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2012年6月14日 (木)

さよならモノカラーテレビ 何が省エネか?

地上波デジタル対応テレビをようやく買った。

アナログテレビに対する視聴妨害にも耐えて、ケーブルテレビが提供するデジアナサービスで、アナログテレビを使い続けてきたが、ついにこのテレビにも寿命が来た。

数年前から僕のテレビは、赤の光が発光しなくなり、緑っぽい奇妙な色でしか映らなくなった。

こんな感じになる。

Monokara1

NHKだけでなく、民放もむろん、赤が出ないと変である。

いっそのこと白黒の方がましかも知れない奇妙な色合いである。

Monokara2

こうした症状は、何度か、スイッチをオンオフしていれば、そのうちに赤が発光するようになるので、数年前から騙し騙し、このテレビを使ってきた。

ところが、この1ヶ月ほど、赤が出るのは、週末のわずかな時間だけになった。

なんだかよくわからないが、やはり寿命と見るべきだと考え、ようやく今回、デジタルテレビを購入することになったのである。

Monokara3

94年上半期のサンヨー製品である。

離婚後最初に転がり込んだワンルームマンションの前住民が置いて行ったのをそのまま使ってきた。

地上波のデジタル化は、テレビの売り上げを伸ばすための公共事業だったと思っている。公共事業だけならまだしも、むりやり買換を迫る手口は、脅迫的である。

もったいないから、モノは長く使うべきだと僕は思っている。

使える限り使うのが、結局、今流行りのことでいえば、エコなのだと思う。それは許さない、他方で、省エネとかいいながら、高出力の製品に買換を迫られている。

今は、電力不足を補うために、白熱灯をLEDにだそうだ。

40年も持つような電灯がどうして必要なのか、家庭で白熱灯を使うのは、トイレとか、物置とか限られていて、そんな耐久性の高い電灯は無用だ。

これも結局、高いLED電灯を買わせるための公共事業(但し、今回は白熱灯を出荷自粛するきっかけを与えれば、よいので、元では要らないようである)なのだろう。

Monokara4

6月12日(火)に、デジタルテレビが搬入された。

その日だけ、僕のテレビは、久しぶりにカラーになった。

まことに健気で、捨てるには忍びないが、もう十分に使ったと思う。

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