Steins;Gate 第5話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Steins;Gate]
『電荷衝突のランデヴー』
≪あらすじ≫
IBN5100を入手した倫太郎は、ダルにIBN5100を使える状態にするよう指示を出す。倫太郎と一緒にIBN5100を運んだ紅莉栖は好奇心に勝てず、ラボに顔を出して事態の結末を見届ける決意をする。
ダルに頼まれてパーツ集めに奔走する倫太郎。彼の前に姿を現したのは、ラボの一階でアルバイトをしている“バイト戦士”こと鈴羽。彼女は紅莉栖を見つけるなり睨みつけ、取材用ヘリが空を横切ると身を隠すように屈むなど不自然な行動が目立つ。倫太郎は鈴羽にそのことを尋ねるが、鈴羽はそれをはぐらかす。
ダルによって使用可能になったIBN5100。ついに倫太郎、ダル、そして紅莉栖はSERNが隠蔽するゼリーマンズレポートの解読に入る。そこには倫太郎の妄想を具現化したような現実が記載されていて――
≪感想≫
◆無駄のないキャラクター配置? -主役たちに見る存在意義-
基本的にキャラクターとは無駄のない形が理想だと思う。まぁ、“遊び”としてのキャラクターがいるのは、それはそれで味がある形だとも思うが。
本作において、ひとまず主要なキャラクターたちにはまるで無駄がない。そのことを如実に示したかのような第5話ではなかっただろうか?
SERNのタイムマシン占有という陰謀が現実味を帯びて来て、本作もいよいよ岡部倫太郎の厨二病的な妄想もただの妄想では済まなくなってきた。そんな中でラボに出入りする主役四人はそれぞれに存在意義を見せつけてくれる。
・コンピュータを中心にメカに圧倒的に強い頼れる相棒であるダル
・天才的な頭脳と国際的に標準語である英語をマスターする助手の紅莉栖
・個性の強過ぎるメンツの潤滑油を務めるトゥットゥルーなまゆり
・突飛なアイディアと別の世界線の記憶を持つキーパーソンで主役の倫太郎
それぞれに特色があるキャラクター性はもちろんのこと、この誰が欠けても今の現状はない展開を見せるストーリーとの連動が非常に強い。
最近はキャラクター在り気でストーリーが構成されたと思われる作品も少なくない(それはそれでそのキャラクターの魅力を最大限に引き出せるものであるならば問題はないが)。そんな中で本作が、キャラクター在り気ではなく、ストーリー在り気で組まれた作品であることを、強く感じさせてくれると同時に、だからこそ今後の展開にとても期待出来る。
さて、魅力的で存在意義を強く持つ本作のキャラクターたち。RPGに例えれば『勇者』は倫太郎、みんなの癒しであるまゆりは『僧侶』、手先が器用で便利スキルを保有するダルは『盗賊』で、天才的な頭脳を持つパーティのブレインである紅莉栖は『魔法使い』や『賢者』と言ったところか。
そうなると、理想を言えばあとは体術や銃火器に精通した『戦士』がいれば、パーティとしては申し分ないか。『戦士』候補は倫太郎の言葉を律儀に守って妖刀(?)を振るうルカや、ありきたりだがバイト“戦士”の鈴羽が当てはまるのだろうか……。
◆序盤で敵でないことが判明した鈴羽
倫太郎を主役とした時、明らかに怪しかったキャラの一人・鈴羽。紅莉栖を非常に危険視し敵視すらする中で、それでも鈴羽がおそらく倫太郎の敵ではないだろうことはほぼ判明したと言っていいのではないだろうか。
その最大の理由は、彼女が見せたド派手なリアクションだ。もし、倫太郎に対して敵対する勢力(SERN?)の一員だとすれば、明らかに怪しまれてしまうような紅莉栖への態度や飛行するヘリへの対応は失態と言わざるを得ない。敵対する相手の目の前でわざわざ怪しまれるような行動は普通取らない。ならば、その逆だと言うことではないだろうか?
倫太郎がいて気を許していたから紅莉栖が居たことや上空をヘリが飛んでいることに気づいてその態度をあからさまにしてしまった。
そう考えれば、鈴羽にとって倫太郎は気を許して良い相手と認識していることになり、メアドを交換して気を許すようなメールまで送っているわけだから、まず倫太郎にとっても敵ではないだろう(味方でもないかもしれないが)。
そもそも鈴羽はもしかしたら未来から来たエージェントの可能性があるわけだ。ありきたりだが、花火の存在を知らなかったことは大きい。紅莉栖も花火に反応していたが、彼女は存在もどういうものなのかも知っていたわけだ。だが鈴羽は存在すら知らなかった(あるいは人伝に聞いたことがある程度)。ヘリに関しても、もし未来がタイムマシンの独占によってSERNのものになっていて、それに反抗する勢力と争いを続けているなら、上空を飛ぶヘリを危険視するのも理由がつく。
もちろん、彼女は未来ではなく単純に戦地で育った(それはそれで特殊だが)という可能性もないわけではない。だが、それならばヘリに対する反応は逆に不自然だ。現代の日本が世界的に見ればまだまだ高水準で安全な国であることは明白で、いきなり上空のヘリから爆撃されると言う発想はまず出ない。そうした反応が出てしまうということは、鈴羽の中で「安全ではない日本」の印象があるからではないだろうか。そう考えれば、鈴羽が知る日本は安全ではなく、そして鈴羽は安全ではない日本が存在する世界線や未来から来た可能性があるとも考えられる。
IBN5100に対してのみ詳しかったのも、もし彼女がその存在価値を知らしめされた未来から来たと考えれば……と可能性は確実に広がるわけである。
こうして鈴羽が敵ではなさそうだと解るなら、俄然怪しくなるのはやはりシャイニングフィンガーこと萌郁になるのか。登場回数が確実に減ってきているが、だからこそ嵐の前に静けさっぽくて怖い。
まぁ、もしこれで敵だったらちょっとショックだね(苦笑 いや、最大のショックはこれで紅莉栖がラスボスだったら本気で騙されたと思うw まぁ、現状を考えればたぶん紅莉栖のラスボスはないとは思うけれど。
紅莉栖と言えば、@ちゃんねる用語(現代の2ch用語)を平然と日常会話で使える辺りがいろいろと新しいタイプのヒロインかもしれないと思う。新しいタイプっていうか、この手のタイプは前から居そうだから珍しいタイプ、か。
普通なら「そこに痺れる、憧れる」というフレーズはなかなか使わないしね。
いや、それよりも泣きそうになってる理由を自分から口にしてしまう辺りは、かなり毒されてるよね、紅莉栖www
紅莉栖への萌えって、行動じゃなくて言葉なんだよね。行動はクールで知的な天才少女なのだけど、その口から出る言葉は少女のものだったり、@ちゃんねらー的なものだったりして、それに対して彼女が隠そうと恥ずかしがるから可愛く見える。
うん、紅莉栖の愛で方を少しずつ理解してきた(マテコラ
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- [アニメ(放送終了):Steins;Gate]
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