Twitter:ecoったーとかtwittervisionとかTwitter最適化とか
先週末、アークウェブでは「ecoったー」というミニマッシュアップサービスをリリースしました。
ecoったー(eco.tter):Twitter×プチeco行動のマッシュアップサービス
http://www.ark-web.jp/blog/archives/2007/04/ecoecottertwitt.html
ecoったー:ストップ温暖化!プチeco行動×Twitter
http://eco.tter.jp/
日本でも3月下旬あたりから、おそらくギーク・Web屋・IT屋界隈で大きなBuzzになっている( テクノラティ: “twitter”のブログ検索結果 )ソーシャルチャット”Twitter“のAPIを使ったサービスで、「My箸を使う」「車の代わりに電車」といった“プチeco行動”をTwitterにポストできるというものです。
社内のMLでちょっとブレストして1日ぐらいで作りました。GJ! >関わったスタッフ
ぼく自身Twitterにハマっているからこそecoったーをリリースしてみたわけで、Twitter的なものはWebの分水嶺になるのではとも感じてもいます。が、そのハマリどころを十分に捉えきれているとはいえません。Blogosphereではいろんな人がTwitterについてアレコレしているので、クリップしながらTwitterの魅力や可能性をちょっと考えてみます。
まずは(Twitterにハマっている人なら既知だと思いますが)TwitterとGoogle Mapsとのマッシュアップであるtwittervisionを見てください。
twittervision
http://twittervision.com/
世界がつながっている! しかもほぼリアルタイムに! という感覚についてこれほどわかりやすいビジュアライゼーションもあまりないはずです。日本では「おはよう」と言っているときにある国では”Go to Bed”と言っているとか。
ぽんぽんと立ち上がる吹き出しを眺めることで伝わってくるつながり感を味わっていると、今盛んなBlogはやがて高速なチャットに置き換えられてしまうのでは? という気さえします。
そして当たり前のことながら、Twitterができるような環境は先進国だけということもわかってしまいます。
Twitterにはすでに人だけでなくボット(Bot)やエージェント系、つまりプログラムが自動的にログを吐き出す存在も加わり、徐々に増えてきています。
Twitter / digg_all
http://twitter.com/digg_all
Twitter / tokyoforecast
http://twitter.com/tokyoforecast
これらをFriendとしてAddしておくと、人間のご近所さんに混じって「情報」も同じタイムラインに乗ってくる。この感覚は新鮮です。
ソーシャルチャット上でQ&Aサービスを展開するとすれば勝つのは人かエージェントか、なんて可能性を考えると面白い。こんなこと( ネットランダム – Twitterがやけに儲かるようになる気がする )を言っている人もいますね。B^)
Twitterで共有できる情報は「今何してる?」ですが、人のアクティビティを表わすのは何も手打ちの「今ランチ中」といったものだけではないはずです。
真性引き篭もり アクティブアプリケーションのデータを取って30分/60分毎にTwitterへポスト。
http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/367746/
アクティブアプリケーションのデータを取って30分/60分毎にTwitterへポスト。
What are you doing?に自動で答え、行動を明快に可視化します。
これは荒削りだけど冴えたやり方だと思います。ポットで存在感を伝え合う「みまもりホットライン」のWeb化・ソーシャル化といえるかも。
Twitterの発言はパーマリンクを持っているので、すでにソーシャルブックマークでクリップされる発言もあります。
はてなブックマーク – Twitter / koji: そのうちtwitter発言がホッテントリになる日が来るかも
http://b.hatena.ne.jp/entry/4492637
その発言のひとつがこの「そのうちtwitter発言がホッテントリになる日が来るかも」だというのは示唆的。
そのうちSCO(Social Chat Optimisation:ソーシャルチャット最適化)とかTWO(Twitter Optomisation:Twitter最適化)なんてマーケティング用語も生まれるかもですね。
弊社のブログでは各記事のフッタ部分に”Twit This”ボタンを付けてみています。
これ面白いので、もっと沢山のサイトがやればいいのになぁと思います。新しいことに飛び乗ってみると、そこから新しい可能性が見えてくるので。