の方法を考えること。)

政倫審は、不当な疑惑を受けた議員が開催を要求することもできるようだ。そうであるなら、マスコミにリークをして、この疑惑を発生させたのは地検特捜部しか考えられないので、担当者を呼ぶのは当たり前だろう。

社民党の理屈ではなく(記事だけでは社民党は石川さんに何を説明して欲しいのか明確ではないが)、石川さんの方の理屈で政倫審の開催を要求するのだ。石川さんは明確にこれまでの報道を否定しているわけだから、恐らくは検察の都合でいつ開かれるか分からない裁判よりも、国会という公の場で検察担当者も呼んで、議論してもらった方がいいだろう。石川さんも納得できるし、国民も納得できるのではないか。検察も現在展開されている批判に公に反論できていいだろう。